「えっ、今年から広報委員?広報誌をつくる…って、どうすればいいの?」
春の保護者会で突然の任命。
役員表を見て、自分の名前の横に「広報」と書かれているのを見た瞬間、胸がドキッとした方も多いのではないでしょうか。
PTAの広報活動──その中でも「広報誌の発行」は、実はかなりの“ビッグプロジェクト”。
でも、それを任されたということは、「あなたならきっとできる」と誰かに期待された証でもあります。
とはいえ、いざ現実に向き合うと…
「何から始めればいいの?」
「前年度の資料がないんだけど…」
「レイアウトとか、まったくの素人なんだけど大丈夫?」
「そもそも、どこに頼めば印刷できるの?」
そんな不安が次々と押し寄せてくるかもしれません。
しかもPTA活動はボランティア。仕事や家庭と並行しての作業になるため、無理せず、でもしっかりやらなきゃというプレッシャーも…。
大丈夫です。この記事は、そんなあなたのためにあります。
新潟の地域密着型印刷会社・新潟フレキソは、
これまで多くのPTA広報担当の方々と一緒に広報誌づくりをサポートしてきました。
「印刷会社ってもっと事務的なところかと思ってたけど、すごく親身だった」
「レイアウトの相談にものってくれて助かった」
「仕上がった広報誌を見て、子どもがすごく喜んでくれたんです」
そんな声をたくさんいただいています。
広報誌は、単なる“情報紙”ではありません。
そこには、子どもたちの成長や、先生方・保護者の思い、そして学校と家庭をつなぐ“絆”が詰まっています。
あなたの手でその思いをカタチにする、ちょっと誇らしい仕事なんです。
このガイドでは、以下のような疑問や悩みに丁寧に答えながら進めていきます:
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PTA広報誌ってどんな役割があるの?
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何を載せたらいいの?内容の決め方は?
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写真ってどう集める?原稿依頼はどうやって?
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手作業でつくるのと、印刷会社に頼むのはどう違う?
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印刷費ってどれくらい?納期はどのくらいかかる?
そして、記事の最後には、
✅すぐに使えるチェックリスト
✅よくある質問と解決ヒント
✅「広報誌って、ちょっと楽しいかも」と感じられる応援メッセージ
もご用意しています!
新潟県内でも、学校ごとに広報誌のスタイルはさまざま。
カラーで写真たっぷりのフルスペックタイプから、A4一枚に収めた“ライト版”まで、予算や委員構成に応じて工夫されてきました。
そのどれにも共通して言えるのは、
「誰かが一歩を踏み出して、学校の姿を伝えようとしている」こと。
それって、すごく素敵なことだと思いませんか?
「広報誌なんて、ただの義務だから…」
そう思っていたあなたも、読み終わるころにはきっと、
「子どもたちにとって、記憶に残る一冊をつくろう」と前向きな気持ちになっているはずです。
大切なのは、「完璧を目指す」ことではなく、「思いを届ける」こと。
あなたのその一歩が、学校全体に温かい風を吹き込むはずです。
さあ、はじめましょう。
“伝わる”広報誌、“喜ばれる”広報誌を、いっしょにつくっていきましょう!
【1】PTA広報誌ってなに?役割と目的を知ろう
「そもそも、PTA広報誌って、なんのためにつくるの?」
そんな素朴な疑問からスタートする方も多いと思います。
確かに、行事があるたびにプリントや連絡メールも送られてくる中で、「わざわざ紙で広報誌をつくる意味ってあるの?」と感じる人もいるかもしれません。
でも、PTA広報誌は、単なる情報伝達のためだけにあるものではありません。
そこには、“学校の今”を記録し、保護者や地域に届けるという、他のどの媒体にもない独自の価値があります。
📘 PTA広報誌の主な目的とは?
