のぼり旗とは?サイズ・ポール・土台・設置方法まで1枚からわかる完全ガイド【初心者必見】

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📘 このページでわかること


  1. のぼり旗の基本と種類
     のぼり旗の意味・由来から、素材やサイズの違いまでをわかりやすく解説します。

  2. 設置に必要な道具と安定させるコツ
     ポール・注水台の選び方や、風対策・設置場所の注意点を紹介します。

  3. オリジナルのぼり旗を作る方法
     デザインのコツや、1枚から注文できる制作の流れを解説します。


🟦 のぼり旗とは?意味・由来・用途をやさしく解説


のぼり旗の歴史と由来|戦国時代の“目印”がルーツ

「のぼり旗(幟)」とは、細長い布に文字や図柄を印刷し、縦に立てて風にたなびかせる販促ツールです。日本では戦国時代、武将が自軍を識別するための「家紋入りのぼり」を掲げたのが起源ともいわれています。現代では商店街やイベント会場、飲食店の前など、日常のあちこちで見かけるようになりました。

のぼり旗の最大の特徴は「遠くからでも視認性が高いこと」。歩行者やドライバーに強くアピールできるため、地域密着型の広告として非常に優れた存在です。また、設置・撤去が簡単で、保管もコンパクトにできるため、コストパフォーマンスの高い屋外広告ツールとして多くの現場で活躍しています。

▶併せて読みたい記事 のぼり旗の歴史|戦国時代の合戦旗から“今”の販促ツールへ進化した日本独自の文化


のぼり旗とは?「のぼり」と「旗」の違いを整理

「のぼり旗」という言葉にはやや重複がありますが、日常的には「のぼり」=縦長で風にはためく布看板を指し、「旗」はもう少し広義に使われます。たとえば横断幕や社旗、国旗なども「旗」の一種ですが、「のぼり」は主に広告目的で使われることが多い点が特徴です。


のぼり旗がよく使われるシーン(店舗・イベント・不動産・観光)

のぼり旗は、とにかく目立たせたいときの定番アイテムです。たとえば以下のような場面で使われています:

  • 飲食店(ラーメン、カフェ、定食屋など)の前に「営業中」や「ランチやってます」

  • 不動産会社の物件現地で「オープンハウス開催中」

  • 地域イベント・マルシェで「入場無料」「出店者募集」

  • 道の駅や観光施設で「名物●●あります!」

  • カーディーラーで「新車フェア」「決算セール中」

設置するだけで**“通行人に語りかけるような広告”**になるのが、のぼり旗の強み。中小店舗や個人事業主でも気軽に取り入れられる点が、多くの人に支持される理由です。


🟦 のぼり旗の素材一覧|ポンジとテトロンツイルの違いと選び方


定番素材「ポンジ」とは?──薄手で発色がよく両面から見える

のぼり旗の素材として最もポピュラーなのが「ポンジ」。ポリエステル製の薄手生地で、軽くて風になびきやすく、発色も良好。価格を抑えながら、広告効果をしっかり出したい人におすすめです。

ポンジは薄い分、裏側にも色がよく透けるため、片面印刷でも両面から視認性があるのが魅力。ただし裏面は文字が反転する「鏡像」になります。

初めての方や短期イベント、キャンペーン用途など、低コストで目立たせたいシーンに最適です。


テトロンツイルを選ぶときの目安──長期設置・風が強い場所向け

屋外に長期間設置したい場合や、風が強い場所で使う場合は、「テトロンツイル(ツイル生地)」がおすすめ。ポンジよりも厚みがあり、しっかりとした質感があるため、耐久性が高く、見た目にも安心感があります。

主な特徴は以下の通り:

