情報に色がついた日|昭和のカラー印刷とカラーテレビ、どっちが先だった?印刷会社が話す

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1章:情報に色がついた日——先だったのは「カラー印刷」だった

実は、カラーテレビよりも早く普及していたのはカラー印刷だった

「情報に色がついた」のは、テレビよりも印刷が先でした。昭和30年代(1950年代)にはすでに、スーパーのチラシや雑誌の表紙、食品パッケージなどでフルカラー印刷が使われており、一般家庭でも“色のある情報”を手に取る機会がありました。一方、カラーテレビの放送開始は1960年。普及が本格化したのは1970年代以降であり、少なくとも10〜15年ほど、カラー印刷が情報のカラー化をリードしていたのです。

これは意外に思われるかもしれません。カラーテレビは“映像に色がつく”というインパクトが大きかったため、「カラー=テレビの革命」と捉えられがちです。しかし、実際に先に“情報を彩った”のは紙だったのです。

でも、昭和に“色がなかった”わけじゃない

誤解のないように言えば、昭和の暮らしに色はちゃんとありました。着物の柄、畑の野菜、陶器の絵付け、祭りの提灯、子どものおもちゃ——生活には昔から色があふれていたのです。人々は、視覚や触覚を通して、自然や文化の中の色を楽しんでいました。

しかし、新聞・教科書・テレビ・広告など、情報を伝える「メディア」の多くは白黒でした。理由はコスト、技術、流通の制限。だからこそ、“情報としての色”が一般に広がっていくことは、非常に大きな出来事だったのです。

生活に存在していた「色」と、メディアが意図して使う「色」。この2つの違いが、昭和という時代の転換点を理解する鍵となります。

このブログでは何がわかるのか?

この記事では、昭和という時代に「情報に色がつく」という現象がどのように始まり、どう広がっていったのかを、印刷とテレビの2大メディアを軸に解説していきます。

まずは、もともと生活にあった“モノとしての色”と、情報にのった“意図された色”の違いを明らかにします。次に、CMYKによるカラー印刷がどのように街を染めていったのか。そしてカラーテレビの登場と普及が、視覚体験にどう影響したのか。さらに、情報に色がのることで社会の広告・教育・政治・記憶にどう変化が起きたかを丁寧にたどっていきます。

その過程で、印刷が先に担った“視覚伝達の革命”の意味、テレビがその後に生んだ“リアリティの変化”、そして今の私たちが色をどう受け取っているか——そのすべてを整理します。

なぜ「情報に色がついた日」が重要なのか?

単なる技術進化ではなく、人の知覚や感情に深く関わる文化的転換点。それが「情報に色がついた」という出来事でした。

情報をどう伝えるか、どう残すか、どう響かせるか。令和の今こそ、あの“色づいた瞬間”を振り返る意味があるのではないでしょうか。


2章:最初に色づいたのは印刷物だった——CMYKが街に溶け込んだ日

戦前から存在していたカラー印刷、でも暮らしには届かなかった

実は、日本でのカラー印刷の技術は戦前からすでに存在していました。石版印刷や木版多色刷り、さらにはグラビア印刷などによって、美術品や輸出用ラベル、新聞の差し込み広告などに色をつけることは可能だったのです。しかしそれらは、限られた業務用途や高級品の世界の話。一般庶民が日常で目にする情報は、依然として白黒が基本でした。

その理由は、やはりコストと生産性。カラー印刷は手間がかかり、当時の紙やインキも高価だったため、大量流通には向いていなかったのです。色がある印刷物は「特別」であり、「目立つ」だけでなく「高級そう」「ちゃんとしてる」といった印象を持たせる“象徴的な存在”でした。

CMYKとオフセット印刷の普及で、街が色づいた

昭和30年代(1950年代後半)、カラー印刷に転機が訪れます。シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色で構成される「CMYK分解」が一般化し、それを高速・高精度で刷れる「オフセット印刷機」が普及し始めたのです。この2つの技術革新によって、カラー印刷は“誰の目にも届くもの”へと大きく変わっていきました。