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子どもたちの学校での様子を伝える 授業参観や行事、部活動、学校生活の“リアルな表情”を紙面で紹介することで、保護者が子どもの成長を感じられます。
-
学校と家庭、地域をつなぐ 校長先生やPTA会長の挨拶、地域活動の報告などを通じて、「学校を中心としたコミュニティ」を広げる役割も果たします。
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記録として残す 年度ごとの活動を一冊にまとめておくことで、後輩の広報委員や保護者への引き継ぎ資料にもなり、卒業後の記念資料としても機能します。
✍ よくある掲載項目
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校長先生・PTA会長のごあいさつ
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運動会・文化祭・授業参観などのイベントレポート
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委員会・クラブ活動の紹介
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生徒の作品紹介や写真ギャラリー
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編集後記
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アンケート企画・クロスワード・イラストコーナーなど
📢 PTA広報誌の本当の価値
何より大切なのは、
広報誌が“誰かの目線”で学校を語るということ。
先生の目線、保護者の目線、生徒の目線…。
新聞や公式な広報とは違って、PTA広報誌は「親の気持ち」「地域の声」がにじむ、**“手づくりの記録”**です。
写真一枚、見出し一つにも、作り手の思いがこもる。
だからこそ、保護者に届き、共感を生み、記憶に残る媒体になるのです。
【2】どんな内容を載せればいい?テーマ・構成例・アイデア大全
広報誌づくりで最も悩ましいのが、「何を載せればいいのか分からない」ということ。
はじめて担当になった人ほど、「前年のファイルが見当たらない」「ネタが思いつかない」と焦ってしまいがちですが、大丈夫。
実は、PTA広報誌には“鉄板ネタ”がたくさんあるんです。
ここでは、内容決めに困らないように、「定番+応用ネタ」「季節ごとのおすすめテーマ」「構成・レイアウト例」など、まるごと詰め込んでご紹介します!
📘 まず押さえたい!PTA広報誌の定番コンテンツ
コーナー名 | 内容の例 | 補足・コツ |
---|---|---|
校長先生のごあいさつ | 新年度の教育目標、子どもたちへの思い | 短くても「校長先生らしい言葉」を大切に |
PTA会長のあいさつ | 活動方針、地域との連携など | 「堅すぎず温かみある文章」が好印象 |
行事レポート | 運動会・文化祭・卒業式など | 写真を多めに、コメント付きが◎ |
クラス紹介 | 学年の特色、担任紹介、作品など | 学年カラーを出すと楽しい |
委員会紹介 | 広報、校外、ベルマーク等 | 委員の写真+コメントがあると親しみやすい |
保護者アンケート | 好きな行事/心に残った一言など | 回収後のグラフ化・感想掲載で一気に読みごたえUP |
生徒の声・インタビュー | 「学校で好きな時間は?」など | 手書き原稿や顔写真もOK |
編集後記 | 委員の感想、裏話など | “読み終わり”が温かくなる言葉を |
先生紹介 | 新任の先生にQ&A、プライベートな一面など | 生徒や保護者の親近感UP |
特集企画 | 環境活動、防災、ICT導入など | 一つのテーマを掘り下げて特集ページに |
📆 季節ごとにおすすめのテーマ(年間計画にも使える!)
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4月~6月:入学式/学級懇談会/運動会/新任挨拶/校長・会長あいさつ
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7月~8月:夏休み前特集(安全・読書・過ごし方)/地域行事参加
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9月~11月:文化祭/合唱コンクール/委員会紹介/2学期の抱負
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12月~1月:冬休み特集/年末年始の地域活動/防災や見守り活動
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2月~3月:卒業式/6年生特集/1年の振り返り/編集後記
このように、学校の年間行事に沿ってテーマを決めていくのが、いちばんスムーズなやり方。
スケジュールと連動して内容を決めると、「あとからバタバタ」も減って、編集しやすくなります。
🗂 誌面構成例(8ページ構成/A4×2つ折り×2枚)
ページ | 内容例 | デザインのヒント |
---|---|---|
1P | 表紙(号数/季節テーマ写真) | 写真+大きめのタイトルで明るく |
2P | 校長先生・PTA会長あいさつ | 顔写真つき/寄せ書き風レイアウトも◎ |
3P | 行事レポート①(運動会) | 写真3~5点/吹き出しコメントあり |
4P | クラス紹介 or クラブ活動紹介 | 名前&ひとこと/表形式にしてもOK |
5P | アンケート結果紹介(グラフあり) | 円グラフや棒グラフで視覚的に |
6P | 先生紹介 or 保護者特集 | Q&A形式でカジュアルに |
7P | 編集後記+委員からの一言 | 手書きコメントも人気! |
8P | 裏表紙:次号予告・配布案内・印刷会社情報など | 見やすい案内スペースに |
💡 アイデアに詰まったら…
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過去の広報誌を見る(あれば)
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他校の広報誌をネットで検索
-
印刷会社にサンプルを相談してみる
実は、新潟フレキソでも過去のサンプル誌を無料でお見せすることが可能です。
「アイデアが浮かばない…」という方は、お気軽にご相談ください!