  • ポンジより厚手でしっかりしている

  • 強風や長期間の使用に耐えやすい

  • 発色も安定していて、高級感もある

とくに屋外常設ののぼり旗や、頻繁に使い回したいイベント用のぼりには向いている素材です。


発色性と耐久性のどちらを優先するかの選び方

のぼり旗を選ぶときには、「長く使いたいか」「キレイに目立たせたいか」で素材を決めましょう。

素材 発色性 耐久性 値段感 適したシーン
ポンジ 安い 短期イベント、初めての方
テトロンツイル 中〜高 屋外常設、長期設置

コストと見た目のバランスを考えながら、使用期間・設置場所に合わせて選ぶのが失敗しないコツです。


🟦 のぼり旗のサイズ一覧|定番600×1800とジャンボ・ミニサイズ比較


のぼり旗の定番サイズ600×1800mmが一番使われる理由

のぼり旗といえば、**幅600mm × 高さ1800mm(60cm×180cm)**が圧倒的なスタンダード。街角の飲食店やスーパー、イベント会場などで最も多く見かけるサイズです。

このサイズは、視認性・コスト・設置しやすさのバランスが絶妙で、初めてのぼりを作る人にはまずおすすめしたい定番。印刷面積も広く、文字情報や写真をしっかり入れられるため、販促効果も十分に期待できます。


ミニ・ジャンボ・横幕タイプなどサイズバリエーション

実は、のぼり旗には「定番」だけでなく、さまざまなバリエーションがあります。目的や場所に応じて、使い分けるのがプロのやり方です。

🔹ミニのぼり(100×300mmなど)

卓上やカウンターに設置できる小さなのぼり。飲食店のメニュー紹介や、イベントの机上ディスプレイにぴったり。ポールも卓上用のコンパクトなものを使います。

🔹ジャンボのぼり(900×2700mmなど)

道路沿いなど、遠くからでも圧倒的に目立つ特大サイズ。大型注水台と強力なポールが必要になりますが、ドライバーへの訴求力は抜群。中古車販売店や大型施設などでよく使われます。

🔹横幕タイプ(1800×600mmなど)

のぼりというより「横長の布看板」。入り口の上部やフェンスなどに設置することで、遠くからの横方向へのアピールに適しています


設置場所・ターゲット別のおすすめサイズ早見

のぼり旗のサイズを決める際は、**「どこに・誰に・何を伝えたいか」**を明確にするのがポイント。

使用シーン おすすめサイズ 理由
店舗前の歩道 600×1800mm(定番) 通行人の目線に入りやすい
道路沿い・車道沿い 900×2700mm(ジャンボ) ドライバーの目線に合わせられる
カウンター設置 150×450mm(ミニ) 小スペースに収まり、可愛く目立つ
フェンスや壁面 横幕タイプ 横方向に目立つ。壁面設置に最適

高さ制限や設置スペース、周囲の風通しも考慮して、最適なサイズを選びましょう。


🟦 のぼり旗ポールと注水台の選び方|屋外で倒れない設置のコツ


のぼり旗ポールの種類と特徴(伸縮式・素材・横棒の形)

のぼり旗は、ただ布だけを用意しても立ちません。**ポール(支柱)と横棒(チチ受け)**が必要です。
定番ポールは2〜3段階の伸縮式で、180cm~3mまで調整可能なタイプが主流。アルミやグラスファイバー製が多く、軽量で持ち運びにも便利です。

ポールの上部には「横棒(バー)」を通し、のぼり旗の“チチ(輪っか状の縫い部分)”に差し込んで固定する仕組みです。ポールがあるからこそ、のぼり旗は正しく美しく見えるのです。


注水台(ウェイト)の重さと安定させるコツ

屋外でのぼり旗を設置する場合は、ポールを支える**「注水台(ウェイト台)」**が不可欠です。
これはポールの根元を差し込む土台で、水や砂を入れることで重量を確保し、風による転倒を防ぐための必須アイテムです。

一般的な注水台は10〜15リットル前後の容量があり、水を満たすと10kg以上になります。
風の強い場所や、ジャンボのぼりを立てる場合には、二重のウェイトやブロック固定など、追加対策が必要になることもあります。