八百屋のチラシ、駄菓子のパッケージ、漫画雑誌の表紙、デパートの広告…。街のどこにでも、CMYKで設計された色が溶け込むようになり、白黒だった情報の世界に鮮やかなアクセントが加わっていきました。しかもその色は、“意味”を持っていました。赤は目立たせる、青は信頼感、黄色は注意を促す。こうした「色の持つ心理効果」を活かした設計が、紙の上で戦略的に使われ始めたのです。

色は、読むものから“感じる情報”へ進化した

カラー印刷の浸透は、情報の受け取り方そのものを変えました。これまでのように「文字を読んで理解する」だけでなく、「色を見ることで、瞬時に感じ取る」情報伝達が一般化していきます。印刷物は、読み物からビジュアルメディアへと進化し、視覚によって感情を動かす存在になったのです。

この時代の印刷業界では、「どう伝えるか」の一部として「どんな色で伝えるか」が常に議論されていました。つまり、色はもはや飾りではなく、情報設計の中核。昭和の街を彩ったCMYKは、“伝えるための色”として、人々の暮らしに確かに根づいていったのです。


3章:次に色づいたのがテレビだった——“見る”ことの意味が変わる

カラーテレビ放送の開始は1960年。でもすぐには広がらなかった

カラー印刷が街を彩り始めた1950年代。その数年後、日本ではついにカラーテレビの放送がスタートします。1960年(昭和35年)、NHKと民放が一部の番組をカラー化し、プロ野球中継や歌番組などでカラー映像が流れるようになりました。

けれども当時、カラーテレビは非常に高価で、一般家庭にはとても手が届くものではありませんでした。1960年代の時点では、ほとんどの家庭が白黒テレビを使い続けていたのが実情です。つまり、「テレビがカラーになった」と言っても、それはまだ“ごく一部の人だけの体験”であり、情報としての色は家庭の中には浸透していなかったのです。

カラーテレビは“見に行く”時代だった

昭和30年代の日本では、カラーテレビは「持つもの」ではなく「見に行くもの」でした。街の電器店やデパートの売り場に設置されたカラーテレビに人々が集まり、紅白歌合戦や大相撲、スポーツ中継など、カラー放送の時間を楽しみに待つ。そんな光景があちこちで見られたのです。

映像に色が加わることで、情報の受け取り方は一変します。たとえば、野球中継で選手のユニフォームが赤く、観客席が青いことがわかるだけで、会場の熱気や空気感が生々しく伝わってくる。情報に色がつくことで、現実との距離がぐっと縮まる感覚が生まれたのです。

普及の本格化は1970年代、家庭に“色のある窓”がやってきた

カラーテレビが本格的に一般家庭に普及したのは1970年代に入ってから。1970年の大阪万博をきっかけに、テレビの価格が下がり、放送番組のカラー比率が高まり、ようやく“家庭の中の情報”も本格的にカラー化されていきました。1973年には、白黒テレビよりもカラーテレビの世帯普及率が上回り、「カラーが当たり前」の時代が訪れます。

印刷物が「手にとるカラー情報」だったのに対し、テレビは「空間に広がるカラー情報」でした。料理番組の鮮やかな食材、旅番組の自然の風景、ニュース番組のキャスターのネクタイの色——あらゆる色が、情報に感情や臨場感を与え、“視覚的なリアル”を押し出す力を持っていました。

つまりカラーテレビは、印刷物が先に切り拓いた「情報の色づき」に続く、第2のビジュアル革命だったのです。


4章:情報に色がつくと、社会はどう変わった?

広告・パッケージ・チラシ——「色」が購買行動を左右するようになった

情報がカラーになるということは、ただ見た目が華やかになるだけではありません。それは、「伝わり方の質が変わる」ということ。印刷物やテレビの情報が色をまとい始めた昭和の中盤、最も大きな影響が出たのは、広告・販売促進の現場でした。

たとえば、特売チラシ。モノクロではただの文字列だった「98円」の数字が、赤や黄色で囲まれ、青や緑の背景に配置されることで、購買意欲を喚起する“視覚的な武器”になっていきました。同じように、商品のパッケージにも色の設計が導入され、視線を引きつけ、棚での「勝てる色使い」が研究されるようになります。色は、商品価値を高め、選ばれる理由になったのです。

