印刷用語「中綴じ・無線綴じ」とは?冊子製本の基本をわかりやすくサクッと解説

[印刷会社を新潟市でお探しなら株式会社新潟フレキソへ] 名刺・封筒・伝票・シールなど各種商業印刷、Tシャツプリント・販促物など幅広く対応しています。


👉サクッと解説!初心者のための印刷用語まとめ集はこちらから


第0章|導入:冊子の仕上げ方を決める「綴じ」

パンフレットや冊子を作るときに出てくる「中綴じ」「無線綴じ」という言葉。
どちらも製本方法を指す用語で、ページ数や用途に応じて仕上がりやコストが変わる重要な選択肢です。


第1章|中綴じとは?

  • 意味:冊子を見開きにした状態で、中央部分を針金(ホチキス)で綴じる製本方法

  • 特徴:パンフレット・小冊子・カタログなどに多用

  • メリット:低コスト・薄い冊子に最適・見開きがフラット

  • デメリット:ページ数が多いと厚みに限界がある


第2章|無線綴じとは?

  • 意味:ページを束ね、背を糊で固めて表紙を付ける製本方法

  • 特徴:雑誌・カタログ・書籍など厚めの冊子で採用

  • メリット:ページ数が多くても対応可能・高級感あり

  • デメリット:開きがやや硬い・製本コストは高め


第3章|中綴じと無線綴じの違い

項目 中綴じ 無線綴じ
製本方法 針金(ホチキス)で中央を綴じる 背を糊で固める
対応ページ数 少〜中ページ向け 多ページ対応
コスト 低コスト 高コスト
主な用途 パンフ・会報・小冊子 雑誌・書籍・カタログ

第4章|使い分けのポイント

  • 薄い冊子や配布用パンフ → 中綴じ

  • 厚い冊子や高級感重視 → 無線綴じ
    印刷物のページ数・用途・予算に合わせて最適な綴じ方を選びましょう。


第5章|まとめ

「中綴じ」「無線綴じ」は印刷・製本の基本知識。
デザイン段階からどちらの製本方式にするか決めておくと、紙の選定やレイアウト設計もスムーズになります。


👉サクッと解説!初心者のための印刷用語まとめ集はこちらから


📌 [新潟で印刷会社をお探しなら株式会社新潟フレキソへ]

チラシ・名刺・シール・ポスターなどの商業印刷、販促物の制作など幅広く対応しています。お気軽にご相談ください。

新潟でオリジナルグッズを製造、販売しています!

↑オリジーではTシャツやグッズを作成してます!インスタで作品公開してます!


🔗こちらのブログもおすすめ

上質紙・コート紙・マット紙の違いを印刷会社が図解で解説|用途別の選び方もこれでOK

紙目とは?縦目・横目・順目・逆目の意味を解説|折加工・面付け印刷の基本知識

印刷用語「ヤレ」とは?ヤレ紙の意味・由来・使い方をサクッと解説【印刷現場の基礎知識】

印刷用語「トンボ」とは?意味・使い方・必要な理由をサクッと解説【デザイン・印刷の基礎知識】

印刷用語「校正・校了・責了」とは?意味・使い方・印刷現場での役割をサクッと解説

印刷用語「本機校正」とは?意味・目的・メリットをサクッと解説【印刷現場の基礎知識】

印刷用語「塗り足し」とは?意味・必要な理由・設定方法をサクッと徹底解説【デザイン初心者必見】

印刷用語「ベタ」とは?意味・デザインでの使い方をわかりやすくサクッと解説

印刷用語「オンデマンド印刷・オフセット印刷」とは?特徴・違いをわかりやすくサクッと解説

印刷用語「面付け」とは?意味・目的・データ作成の基本をわかりやすくサクッと解説

印刷用語「表紙・本文」とは?意味と冊子デザインでの役割をサクッと解説