初めてなら「旗+ポール+注水台」のセット購入が安心

のぼり旗を初めて導入する場合、よく迷うのが「旗だけ買えばいいの?」「ポールは別?」という点。

基本的に、のぼり旗(布部分)・ポール・注水台はすべて別売りのケースが多く、初めての人は「3点セット」や「のぼり+ポールのセット商品」を選ぶのが安心です。

買い方 メリット 向いている人
3点セット 届いたらすぐ使える はじめて導入する人
単品購入 必要な分だけ買い足せる 既にポール・台を持っている人
大量まとめ買い 価格が割安になることが多い 店舗やイベントで多数使う人

屋外設置での安定性は「注水台の重さ」が命。
安定性を確保しつつ、使い勝手に応じて最適な組み合わせを選びましょう。


🟦 オリジナルのぼり旗の作り方とデザインのコツ|1枚から注文OK


文字・色・写真を自由に入れられるオリジナルデザインの強み

市販の既製のぼり旗には「セール中」「営業中」「ラーメン」など定番文言が印刷されていますが、本当に伝えたいこと・表現したいことがあるならオリジナル一択です。

オリジナルのぼり旗なら、

  • 店名やロゴを入れられる

  • 商品写真やイラストも印刷可能

  • フォントや配色、レイアウトも自由自在

つまり、「自分のお店の声」をそのまま視覚化できるんです。既製品では伝わらないオリジナリティが、のぼり旗に魂を吹き込みます。


店名・ロゴ入りのぼり旗で認知とブランディングを高める

例えば同じ「うどん」の文字でも、自店舗のロゴや看板カラーと連動させたのぼり旗であれば、通行人に「ここの店だ!」と一目で印象付けることができます。

飲食店・サロン・学習塾など、地元に根付く業種ほど、「目立つこと」よりも「覚えてもらうこと」が大事。オリジナルのぼり旗は、ブランディングの第一歩にもなるのです。

また、SNS時代には“映えるのぼり”も強力な販促ツール。思わず写真を撮りたくなるデザインで、シェアされる仕掛けにもなります。


1枚から作れる?小ロット対応の相談ポイント

「オリジナルって高そう」「たくさん作らなきゃダメ?」と心配する方も多いですが、近年はオンデマンド印刷の進化で、小ロット・1枚からのオーダーも可能になっています。

特に地域密着の印刷会社では、

  • 1〜10枚程度の小ロット製作対応

  • データ入稿がなくても相談OK(デザインサポートあり)

  • 短納期にも対応可能

など、柔軟なサービスが整っています。
「のぼり旗は大量生産品」だったのは昔の話。
今は、必要なときに、必要なデザインで、必要なだけ作れる時代です。


🟦 のぼり旗の注意点と長持ちのコツ|風・日差し・条例への対策


屋外でのぼり旗が傷みやすい理由と交換の目安

のぼり旗は屋外で風や紫外線にさらされるため、消耗品であることを理解しておくことが大切です。

素材や設置環境にもよりますが、ポンジ製ならおおよそ1〜3ヶ月で色あせや破れが見られることもあります。特に風の強い場所では、端のほつれや「チチ」の破損が早く起こりがち。

長期間常設する場合は、テトロンツイルなど耐久性の高い素材を選ぶか、定期的な交換を前提に運用することが賢明です。


色落ちを防ぐための回収・洗い方・収納のコツ

のぼり旗の印刷は基本的に「昇華転写」や「インクジェット」で行われており、強い日差しや雨風に長期間当たると色落ち・にじみが発生することもあります。

色落ちや劣化を防ぐためのポイントは以下の通り:

  • 強風・雨天時はなるべく回収する

  • 使用後はしっかり乾かしてから収納

  • 洗濯機はNG!軽く手洗い・陰干しが基本

くしゃくしゃに畳まず、くるっと丸めて保管することで、再使用時もきれいな状態を保てます


道路占用・景観条例など自治体ルールのチェック

意外と見落としがちなのが、自治体による設置ルールや景観条例の存在です。

たとえば:

  • 歩道上にのぼりを立てるのは禁止

  • 風で倒れた際の事故責任は設置者が負う

  • 景観地区では派手なデザインが制限されることも

特に公共施設の近くや観光地では、地域独自のルールがあることもあるため、事前に市町村や管理者に確認しておくのが安全です。


よくある質問(のぼり旗Q&A)