📝【特別編】使える文例付き!PTA会長あいさつ&編集後記の例文集
✅ PTA会長のあいさつ文例
新年度を迎えるにあたり、保護者の皆さま、地域の皆さま、そして教職員の皆さまには、日頃よりPTA活動へのご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
本年度、〇〇小学校PTA会長を務めさせていただくことになりました、〇〇です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、学校を取り巻く環境は年々変化しておりますが、子どもたちにとって「安心して過ごせる学校」「学ぶことが楽しいと感じられる場」を守っていくために、保護者と学校、そして地域がしっかりと手を携えることの重要性は、今も昔も変わりません。
今年度も、PTAとして学校行事への協力や見守り活動、防災訓練や地域清掃など、多くの取り組みを予定しております。
忙しい中でのご参加をお願いする場面もあるかと存じますが、無理のない範囲で、一人でも多くの方に“気軽に関われるPTA”を目指してまいります。
広報誌では、子どもたちの学校生活の様子を少しでも感じていただけるよう、広報委員の皆さんが一生懸命まとめてくださいました。
一人ひとりの小さな力が、確かに学校を支えている。その実感を持てる一年となれば嬉しく思います。
今年度もどうぞ、よろしくお願いいたします。
✅ 編集後記の文例
はじめての広報委員として、右も左も分からない状態からのスタートでしたが、
委員のみなさんと協力し合いながら、無事に発行までたどり着くことができました。
行事の撮影や原稿依頼、写真のレイアウトなど、想像以上にやることは多くありましたが、
そのぶん、完成した広報誌を手にしたときの達成感はひとしおでした。
なにより、子どもたちの笑顔をたくさん集められたことが、この上ない喜びです。
読んでくださった皆さまに、少しでも学校の温かさや子どもたちの成長が伝われば嬉しく思います。
来年度以降の担当の方々にも、この経験が少しでも参考になれば幸いです。
【3】年間スケジュールの立て方|いつ出す?何号?どう進める?
広報誌づくりの成功は、スケジュール管理にかかっていると言っても過言ではありません。
「発行直前になって原稿が集まらない…!」
「印刷の〆切が間に合わない…!」
そんなトラブルを防ぐには、年間スケジュールを早めに決めておくことが超重要です。
📅 PTA広報誌の“発行タイミング”は?
学校によって違いはありますが、広報誌は年2~4回発行されるケースが多く、タイミングはおおよそ以下のようなサイクルです。
号数 | 発行時期 | 内容例 |
---|---|---|
第1号 | 6月頃 | 入学式/新年度あいさつ/前年度活動報告 |
第2号 | 10月頃 | 運動会/文化祭/夏の地域活動 |
第3号 | 12月頃 | 冬休み/防犯・防災特集/保護者の声 |
第4号 | 3月頃 | 卒業式/1年のまとめ/編集後記 |
これをベースに、「最低でも年2回」「できれば3回」「余力があれば4回」くらいの頻度を目指すとよいでしょう。
🗓 年間スケジュール例(3号発行の場合)
時期 | 作業内容 | 備考 |
---|---|---|
4月 | 広報委員会発足・前年度引き継ぎ | サンプル誌・前回資料の確認 |
5月 | 第1号の企画会議・原稿依頼 | イベント撮影の分担も決めておく |
6月中旬 | 第1号 印刷入稿 | 印刷会社へ納期確認を早めに! |
9月 | 第2号の内容企画・資料収集 | 夏休み特集/地域イベントなど |
10月上旬 | 第2号 印刷入稿 | 校正確認は委員全員でチェック |
12月初旬 | 第3号企画・卒業ページ準備 | 卒業生のインタビューなど |
2月下旬 | 第3号 印刷入稿・年度まとめ | 編集後記/引き継ぎ用資料作成 |
🖨 印刷までにかかる時間は?
