プルシアンブルーとは?化学式Fe₄[Fe(CN)₆]₃・構造・歴史・現代の用途まで徹底解説

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🧭 第0章|導入──偶然から生まれた“革命の青”

絵画が“写真”だった時代

18世紀初頭のヨーロッパでは、絵画は単なる芸術ではなく、
「写真・広告・宗教メディア」を兼ねた情報ツールでした。
王侯貴族の肖像画は公式ポートレート、宗教画は信仰教育、歴史画は報道──。
つまり、絵画は社会の記録と価値観を伝える最先端メディアだったのです。


青は“金より高価”なステータスカラー

当時、最も特別視された色のひとつが青(ブルー)
天然のラピスラズリを砕いて作る青色顔料は金より高価で、
王族や聖母マリアの衣装、宮殿の装飾など“神聖と権威の色”として扱われていました。
「青をまとう=権力を示す」──それが当時の常識でした。


ベルリンの小さな工房で起きた化学の奇跡

そんな中、18世紀初頭のベルリンで活動していた
画材職人ヨハン・ヤコブ・ディースバッハ(Johann Jacob Diesbach)が、
赤い絵具を調合中に偶然深く鮮やかな青の沈殿を発見します。
それが後に「プルシアンブルー(プロイセンの青)」と呼ばれる人工顔料でした。


芸術を変えた“人工の青”

この発見は絵画界に革命をもたらします。

  • 安価で鮮やか

  • 大量生産が可能

  • 退色しにくく安定

  • 天然ラピスの代替になる

これまで王侯貴族だけのものであった青が、
誰でも使える色=普遍の青となったのです。


世界をつなげた“青の革新”

18世紀半ばには日本にも伝わり、「ベロ藍(ベルリン藍)」として広まりました。
普及は19世紀初頭に本格化し、葛飾北斎『神奈川沖浪裏』の海や空をも彩ります。
ヨーロッパの化学が江戸の美術と出会い、青は世界を結ぶ色となりました。

プルシアンブルーは、芸術の表現を解放し、青を特権色から普遍色へ変えた。
それは人類史における“色の民主化”だったのです。

※発見の経緯には諸説ありますが、本記事では「ディースバッハによる偶然の発見」という最も広く知られる説を採用しています。


🧪 第0.5章|プルシアンブルーの化学式と構造のしくみ

プルシアンブルーは、鉄とシアン化物の化合物からなる人工の青色顔料です。
化学式は Fe₄[Fe(CN)₆]₃・xH₂O
2種類の鉄イオン(Fe³⁺とFe²⁺)がシアン基(CN⁻)で結合し、
立体的な立方晶の網目構造を作ります。

この結晶の内部で電子が鉄イオン間を移動することで赤い光を吸収し、
残った波長が深い青として目に届きます。
つまり──

青の正体は、電子の動きによる光の選別 なのです。


🔬 プルシアンブルーの科学的特徴

特徴 内容
化学構造 鉄イオンとシアン基が三次元格子を形成
発色原理 鉄イオン間の電子移動(チャージトランスファー)
耐久性 光・酸化に比較的強く退色しにくい
分類 錯体化合物の先駆け(後の近代化学に発展)

この安定構造によって、プルシアンブルーは絵画だけでなく印刷や工業利用にも適した顔料となりました。
量産可能・低コスト・安定発色──まさに「青の近代化」を象徴する化合物です。


📘 まとめ

Fe₄[Fe(CN)₆]₃・xH₂O──
この一行の化学式が、18世紀から21世紀まで続く“青の革命”の原点となった。


💬 よくある質問(FAQ)


Q1|プルシアンブルーってどんな色?
A|1704年ごろベルリンで偶然発見された、世界初の人工青色顔料です。
化学式は Fe₄[Fe(CN)₆]₃・xH₂O。鉄イオンの電子移動によって、深く鮮やかな青を生み出します。


Q2|なぜ青く見えるの?
A|鉄イオン(Fe²⁺とFe³⁺)のあいだで電子が移動し、赤い光を吸収して青い光を反射するためです。
つまり、**青の正体は“電子の動き”**なんです。


Q3|誰が発見したの?
A|ドイツの画材職人 ヨハン・ヤコブ・ディースバッハ
赤い顔料を作ろうとしたときに偶然できたのが、この“革命の青”でした。


Q4|どこで使われているの?
A|絵画、版画、印刷インキ、設計図(ブループリント)など。
今では放射性物質の吸着剤やナノテク材料としても使われています。


Q5|浮世絵の“青”もプルシアンブルー?
A|はい。日本では「ベロ藍(ベルリン藍)」として伝わり、
葛飾北斎『神奈川沖浪裏』(1831頃)の波の青も、この顔料です。