Q1. のぼり旗と幟旗(のぼりばた)の違いは?
A. 読み方はどちらも「のぼりばた」です。一般的に、販促用・店舗用のものを「のぼり旗」、神社や行事など伝統的用途を「幟旗」と呼ぶ傾向があります。意味はほぼ同じです。


Q2. のぼり旗の標準サイズは?
A. 一番多く使われているのは「幅600mm × 高さ1800mm」です。街中やイベントで見る定番サイズで、コストと視認性のバランスが最も優れています。


Q3. ポールや注水台はどこで買えますか?
A. ホームセンター(コメリ・カインズ・ビバホームなど)や、ネット通販(Amazon・楽天など)で購入可能です。のぼり旗とセット販売しているショップも多いです。


Q4. のぼり旗が風で回る・倒れるときの対策は?
A. 回転防止キャップ付きのポールを使うか、注水台を2つ重ねるのがおすすめです。強風時は一時的に回収するのが最も安全です。


Q5. 道路や歩道に立てていいの?
A. 自治体によって「道路占用」や「屋外広告物」条例があります。原則として、店舗や敷地内に設置するのが安全です。公共スペースは許可が必要な場合があります。


🟦 まとめ|のぼり旗を正しく使えば、集客と印象が変わる!


のぼり旗は「素材×サイズ×設置」で効果が決まる

のぼり旗は、シンプルでありながら圧倒的な訴求力を持つ販促ツールです。
風になびくその姿は、ただ情報を届けるだけでなく、通行人やドライバーの目線を自然と引き寄せ、「おっ、何かやってるな」「ちょっと入ってみようかな」といった行動のきっかけを生み出します。

この記事で紹介したように、のぼり旗には以下のような多くの選択肢があります:

  • 素材:ポンジ、テトロンツイルなど

  • サイズ:定番サイズからジャンボ・ミニまで

  • 設置方法:ポール・注水台・卓上タイプ

  • デザイン:既製品とオリジナルの違い

  • 注意点:寿命、風対策、条例確認

つまり、使い方次第で、お店やイベントの“顔”にも“呼び込み役”にもなるのが、のぼり旗の最大の魅力です。

もしあなたが「何を選べばいいかわからない」と感じていたとしても、この記事の内容を参考にすれば、きっと自分に合ったのぼり旗の選び方が見えてくるはず。

特に初めての方は、まずは1枚だけオリジナルで作ってみるのもおすすめです。
小ロット・短納期で対応してくれる印刷会社なら、試しやすく、効果もすぐ実感できます。


🟦コラム:のぼり旗はなぜ縦長?その理由と利点を解説

街中で見かけるのぼり旗は、ほとんどが縦に細長い形をしていますよね。
なぜ横長ではなく「縦型」なのでしょうか?
実は、この形にはちゃんとした理由とメリットがあるのです。


理由①|風にはためくことで「動き」が生まれる

縦長のぼり旗は、上から下へと風を受けてたなびく構造になっており、遠くからでも「動き」が生まれやすく、視認性がアップします。
横長の看板やバナーに比べ、風によって視覚的な変化が起きやすいため、人目を引く広告として優秀なのです。


理由②|限られたスペースでも設置しやすい

のぼり旗は、歩道脇や店先の限られたスペースに立てることが多いですよね。
このとき、横に広がっていると邪魔になってしまいますが、縦長なら最小限の地面スペースで最大限の情報を伝えることができます。


理由③|文字を縦に読む文化との相性も◎

日本語は縦書きにもなじみがある言語なので、のぼり旗に「らーめん」「大特価」「営業中」などの文字を縦に並べても自然に読み取れます。
特に伝えたいキーワードが短い場合、1〜3語で構成された縦文字は、よりインパクトが強くなります。


つまり、のぼり旗が縦長である理由は、

  • 視認性

  • 設置性

  • 文化的な読みやすさ

すべてにおいて理にかなっているからなのです。


ORiJi!(オリジー)は株式会社新潟フレキソが運営する新潟市を拠点とするオリジナルグッズ作成販売店です。

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