印刷会社に依頼する場合、以下のスケジュール感を目安に動くと安心です:
-
入稿〜納品まで:5営業日〜10営業日程度
-
校正(チェック)の有無や部数によって変動あり
-
写真や原稿が遅れると、すぐスケジュール全体に影響!
だからこそ、「原稿回収→レイアウト作成→校正→入稿」まで逆算して動くのが大切。
とくに「写真の撮影忘れ」「先生コメントが遅れる」などは毎年あるあるなので、余裕を持った進行を!
💡スケジュール管理の裏ワザ
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Googleカレンダーで共有管理
→ メンバー間の見える化が進む! -
印刷会社に相談して“逆算表”をもらう
→ 新潟フレキソでも、納期から逆算したスケジュール表を無料提供してます! -
広報誌づくり専用のLINEグループを作る
→ 写真の共有や急なやりとりもスムーズ!
「広報誌って、なんとなくで進めるとめっちゃ焦る」。
そんな声を少しでも減らすために、“最初の計画”こそが命綱です。
次章ではいよいよ、**「原稿や写真ってどうやって集めるの?レイアウトはどう考えればいい?」**という実務の核心部分に入ります!
【4】原稿・写真の集め方と編集のコツ|すぐ使えるテクニック大全
「原稿がぜんぜん集まらない…」
「写真の画質が悪くて使えない…」
「レイアウトどうすればいいか分からない…」
広報誌づくりで最も頭を抱えるのがこの“素材集め”と“編集作業”。
でも安心してください。少しの工夫と段取りで、グッと楽に、そして見栄えの良い広報誌をつくることができます!
✍ 原稿の集め方:お願いのタイミングと伝え方がカギ!
■ 原稿が必要な主な人たち
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校長先生
-
PTA会長
-
担任の先生
-
学年代表/委員代表
-
保護者アンケートなど
■ 原稿依頼のテンプレ(メール・プリント)
件名:PTA広報誌へのご寄稿のお願い
本文:(例)
「このたび広報委員として広報誌を制作しております。〇月発行予定の号にあたり、【〇〇に関するごあいさつ/記事】をお願いできればと思っております。文字数は300~400字程度、締切は〇月〇日です。お忙しい中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
-
文字数を指定する(300~500字が目安)
-
締切は「実際の予定より数日早め」に伝える
-
テーマ例や過去の文例を添えると書きやすい!
📸 写真の集め方:クオリティと種類を意識しよう
■ 必ず撮っておきたいシーン
-
行事の全景(雰囲気)
-
活動中の子どもたち(自然な笑顔)
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教員や保護者の様子
-
校舎や教室の外観・装飾
■ 写真撮影のコツ
-
横向き写真が基本(印刷レイアウトに最適)
-
スマホ撮影OK!画質は高め設定に
-
子どもたちの「顔がしっかり写っている」ものを優先
■ よくあるNG例
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ピンボケ/逆光/同じ子ばかり写ってる
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人が小さすぎて誰か分からない
-
保護者の許可が必要な写真をうっかり掲載
🖋 編集作業のコツ:伝わる誌面づくりとは?
■ レイアウトの基本ルール
-
1ページ1テーマで構成
-
見出しは大きめ&わかりやすく
-
写真+短文の組み合わせで読みやすく
-
枠や罫線を使って“読みどころ”を整理
■ 無料で使える編集ツール(初心者におすすめ)
ツール名 | 特徴 |
---|---|
Canva | 無料で簡単レイアウト。テンプレ豊富 |
Googleスライド | 誰でも操作しやすい・共有編集に◎ |
Word / PowerPoint | 操作に慣れていれば安定感あり |
Adobe Express | オンラインでも本格的な誌面編集が可能 |
■ 編集の注意点
-
フォントは2種類までに抑える(読みやすく)
-
写真にはキャプションを(説明文で価値が倍増)
-
ページ番号は必ず入れる(引き継ぎ用にも◎)
🎁 プロに頼るのもアリ!印刷会社のサポート活用術
「レイアウトが間に合わない…」
「どうしてもデザインに自信がない…」
そんなときは、印刷会社に“データ編集込み”でお願いするのも手!