第1章|プルシアン=プロイセンの青──ベルリンの小さな工房から世界へ


「プルシアン」の意味はプロイセンの青

プルシアンブルー(Prussian Blue)の「プルシアン」は、**プロイセン王国(Prussia)のことを指します。
この国は、18世紀のヨーロッパで急速に力をつけ、科学・軍事・芸術の中心地となった国のひとつ。
その首都ベルリンで、この革命的な人工顔料が誕生しました。
つまりプルシアンブルーの名前は、「プロイセンで生まれた青」**という意味なんです。


ベルリンは当時の科学・芸術の拠点

18世紀初頭のベルリンは、まだ大都市とは言えないながらも、
化学・薬品・印刷・画材産業の発展が始まっていたヨーロッパの科学拠点のひとつでした。
画家や工芸職人たちは、科学者や薬剤師と近い距離で仕事をし、
芸術と科学が交わる**“ものづくり都市”**としての文化が育っていたのです。


小さな工房で起きた化学の奇跡

プルシアンブルーは、そんなベルリンの小さな絵具工房で生まれました。
ヨハン・ヤコブ・ディースバッハは、赤い絵具を作るための材料を調合している最中に、
取引先の薬剤商から入手した試薬が偶然化学反応を起こし、深い青の沈殿が生成されました。
この青は耐久性・彩度・量産性すべてに優れ、すぐに評判となりヨーロッパ中に広まります。


工房から世界へ

驚くべきは、この世界を変えた色が、
宮殿や大企業ではなく、一職人の工房から生まれたことです。
この発見がきっかけで、画家たちはこれまでの天然ラピス頼りの時代から解放され、
芸術も科学も一歩進化したのです。


第2章|ヨハン・ヤコブ・ディースバッハ──“科学者でも画家でもない発明者”


謎多き「絵具職人ディースバッハ」

ヨハン・ヤコブ・ディースバッハ(Johann Jacob Diesbach)は、18世紀初頭のベルリンで活動していた**画材職人(colormaker)**です。
当時の絵具職人は、単なる販売人ではなく、化学薬品を扱い、自分で絵具を作る技術者でした。
彼の詳しい経歴や生没年はほとんど記録に残っていませんが、プルシアンブルーの発見で美術・化学史に名を残すことになります。


赤い絵具の実験から生まれた“偶然の青”

1704年頃、ディースバッハはカーマインレイク(赤い顔料)を作る実験を行っていました。
その際、知人の薬剤師ヨハン・コンラート・ディッペル(Johann Conrad Dippel)から入手したカリ(potash)を使用しましたが、そこにはディッペル油(骨油)由来の成分が混ざっていたといわれています。
この思いがけない成分が化学反応を引き起こし、深く鮮やかな青い沈殿が生まれました。これが、世界初の人工顔料「プルシアンブルー」の誕生とされています。


科学者でも画家でもない「橋渡しの人」

ディースバッハは科学者ではなく、宮廷画家のような芸術家でもありません。
彼は**「科学と芸術を繋ぐ職人」という、当時特有の立ち位置にいました。
そのため彼の名前は有名画家ほど広まらなかったものの、
発明したプルシアンブルーは18世紀以降の絵画・印刷・科学の世界を変える色**となります。


世界を変えた“影の発明家”

ディースバッハ本人についてわかる情報は限られていますが、
ベルリンでのこの発見がなければ、

  • ヨーロッパ絵画の青の表現は大きく制約されていた

  • 浮世絵や北斎の『神奈川沖浪裏』の青も存在しなかった

  • シアン化合物の化学研究はもっと遅れていた
    とまで言われています。
    名もなき職人のひとりの偶然が、世界を塗り替えたのです。


第3章|当時の絵具づくり──職人の手仕事と化学の最前線


鉱石を粉にするところから始まった

18世紀のヨーロッパで使われる絵具は、今のようにチューブに入った既製品ではなく、すべて職人の手作りでした。
青ならラピスラズリ、赤なら辰砂(しんしゃ)やコチニールなど、鉱物や動植物由来の素材をそのまま砕いて粉にします。
職人は乳鉢とすりこぎで何時間も何日もかけて顔料をすりつぶし、粒子を均一に整えるところから仕事が始まったのです。


卵・油・膠で練り上げる

粉末状の顔料は、そのままでは絵具になりません。

  • 油絵具:亜麻仁油(フラックスシードオイル)を混ぜてペースト状に

  • テンペラ絵具:卵黄と混ぜることで乾燥の早い絵具に

  • 水彩・ガッシュ:動物の皮や骨から作った膠(にかわ)などを使用
    こうした調合で、職人や画家は用途に合わせた絵具をその場で作っていました。


化学知識を持つ“画材職人”