これは単なるデザインの問題ではなく、人間の脳の情報処理の仕組みに関わる話でもあります。人は文字よりも色の方を先に認識し、感情で反応し、その後に言語で理解する。だからこそ、「どんな色で伝えるか」が、印刷でもテレビでも決定的に重要になっていったのです。

選挙・教育・出版…色が社会の“印象”をコントロールし始めた

情報が色を持つようになると、それは政治や教育にも大きな影響を及ぼしました。選挙ポスターはその典型例です。候補者の写真がカラー化されると、肌のトーン、服装、背景の色合いまでもが有権者の印象を左右するようになります。「誠実そう」「若々しい」「頼りがいがありそう」——これらはすべて色と視覚が作り出す“印象操作”の産物なのです。

教育の分野では、教科書や教材のカラー化が学習効果を大きく変えました。地図に色がつけば位置関係が直感的にわかり、理科の実験イラストがカラーになれば構造が立体的に見えてくる。モノクロでは難しかった理解や記憶の定着が、色によって補助され、学びやすくなるという効果が実証されていったのです。

出版の世界でも、雑誌・料理本・ファッション誌などにおいて色は欠かせない要素となりました。レシピの料理写真が美味しそうに見えるのは、陰影や彩度の工夫による“視覚演出”の成果。白黒では伝えきれない「おいしさ」「やわらかさ」「温かさ」が、色によって感情に届くようになったのです。

色は“意味”を伝えるだけでなく、“感情”にまで届くようになった

こうして情報に色がつくことで、伝達のスタイルは「読む」から「感じる」へと進化しました。色は視線を誘導し、感情を動かし、記憶に残ります。昭和の社会は、それまでになかった「視覚で感じる情報」を手に入れ、行動や意識が変わっていったのです。

情報に色がついたことは、単なる印象の変化ではありません。それは、社会全体の“感じ方”を変えた、静かで大きな革命でした。


5章:令和の私たちは「色のない情報」に耐えられる?

色がないと“違和感”を覚える時代に

いま、私たちの生活の中には、色のある情報が当然のように存在しています。スマートフォンの画面、SNSの投稿、動画のサムネイル、Webサイト、雑誌、チラシ、商品パッケージ——そのすべてが色であふれています。もはや、情報に色がないと「古い」「不安」「見づらい」とすら感じる人も多いのではないでしょうか。

たとえば、白黒のチラシがポストに入っていたら、あなたはどう感じますか?モノクロの資料を渡されたら? 色のないプレゼン資料、色味のないECサイト、白黒のSNS投稿……。それらは「伝わりにくい」「手抜き感がある」と感じられてしまうかもしれません。それほどまでに、令和の私たちは「情報に色がある」ことを当たり前として受け入れているのです。

色は“情報”ではなく“前提”になった

ここで注目したいのは、色が単なる装飾やオプションではなく、「情報を受け取るための構造そのもの」になっているという事実です。ブランドのロゴ、アプリのアイコン、路線図や地図の配色、プレゼン資料のグラフ——どれも色を通して意味を伝え、記憶に残すよう設計されています。

人は、文字よりも先に「色の印象」で判断します。「あの青いアプリ」「赤いパッケージの商品」といったように、色が“記憶のフック”になっているのです。これは昭和の頃にはなかった認知の仕方。今の私たちは、色のある情報に完全に適応した視覚感覚で生活していると言えるでしょう。

色が“ない”ことで逆に伝わらない時代

そして今、もし「色がない情報」があったとしたら、それは“伝えたいことが弱い”とすら判断されかねません。たとえば採用パンフレットが全ページ白黒だったら、資料の内容以前に「本気度が低そう」と受け取られてしまう。あるいは、印刷物にカラー設計がされていなければ、「視認性が悪い」「情報が整理されていない」と感じられてしまうかもしれません。

これは、情報の質そのものが変化したというよりも、受け手の認知が進化した結果なのです。昭和が「情報に色がついていく時代」だったとすれば、令和は「色のない情報が成立しない時代」なのです。

色は、情報の“補足”ではなく、“必須言語”になった——その変化を改めて実感するとき、私たちはようやく「色が情報を変える」という本質に気づくのかもしれません。


📝コラム:なぜ昔のカラーは“くすんで”見えるのか?