例えば新潟フレキソでは…
✅ 写真と原稿を送るだけで、紙面デザインから印刷まで対応
✅ 途中の校正・修正にも柔軟に対応
✅ 忙しい委員さん向けに“おまかせ編集プラン”も用意!
自分たちで作る達成感も素晴らしいですが、「どうしても時間がない!」というときは無理せずプロに頼るのも大切な選択肢です。
【5】印刷会社に頼むメリット|手作りとの違いとは?
「うちの広報誌、今年は印刷会社にお願いした方がいいかな?」
毎年のPTA活動の中で、よく出てくるこの悩み。
予算や人手とのバランスを考えると、「自作で済ませたい」気持ちと、「キレイに仕上げたい」思いがせめぎ合うのが広報誌づくりあるある。
ここでは、印刷会社に頼むことのメリットと、手作りとの違いをしっかり整理してみましょう。
🖨 印刷会社に頼むメリット7選
-
圧倒的に美しい仕上がり → 写真の発色、紙の質感、レイアウトの整い方が段違い。
-
プロのレイアウトで読みやすさUP → 文字の配置、写真サイズ、バランスのとれた誌面に。
-
時間の節約になる → 委員全員が多忙でも、素材を渡すだけで進行してくれる。
-
“記念誌感”が強くなる → 卒業生特集号などは、特にクオリティが問われるシーン。
-
部数に応じたコスト提案がある → 無駄な印刷を避けられる。オンデマンド印刷なら小ロットも◎
-
再注文やデータ保管も安心 → 「追加でもう20部ほしい!」に対応しやすい。
-
相談できる“味方”ができる → 新潟フレキソのように、広報経験のあるスタッフがサポートする印刷会社も!
🖐 手作り(自宅プリンタ/学校コピー機)の特徴
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
コスト | 用紙代・インク代だけで済む | 部数が多いとコスパ悪くなることも |
手軽さ | 急ぎでもすぐ印刷できる | 連続印刷や紙詰まりで苦労することも |
柔軟性 | 自分のペースで進められる | 統一感が出にくく、ページ差異も発生 |
クオリティ | 手作り感があって温かい | 写真の画質や色味は粗くなりがち |
印刷時間 | 小部数ならすぐ完了 | 30部以上だと時間と労力がかかる |
❓こんなときは“印刷会社”が向いています
-
初めての広報委員で、不安が多い
-
写真をたくさん使いたい
-
卒業特集号など、きちんと残るものにしたい
-
保護者や地域に配布する予定がある
-
他のPTA役員と日程が合わせにくい(外部に頼みたい)
一方、「少部数で間に合わせたい」「予算が厳しい」「あくまで手づくりで」という場合は、コピー機活用でもOKです。ただし、“完成度”と“手間”はトレードオフになることを覚えておきましょう。
💡 新潟フレキソではこんなサポートしてます!
-
レイアウト・デザイン込みプラン
-
小ロット印刷OK(10部~)
-
入稿サポート(WordやPDFでもOK)
-
納品先の分割配送・学校直送も可
「ちょっと相談してみたいな…」という段階でもOKです。
ご相談・お見積もりは無料なので、お気軽にお問い合わせください!
【7】【保存版】PTA広報誌 制作チェックリスト|初めてでも抜かりなし!
「で、結局なにを準備すればいいの?」
そんな声に応えて、ここでは**PTA広報誌づくりに必要な準備やタスクを、時系列と役割別に整理した“完全チェックリスト”**をお届けします!
