バズるとは?意味・語源・由来をわかりやすく解説|英語buzzとの違い・いつから広まった?使い方も紹介

[新潟で印刷会社をお探しなら株式会社新潟フレキソへ] 各種商業印刷・名刺や封筒、冊子・伝票・シールまで幅広く対応しています。


0章|バズるとは?SNS時代の「話題になる」はこう生まれた


「この投稿、バズったらしい」
「バズらせたい」
「それ今めっちゃバズってるやつだよね」

SNSが日常になってから、私たちは自然に**「バズる」**という言葉を使うようになりました。
でも、改めて考えると不思議な言葉です。

バズるって、何がどうなった状態?
人気が出たこと?評価されたこと?
それとも、ただ拡散されただけ?

この記事では、「バズる」の意味・語源・歴史・文化・使い方までを、整理していきます。


1章|バズるの意味:短期間で一気に話題が広がる現象


バズるとは、SNSなどのネット上で投稿や出来事が短い時間で一気に注目を集め、多くの人に急速に拡散される現象を指す言葉です。

ここで重要なのは、「評価が高い」という意味そのものではない点です。

バズには、必ず次の二つの要素が含まれます。

ひとつは、注目が一箇所に集中すること。
もうひとつは、その注目が人から人へと伝わり、自分の手を離れて広がっていくことです。

人気は、時間をかけてゆっくり積み重なることもあります。
しかしバズは違います。ある瞬間を境に、反応の数が急激に増え、それまで関係のなかった人たちまで巻き込まれていきます

それはまるで、水面に落ちた一滴の波紋が、次々と外へ広がっていくような現象です。

だからこそ「バズる」は、「人気がある」「評価されている」といった言葉では表しきれない、話題が一気に広がっていく瞬間そのものを指す言葉として使われるようになりました。

この言葉が指しているのは、評価の高さではなく、話題の拡散という現象そのものなのです。


2章|語源:バズは「ブンブン」という羽音を表す言葉だった


「バズる」の元になったのは、英語の buzz という言葉です

buzz はもともと、ハチなどが飛ぶときの「ブンブン」という羽音を表す擬音語でした。羽ばたきによって生まれる連続した低い音を、そのまま言葉にしたものです。

このような擬音語は、単に音を表すだけでなく、その音が持つ印象をも表します。

ハチの羽音は、小さくても途切れずに続き、周囲に広がり、耳に残ります。
その性質から buzz は、やがて音そのものだけでなく、人の声が集まって生まれる「ざわめき」を表す言葉としても使われるようになりました。

つまり buzz は、

ハチの羽音(ブンブンという音)

人々のざわめき(多くの声が重なる状態)

話題や注目(多くの人が関心を持つ状態)

というように、音の印象から、人の関心が集まる状態を表す言葉へと意味を広げていきました。

この時点での buzz は、あくまで「人々が話題にしている状態」や「ざわついた雰囲気」を表す言葉でした。
そしてこの意味が、後に日本語の「バズる」という言葉の成立へとつながっていきます。


3章|英語 buzz と 日本語「バズる」は同じではない


英語の buzz は、「話題」や「ざわめき」を意味する言葉ですが、それは主に、人々のあいだで関心が集まり、話題になっている状態を表します。

たとえば、ある映画について多くの人が話しているとき、その映画には buzz がある、と表現されます。
これは「注目されている」「話題になっている」という意味であり、必ずしも急速な拡散そのものを指すわけではありません。

一方で、日本語の「バズる」は、より具体的な現象を指します。

それは、SNS上で話題が実際に拡散し、短時間で多くの人の目に触れる状態、つまり拡散が起きた結果そのものを表す言葉です。

英語の buzz が「話題になっている状態」を指す言葉だとすれば、
日本語の「バズる」は、「その話題がSNS上で一気に広がった現象」を指す言葉です。

言い換えるなら、

buzz は、話題が生まれ、人々のあいだで関心が高まっている状態を表す言葉。
バズるは、その話題が拡散という形で急速に広がった出来事を表す言葉です。

この違いによって、「バズる」は英語の buzz を元にしながらも、SNSという新しい環境の中で、より具体的な現象を指す言葉として使われるようになりました。


4章|「バズる」は日本語として生まれた動詞:buzz+る の自然な進化


これまでの説明の通り、英語の buzz は存在しますが、日本語の「バズる」は英語そのものではありません。

buzz という言葉を日本語に取り込み、日本語の文法の中で動詞として使われるようになった言葉です。

日本語では、外来語に「る」を付けて動詞化する例が数多くあります。

サボる
ググる
ディスる

これらと同じように、buzz はまず「バズ」という形で名詞として取り入れられ、そこに「る」が付くことで、「バズる」という動詞として使われるようになりました。

こうして、「話題になった」「拡散された」という現象を、短く、直感的に表現できる言葉が生まれました。

「話題になりました」ではやや説明的になり、
「拡散されました」では結果だけを述べる表現になります。

しかし「バズる」は、その両方を含みながら、話題が広がっていく過程と結果を、ひとつの言葉で自然に表すことができます。

英語の buzz が「話題」を表す言葉だったのに対し、
日本語の「バズる」は、「話題が拡散する現象」そのものを表す動詞として定着したのです。


5章|由来:バズは「話題になる」と「話題を起こす」の両方を持つ言葉


バズという言葉が特徴的なのは、単なる現象の説明にとどまらず、どこか“意図”の気配を含んでいることです。

「バズった」と言えば、自然に起きた出来事のように聞こえます。
しかし一方で、「バズらせたい」という言い方も、私たちは当たり前のように使います。

この違いは重要です。

バズは、「話題になった結果」を表す言葉であると同時に、
「話題を起こしたい」という意識と結びついて広く使われるようになった言葉でもあります。

実際に、バズという語は、商品や情報を多くの人に話題にしてもらうことを重視するマーケティングや広告の分野でも用いられてきました。
そこでは、「どのようにすれば人々のあいだで話題が広がるのか」という現象そのものが重要なテーマになります。