技術の限界が生んだ「昭和カラー」

昭和のポスターや雑誌、テレビ番組を見て「なんだか色がくすんでるな」と思ったことはありませんか? それは単なる経年劣化や印象の問題ではなく、当時の印刷技術・映像技術の“限界”によって生じていた現象です。

たとえば昭和30年代〜40年代に流通していた多くの印刷物は、現在のような高精度・高彩度のCMYKインクではなく、発色の弱い顔料や染料を用いたものが中心でした。とくにマゼンタやシアンの色再現性が現在よりも低く、濁りや彩度不足が発生しやすかったのです。また、印刷用紙も黄ばみやすく、光沢のない上質紙や更紙が主流だったため、色が沈んで見えるのも当然でした。

印刷技術がまだ発展途上だった昭和では、色の設計よりも“とにかく刷ること”が優先された時代だったのです。

テレビの色も、今ほど鮮やかじゃなかった

カラーテレビも同様です。初期のブラウン管テレビは、表示できる色数が少なく、光量も弱かったため、現在の液晶や有機ELと比べるとどうしても「暗く」「ぼんやり」と映りました。特に屋内撮影では照明機材も未発達だったため、コントラストの低い映像が多く、「なんとなく茶色っぽい」「全体に霞んでいる」ように感じられたのです。

加えて、映像を家庭に届ける“受像機”そのものにも個体差があり、色味や明度はテレビによってまちまちでした。それでも人々はその映像を“鮮やか”だと感じ、感動していたのです。

いま見れば「くすんでる」、でもそれが“時代の色”

このような「技術的な限界」こそが、いま見る昭和のカラーに“くすみ”や“レトロ感”を感じさせる理由です。しかし、そのくすみこそが、今となっては独特の味わいを生み出しています。
SNSやデザインの世界でも「昭和カラー」「レトロ調」として再評価されるなど、当時の色づかいが持つ柔らかさ・ノスタルジーは、むしろ現代において“エモい”“落ち着く”と捉えられているのです。

つまり、「くすんだ色」=古いではなく、「文化の記憶」そのもの。それは、情報が色を持ち始めた時代の、最初の足跡だったのかもしれません。


まとめ:カラー印刷は“情報に色がつく時代”の先駆けだった

情報が色をまとうことで、社会は変わった

昭和という時代は、情報が“白黒”から“カラー”へと変わっていった、歴史的な転換点でした。そしてその最初の一歩を踏み出したのは、テレビではなく、印刷物だったのです。1950年代、CMYK分解によるカラー印刷が実用化され、チラシやパッケージ、雑誌などが生活の中で色を放ちはじめました。

その後1960年にカラーテレビ放送が始まり、映像にも色が乗るようになりますが、普及したのは1970年代に入ってから。つまり、私たちの暮らしの中に“色のついた情報”がやってきた順番は、「カラー印刷 → カラーテレビ」なのです。

この事実は、情報メディアの進化を正しく理解する上で非常に重要です。色が加わることで、情報は“読むもの”から“感じるもの”に変わり、人々の行動や感情を動かす力を持ち始めたのです。

色は、今もなお「情報を伝える武器」である

印刷物に色を加えることは、今でも非常に有効な情報伝達手段です。POPやチラシで視線を誘導したり、会社案内やパッケージでブランドイメージを訴求したり。色があるだけで情報の届き方はまったく変わります。ましてや令和の今、色のない情報は「未完成」と捉えられることすらあるのです。

昭和が「情報に色がついていく過程」だったとすれば、令和は「色が前提になった社会」と言えます。だからこそ、あの時代に色がどんな役割を果たしたのかを知ることは、今の情報設計にも深く関係してくるのです。

“伝わる印刷物”を作るなら

私たち新潟フレキソでは、紙に色をのせるという仕事を通じて、何をどう伝えるかを一緒に考えています。チラシ、ポスター、パンフレット、商品ラベル——それぞれの色づかいには、「こう伝えたい」「こう感じてほしい」という想いが込められているはずです。

時代が変わっても、“伝わるための色”は変わりません。昭和の印刷技術から学んだことを今に活かし、あなたの情報発信をもっと“伝わる”形にしてみませんか?


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