はじめての担当でも、これを見ながら進めればバッチリ。印刷会社に依頼する場合も、このリストを元に話を進めるとめちゃくちゃスムーズです。
✅【年間スケジュール段階でやること】
タスク | チェック | メモ |
---|---|---|
□ 年間発行回数・号数を決める(年2〜4回) | 例:6月・10月・3月など | |
□ 発行予定日から逆算して締切を決める | 印刷納期+校正期間を考慮 | |
□ 広報委員全体でスケジュールを共有 | カレンダーやLINEで管理 | |
□ 印刷会社に相談・見積もり依頼 | 早めに話すとアドバイスももらえる! |
✅【企画・取材前にやること】
タスク | チェック | メモ |
---|---|---|
□ 広報誌のページ数と構成案を決める | 例:表紙+7ページ構成など | |
□ 掲載テーマを仮決定(ネタ出し) | 行事・特集・あいさつ・作品紹介など | |
□ 原稿をお願いする人をリストアップ | 校長先生・PTA会長・担任など | |
□ 写真の撮影係・担当エリアを決める | 行事での撮り忘れを防ぐためにも |
✅【原稿・素材収集時にやること】
タスク | チェック | メモ |
---|---|---|
□ 原稿依頼用テンプレを準備 | 文例つきで依頼しやすく | |
□ 写真の収集(横向き・高画質) | 顔がはっきり写っているものを優先 | |
□ アンケート実施(任意) | Googleフォームもおすすめ | |
□ 子どもの作品・手書きメッセージ収集 | イラストや作文も人気コンテンツ |
✅【編集作業時にやること】
タスク | チェック | メモ |
---|---|---|
□ ページごとに原稿・写真を整理 | 紙面ごとの“フォルダ分け”が効く! | |
□ レイアウトのたたき台を作る | CanvaやPowerPointなどでOK | |
□ 見出しやキャプションを考える | 写真だけじゃなく“言葉”も重要 | |
□ フォント・色味・統一感に注意 | 同じフォントをベースにするとまとまる | |
□ 委員全員で校正チェック | 誤字脱字・写真の間違い確認 |
✅【印刷依頼時にやること】
タスク | チェック | メモ |
---|---|---|
□ 印刷会社に入稿データを提出 | PDFやWordなど形式を確認 | |
□ 表紙デザインの仕上がりを確認 | 色味・校章・号数などのミス防止 | |
□ 部数・納品先・希望日を指定 | 学校納品・PTA宅配なども対応可能 | |
□ 校正後の最終確認を全員で | 最後まで気を抜かずにチェック! |
✅【配布前・引き継ぎ時にやること】
タスク | チェック | メモ |
---|---|---|
□ 学級委員・先生への配布連絡 | 学級数+予備で部数管理も | |
□ 引き継ぎ用にデータを保存 | USB・クラウドに保存しておくと◎ | |
□ 次年度委員に説明資料を用意 | ページ構成・担当分担を明文化 |
【8】PTA広報誌 よくある質問Q&A|はじめてでも安心!
❓Q1. PTA広報誌って、1ページ何文字くらいが目安?
A:写真メインなら200〜300字、文章中心でも600字程度が目安。
1ページをぎっしり文章で埋めると読みにくくなるので、
「写真+短文」「見出し+コメント形式」で、1ページ1テーマ・スッキリ構成が基本。
❓Q2. 写真は何点くらい必要?スマホでOK?
A:1ページあたり2〜5枚がちょうどいい。スマホOKだけど画質は高めに!
-
横向きで撮影(印刷に向いてる)
-
ピントが合ってるものを選ぶ
-
同じ子が写りすぎないよう配慮
広報誌は“記念”にもなるので、ちょっとした画質の差が仕上がりに響く!
❓Q3. 写真に子どもの顔が写ってても大丈夫?
A:基本は「事前に同意を得た範囲」で使用する。
学校によっては「顔写真OK/NG」の家庭もあるので、
-
学校側で一括同意をとっているか確認
-
不安なら集合写真はモザイク・スタンプ対応も検討
-
名前や個人情報が写り込んでいないかも要チェック!
❓Q4. PTA会長のあいさつって、どれくらいの長さで書くべき?
