桃始笑とは?意味・読み方「ももはじめてさく」七十二候と由来をわかりやすく解説

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0章|桃始笑とは?まず結論から


桃始笑(ももはじめてさく)とは、七十二候のひとつで、桃の花が咲き始める頃を表す言葉です。


二十四節気「啓蟄(けいちつ)」の期間にあたる候で、
現在の暦では**3月10日ごろから14日ごろ(年により前後します)**に位置づけられます。

「桃が笑う」と書きますが、意味は桃の開花。
この「」という字に、花のほころびを人の微笑みに重ねる日本語の感性が込められています。

この記事では、

桃始笑の意味

読み方(ももはじめてさく)

七十二候での位置づけ

「笑」という字の理由

桃の文化的背景

を、整理していきます。


1章|桃始笑の読み方|ももはじめてさく


桃始笑の読み方は、

ももはじめてさく

と読むのが一般的です。

漢字の構成は、

桃(もも)

始(はじめて)

笑(さく/わらう)

最後の「笑」は通常「わらう」と読みますが、ここでは古語的な感覚を反映した用法です。


2章|桃始笑の意味|桃の花が咲き始める頃


桃始笑の意味は、

桃の花がほころび、咲き始める頃。

七十二候は、自然の変化を短い言葉で表した季節区分です。

啓蟄で地中の虫が動き出し、
その次に、桃の花がほころび始める。

春が段階的に進んでいく様子を、
植物の変化で示した候といえます。

満開ではなく、**「咲き始め」**という点がこの言葉の特徴です。


3章|桃始笑は七十二候のどこ?啓蟄の次候


桃始笑は、七十二候の第八候にあたります。

二十四節気でいうと「啓蟄」の期間内。
その**第二候(次候)**です。

時期は現在の暦でおよそ3月中旬前後(3月10日~3月14日頃)
ただし、年によって日付は数日前後します。

まだ冷たい空気が残る時期ですが、
日差しはやわらぎ、木々のつぼみが目に見えて変化する頃です。

桜よりやや早く咲く桃は、
春の到来を静かに知らせる存在でした。


▶併せて読みたい記事 二十四節気・七十二候一覧|読み方・意味・時期を完全解説【年間カレンダー付き】


4章|なぜ「笑」と書く?語源と由来


現代では花は「咲く」と書きます。
ではなぜ桃始笑では「」という字が使われているのでしょうか。

古語では、「笑む(えむ)」という動詞に
花がほころぶ、開くという意味があります。

つぼみがゆるやかに開く様子を、
人の表情がほころぶ姿に重ねた表現です。

春の山の明るさを「山笑う」と表す言い方もあります。

自然現象を感情に重ねる感覚は、
日本語の季節表現に時々見られます。

桃始笑という語も、その流れの中に位置づけられます。


5章|桃の文化的意味|桃の節句との関係


桃は古くから縁起のよい植物とされてきました。

3月3日は「桃の節句」。
ひな祭りと結びついた呼び名です。

中国では、桃が邪気を払う象徴とされてきた歴史があり、
その思想は日本にも伝わりました。

日本神話でも、桃は厄を退ける存在として登場します。

桃は、

春の象徴

生命の再生

厄除け

といった意味を帯びてきた花です。

桃始笑は、
そうした文化的背景を持つ桃の花が開き始める時期を示しています。


まとめ|桃始笑とは春の入口を示す言葉


桃始笑とは、七十二候のひとつで、桃の花が咲き始める頃を表す言葉です。

読み方は一般的に「ももはじめてさく」。

啓蟄の次候にあたり、時期は3月中旬前後(3月10日~3月14日頃)

」という字には、
花のほころびを人の微笑みに重ねる感覚が込められています。

満開ではなく、はじまり。

桃始笑は、
春が静かに動き出す瞬間を表す、やわらかな三文字です。


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