このような背景の中で、「バズ」という言葉は、話題が自然に広がる現象を表す言葉として定着し、やがて日本語の「バズる」という動詞の成立へとつながっていきました。

言い換えるなら、

バズるとは、話題になること。
そして同時に、話題が広がる現象そのものを意識させる言葉でもある。

この“現象”と“意識”の両方を含んでいる点が、バズという言葉の現代的な特徴です。

SNSの時代において、話題は自然に生まれることもあれば、意識的に作られることもある。
「バズる」という言葉は、その両方の可能性を、たった三文字で表しているのです。


6章|歴史:SNS時代に「拡散」が価値になった


バズるが日常語になった背景には、はっきりした時代の変化があります。

それは、注目が数字で見える時代になったこと。

誰が見たのか
どれだけ見られたのか
どのくらい広がったのか

以前なら曖昧だった“うわさの広がり”が、SNSでは表示回数や反応数として見えてしまう。
そして、数字が見えると、人は欲しくなる。

こうして「拡散そのもの」が価値になり、
「話題になる」という現象を表す短い言葉が必要になりました。

その答えが「バズる」です。


7章|文化:バズは褒め言葉ではない(光と影)


バズという言葉には、ちょっと怖さがあります。

なぜなら、バズは「評価」ではなく、ただの増幅だからです。

感動が増幅されることもあれば、
誤解が増幅されることもある。
善意も、悪意も、同じ速度で広がる。

「バズる=良いこと」と思われがちですが、現実は違います。

むしろバズは、

  • 持ち上げられる

  • 期待値が勝手に上がる

  • 文脈が切り取られる

  • 知らない誰かに監視される

そんな“現象の渦”でもあります。

バズが気持ちいいのは確か。
でも、バズはいつでも炎上と隣り合わせ。
それがSNS時代のリアルです。


8章|使い方と例文:「バズった」と「バズらせる」は違う


最後に例文です。

  • 「昨日の投稿、バズった」

  • 「これ、バズりそうだね」

  • 「バズってるやつ、見た?」

  • 「バズらせるために作った感がある」

  • 「バズ狙いって、たまに寒い」

ここでポイントは、
「バズった」=現象
「バズらせる」=意図
という違いです。

バズるは、いつでも“自然発生”の顔をしているけれど、
現代ではそこに「狙い」も混ざっている。

だからこの言葉は、ただの流行語ではなく、時代の価値観そのものを映しているんです。


まとめ|バズる=現代版「うわさになる」。ただし、その速度は桁違い


バズるとは、ネットやSNSで、ある投稿や出来事が短期間のうちに一気に話題となり、多くの人へと広がっていく現象を指す言葉です。

その語源は、英語の buzz――ハチの羽音を表す「ブンブン」という音でした。
そこから意味が広がり、人々の声が集まる「ざわめき」、さらに「話題」や「注目」を表す言葉として使われるようになりました。

そしてSNSの登場によって、話題の広がりは目に見えるものになります。
誰が見たのか、どれだけ広がったのかが、数字として表示されるようになりました。

こうして、「話題になる」という現象は、
より具体的で、より瞬間的なものとして認識されるようになります。

その現象を表す言葉として、日本語の中で生まれ、定着したのが「バズる」です。

バズるとは、単に人気が出ることではありません。
人々の関心が連鎖し、話題が人から人へと伝わり、社会の中で一気に広がっていく――その瞬間を表す言葉です。

バズる。
それは、関心が人から人へと連鎖し、話題が社会の中で一気に広がっていく――その瞬間を表す、SNS時代に生まれた新しい言葉なのです。


[印刷会社を新潟市でお探しなら株式会社新潟フレキソへ]

パンフレットやチラシ・各種商業印刷、販促物の制作まで柔軟に対応いたします。ぜひご相談ください。

オリジナルTシャツを新潟市で作るならオリジーへ

↑オリジーではTシャツやグッズを作成してます!インスタで作品公開してます!


🔗こちらの記事もおすすめ

エグいとは?意味・語源・由来・歴史を徹底解説|なぜ刺激から褒め言葉になったのか?

きついとは?意味・語源・由来・つらいとの違いまでわかりやすく解説

ムカつくとは?意味・語源・由来をわかりやすく解説|意外と古い言葉!?なぜ“怒りの言葉”になったのかまで

破茶滅茶・滅茶苦茶・無茶苦茶・目茶苦茶の違いとは?|「茶」の意味と語源をわかりやすく解説

微妙とは?意味・語源・由来・仏教語「みみょう」と“ビミョー”化の変化をわかりやすく解説【肯定か?中立か?否定か?】

ウケるとは?意味・語源・由来をわかりやすく解説|なぜ「受ける」が“笑える”になるのか

希望と願望の違いとは?|意味・使い分けと「希・望・願」の違いからわかる“ねがい”の正体

希望・展望・野望・志望の違いとは?|「望」が表す未来との距離感をわかりやすく解説

チートとは?意味・語源・由来を解説|cheatは、なぜ「不正」から「最強」の意味になったのか?