当時の画材職人は、今でいう化学者・薬剤師・アーティストのハイブリッドのような存在。
鉱物や薬品の特性を理解し、危険な材料も扱いこなす知識が必要でした。
実際、鉛白(ホワイトリード)や水銀を含む辰砂、砒素を含むオーピメントなど、
有毒な顔料が普通に使われており、健康被害のリスクも高かったといわれています。


職人の知恵と経験が芸術を支えた

色彩の鮮やかさや耐久性は、職人の腕次第。
つまり絵画の表現力は、画家だけでなく画材を生み出す職人の知識と経験に支えられていたのです。
そんな環境でディースバッハは日々試行錯誤を重ね、世界初の「プルシアンブルー」を誕生させました。
絵具作りの現場はまさに化学の最前線のラボでもあったのです。


🧪 第4章|プルシアンブルーの化学構造──“電子がつくる青”


🔬 化学式と構造の特徴

第0.5章でも触れたように、プルシアンブルーは Fe₄[Fe(CN)₆]₃・xH₂O という化学式で表されます。
ここでは、その構造の仕組みと化学的意義をもう少し詳しく見ていきましょう。

鉄イオン(Fe³⁺/Fe²⁺)とシアン化物イオン(CN⁻)が、立体的に組み合わさって**三次元の格子状構造(立方晶)**を形成します。
格子のすき間に水分子が入り込み、構造を安定化。粒子が均一になり、長期にわたって鮮やかな青を保ちます。

この結晶内部では、**鉄イオン間で電子がわずかに移動(チャージトランスファー)**し、
赤い光を吸収、青い光を反射。
私たちが目にする“青”は、電子の動きそのものが選び取った光なのです。


🧠 ここがポイント

要素 内容
構造 Fe³⁺とFe²⁺をCN⁻で結んだ立方晶の三次元格子
発色原理 鉄イオン間の電子移動(チャージトランスファー)
安定性 水分子が構造を支え、退色や劣化を防ぐ
意義 錯体化合物の先駆けとして、後の化学・顔料研究の礎に

天然顔料との違い

プルシアンブルーの登場以前、鮮やかな青は主に

  • ラピスラズリ(天然石)

  • ウルトラマリン(ラピスから精製)
    などの高価な天然顔料に頼っていました。
    これらは粒のサイズや発色の均一性が職人の腕に依存し、品質が安定しないという課題がありました。
    一方、プルシアンブルーは化学的に同じ結晶構造を量産できるため、
    安定した発色・退色しにくい耐久性を実現したのです。


耐久性・量産性・コストの革命

  • 退色しにくい:結晶構造が光や酸素に比較的強く、当時の他の青顔料に比べて安定していた。ただし強い光やアルカリ条件では変色する場合もある。

  • 量産可能:原料が入手しやすく、精製が比較的容易

  • 安価:ラピスラズリやウルトラマリンの価格を大きく下げる
    これらの特性により、18世紀の絵画界における“青の特権”は終わりを告げ、
    誰でも鮮やかな青を使える時代が訪れました。


化学史にも影響

プルシアンブルーは、顔料としてだけでなく化学研究の出発点としても重要です。
この顔料の研究を通じて、シアン化合物や錯体化学の分野が発展し、
近代化学の基礎となる研究テーマのひとつになったのです。


第5章|芸術を変えた青──貴族の肖像画から北斎まで


王侯貴族のための“高級ブルー”から人工色へ

プルシアンブルーの誕生は、青=権力と富の象徴という時代の価値観を変えました。
天然ラピスラズリは金よりも高価とされ、聖母マリアの衣や宮殿の壁を彩る“特権の色”でした。
しかしプルシアンブルーは安価で安定した発色を持ち、
ヨーロッパの宮廷画家や貴族肖像画に瞬く間に採用されます。
**「人工でも美しい色は価値がある」**という新しい時代の幕開けでした。


ヨーロッパの名画に広がった青

  • カナレット(Canaletto):ヴェネツィアやロンドンの風景画で、空や水面の青にプルシアンブルーを活用。

  • ウィリアム・ホガース(William Hogarth):イギリスの風刺画や版画でも採用され、印刷物にまで青が普及。


江戸に渡った“ベロ藍”と北斎の波

18世紀後半、プルシアンブルーは日本に輸入され、**「ベロ藍(ベルリン藍)」**として大流行します。
この鮮やかな青は浮世絵師たちの心を掴み、
葛飾北斎の代表作『神奈川沖浪裏』の荒波や空にもこの顔料が使われました。
江戸の町人文化の中で、世界最新のヨーロッパ顔料が作品を彩ったのです。


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芸術をグローバルにつなげた色

プルシアンブルーは国境を超えた初の顔料ともいえます。
ヨーロッパで生まれた青がアジアに渡り、
北斎の浮世絵は逆にヨーロッパの印象派に影響を与えました。
一粒の顔料が、世界中の芸術の歴史をつなぎ、刺激し合う流れを作ったのです。


