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3月を古風に表す言葉として親しまれる「弥生(やよい)」。
草木が芽吹き、花がほころび、卒業式や旅立ちの季節でもあるこの時期に、私たちは「春が来た」と実感します。
そんな季節感を一言で表す美しい日本語、それが弥生です。
俳句では春の季語として、文学や文化の中でも長く使われてきました。
現代でも卒業アルバムや春の広告コピーに多く見られ、今なお息づく言葉です。
1章|弥生とは?意味と現代での使い方
「弥生」とは、旧暦3月の異名です。
現代の新暦に置き換えるとおおむね3月上旬〜4月上旬ごろ。
本格的に春が巡り、生命が勢いよく成長し始める季節を指します。
・学校では年度末
・企業でも決算期
・別れと出会いの行き交う時期
こうした社会行事とも重なり、弥生は「新しい始まり」の象徴として親しまれています。
2章|語源と由来──草木が「いやおい」する季節
語源は古語の
-
「弥(いや)」=ますます
-
「生(おい/おふ)」=草木が生い茂る
を合わせたもの。
つまり弥生とは、
草木がますます生い茂る季節
という意味を持つ言葉。
冬の静けさから一転、生命が勢いよく活動を始める春らしさをそのまま表しています。
日本語らしい、自然と共に生きてきた感性が詰まった言葉ですね。
3章|歴史:旧暦3月はいつ頃だった?
旧暦とは太陰太陽暦のことで、月の満ち欠けを基準にしていた時代の暦です。
そのため太陽の動きとずれが生まれ、新暦と比較するとおおよそ1か月前後の差が生じます。
旧暦3月(弥生)=新暦3月〜4月頃
田畑が動き始める農耕シーズンの幕開けにもあたり、
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田打ち
-
種まき準備
-
農具の手入れ
といった活動が盛んに行われました。
また、**桃の節句(上巳の節句)**がある月でもあり、季節行事と深い結びつきを持っています。
4章|文化に息づく「弥生」
弥生は春の象徴として、文学や芸術で多く使われてきました。
-
桜や桃の花を詠む季語として
-
旅立ちや門出の余情を持つ言葉として
-
春を描く情緒あるタイトルとして
卒業式の歌や詩集などでもよく目にするのは、
弥生が「別れと出会い」という普遍的な感情と強く結びついているからでしょう。
日本では「春はスタートの季節」。
その文化背景を一言であらわす言葉が、弥生なのです。
5章|「弥生式土器」とは関係ある?
「弥生」と聞いてまず「弥生時代」や「弥生土器」が思い浮かぶ方も多いでしょう。
しかし、
月名の弥生とは別由来
です。
弥生土器は東京・文京区の「弥生町(現:弥生)」で発見されたことから命名されました。
草木が伸びる「弥生」と、遺跡の地名に由来する「弥生」では背景が異なりますので、覚えておくと便利です。
6章|弥生と他の春の異名との違い
日本語には季節を豊かに表す言葉が多くあります。
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如月(きさらぎ)=2月
-
弥生(やよい)=3月
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卯月(うづき)=4月
冬から春への移ろいが、一つひとつの呼び名に丁寧に表現されています。
弥生は、まさに春本番の中心に位置する言葉といえるでしょう。
7章|まとめ:弥生は「春が満ちていく月」
弥生とは、
ますます草木が伸び、生の力が満ちる季節
自然の息吹を感じ、生活の区切りと始まりが訪れる月です。
年度が変わり、新しい一歩を踏み出す人が多い時期。
そんな門出を静かに応援してくれる、春の季語「弥生」。
これからも季節を彩る日本語として、私たちの暮らしのそばで生き続けていくことでしょう。
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