A:300〜500字程度が一般的で、内容や発行時期によって変わります。
たとえば新年度の広報誌では、就任のあいさつや今後の抱負を含めて400〜500字ほどになるケースも少なくありません。
一方、年度途中の号や特集中心の号では300字程度で短くまとめるのも◎です。
書くときは以下のような構成を意識すると、読みやすくまとまります。
-
【冒頭】:保護者・教職員への感謝と自己紹介
-
【本文】:PTA活動への思いや、子どもたちの様子
-
【結び】:今後への協力のお願いや、温かいメッセージ
❓Q5. 編集後記って、どんなことを書けばいい?
A:「活動の裏話」「感想」「読者への一言」など、やわらかいトーンでOK。
-
例:「初めての編集に緊張していましたが、子どもたちの写真を選ぶ時間がとても楽しく、成長を感じる広報誌になったと思います。」
手書き風にする、顔アイコンと一言コメントにする…など、“温かみ”を出すと好印象!
❓Q6. WordやPowerPointでつくったデータでも入稿できる?
A:OK!形式はPDF変換が推奨ですが、Officeデータのままでも対応します。
-
レイアウトが崩れないよう、フォントも一緒に送付できると安心
-
写真は「元データを別ファイルで添付」するとベター
❓Q7. 手作業で印刷しても大丈夫?
A:もちろんOK!ただし手間と仕上がりのバランスは要検討。
-
少部数・予算ゼロなら学校コピー機でも◎
-
ただし写真のクオリティやレイアウト自由度は落ちる
-
卒業特集など「一生残る号」はプロに頼む人も多い
💬 そのほか、よくある“ちょい悩み”も…
よくある疑問 | ひとこと回答 |
---|---|
原稿が遅れてる… | “締切前倒し”で設定するのがコツ |
印刷が間に合うか不安… | 相談は早めが命!印刷納期5〜10営業日が目安 |
文字だらけになってしまう… | 写真&見出しで“抜け”をつくると◎ |
子どもが全然写ってない… | 次号で取り上げ予定の学年・活動を先に決めて撮影調整 |
【9】【まとめ】はじめてでもできる!伝わる広報誌、届けよう
PTA広報誌──それは、
「学校の今」と「子どもたちの笑顔」を、保護者や地域の方に届ける、あたたかくて大切な“記録”。
はじめは「できるかな…?」と不安でいっぱいだったかもしれません。
でも、ここまで読み進めたあなたはもう、広報誌制作のポイントをしっかり押さえています。
-
どんな内容を載せるか
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原稿や写真の集め方
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スケジュールの立て方
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編集とレイアウトのコツ
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印刷会社に頼むメリット
-
チェックリストとQ&Aで抜け漏れ防止
これだけの準備ができていれば、もう怖いものなしです。
「たった1枚の広報誌」が、
お子さんの何気ない笑顔を記録し、
忙しい保護者の心をちょっと軽くし、
地域の方とのつながりを生み出すこともあります。
それって、ものすごく素敵なことじゃないですか?
完璧を目指す必要はありません。
“思いをカタチにする”ことこそ、広報誌の最大の価値です。
新潟フレキソは、そんなあなたの挑戦を全力で応援します。
-
広報誌ってどう作ればいいの?
-
うちの学校に合った提案がほしい!
-
忙しくて編集までやる余裕がない…
そんな時は、いつでもご相談ください。
✅ Word・PDFでのデータ入稿OK
✅ 小ロット印刷も対応(10部~)
✅ 校正やレイアウトサポートも柔軟に
✅ 新潟県内なら学校直送・分納もOK!
📩 お問い合わせ・無料お見積りはこちらから
👉 [印刷のご相談フォーム](※実際のURLを後ほど挿入)
PTA活動を、もっと楽しく、もっと誇れるものに。
広報誌がその第一歩になることを、私たちは信じています。
🎓新潟フレキソは、子どもたちと地域をつなぐ、あたたかい広報活動をこれからも支えていきます。
すべての広報委員さんへ──あなたの一歩を、心から応援しています。
まずは、どんな些細なことでも構いません。
お気軽にご相談ください!
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▶ [お電話でのご相談はこちら:025-385-4677]
▶ 会社概要はこちら
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