第6章|社会と科学に与えた衝撃


芸術の価値観を変えた「青の民主化」

プルシアンブルーは、芸術における青の価値を根本から変えました。
それまで「青=王侯貴族の象徴色」「天然ラピスは金より高価」という価値観が支配していましたが、
人工で安価、かつ耐久性抜群のプルシアンブルーの登場により、
**青は誰でも使える色へと“民主化”**されたのです。
これにより、ヨーロッパ絵画だけでなく工芸・印刷・テキスタイルの世界でも青が一般化しました。


印刷・産業・建築の発展を加速

プルシアンブルーは量産できるため、芸術以外にも幅広く応用されました。

  • 版画や挿絵:本や新聞の挿絵に鮮やかな青を使えるように

  • 建築設計図(ブループリント):19世紀に設計図面の青写真の基本色として採用

  • 染色や織物:ヨーロッパのファッションや工芸品にも浸透
    こうして、青は産業革命期の工業製品やメディアの表現を支える色になりました。


化学研究を進化させた顔料

プルシアンブルーは、当時まだ未知の分野だったシアン化物化学や錯体化学の発展を促しました。
顔料の構造解析をきっかけに、近代化学における配位化合物研究の礎が築かれ、
工業化学や薬品開発の分野にも大きな影響を与えたのです。


一粒の青がもたらした世界のつながり

プルシアンブルーは、ヨーロッパからアジアへ、そして再び西洋美術に影響を与えた浮世絵を通して、
世界の芸術・科学・産業をつなげる役割を果たしました。
この人工色は、単なる画材を超えて、文化や科学をグローバルに加速させた触媒だったのです。


第7章|現代応用──美術分析から医療・ナノ材料まで


美術品保存の鍵となる顔料

プルシアンブルーは誕生から300年以上経った現在でも、美術の分野で重要な役割を果たしています。
歴史的な絵画や浮世絵に使われた青を特定する際、この顔料特有の化学的性質が手がかりになります。
X線蛍光分析(XRF)や分光法などの非破壊的な科学手法で検出され、美術館や博物館における修復・保存の精度向上に活用されています。
つまりプルシアンブルーは、過去の作品を理解し未来に伝えるための「保存のカギ」となっているのです。


医療や環境への応用

芸術の枠を超え、この顔料は医療や環境の分野でも研究されています。
特にプルシアンブルーは、放射性セシウムやタリウムなど特定の金属イオンを結合し、体外への排出を助ける性質があることが確認されています。
米国食品医薬品局(FDA)は2003年、この性質を利用した医薬品「Radiogardase®」を放射性セシウムやタリウム汚染の治療薬として承認しました。
さらに環境科学の分野でも、同じ吸着性を応用した放射性物質や重金属の除去方法に関する研究が行われています。


ナノテクノロジー研究にも

さらに近年は、プルシアンブルーの結晶構造がナノテクノロジー研究の対象として注目されています。
電子やイオンをやり取りする優れた特性を活かし、電池材料、化学センサー、バイオセンシング、環境浄化技術など多岐にわたる応用が検討されています。
ナノスケールに展開されたこの「青の結晶」は、最先端科学の領域で新たな可能性を切り拓いているのです。


歴史を超えた顔料

もはやプルシアンブルーは単なる美術用の顔料ではありません。

  • 美術史研究や保存の手がかり

  • 医療や環境分野での実用的研究

  • 材料科学・ナノテクノロジーでの応用

といった幅広い領域で注目され続けています。
18世紀ベルリンの小さな工房から始まった偶然の産物が、21世紀の科学と社会にまで価値をもたらしている――プルシアンブルーはまさに、歴史と科学を結ぶ“橋渡しの素材”なのです。


第8章|まとめ──偶然の化学反応がもたらした“万能の青”


プルシアンブルーは、18世紀ベルリンの小さな絵具工房で生まれた偶然の産物でした。
画材職人ヨハン・ヤコブ・ディースバッハが赤い顔料を作ろうとして見つけたこの青は、
やがて世界中に広がり、絵画・印刷・科学・産業の歴史を塗り替えることになります。

当時「青」は金と同じくらい貴重な色であり、権力や信仰の象徴でした。
しかしプルシアンブルーの誕生は、

  • 安価で大量生産できる

  • 色あせにくい

  • 化学的に均質な発色
    という特徴で**「色の民主化」**を実現し、
    ゴヤやカナレット、葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』まで、多くの芸術作品を支えました。

さらにこの顔料は、

  • 美術品保存・科学研究の手がかり

  • 放射性物質の解毒剤

  • ナノ材料やセンサー開発
    といった現代の分野でも活躍しています。

300年以上前の偶然の化学反応が、今も科学・芸術・社会をつなぎ続けている。
プルシアンブルーはその事実を物語る“万能の青”なのです。


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