二十四節気・七十二候一覧|読み方・意味・時期を完全解説【年間カレンダー付き】

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🖊二十四節気・七十二候とは?


二十四節気と七十二候の「時期・読み方・意味」を、年間の流れに沿って一覧でまとめました。


二十四節気は、太陽の動きを基準に一年を24に分けた季節区分です。
そして七十二候は、それをさらに約5日ごとに分けたものです。

つまり、

二十四節気:季節の大きな区切り
七十二候:季節の細かな変化

を示す暦です。

以下に、二十四節気と七十二候を
時期・読み方・意味つきの完全一覧として掲載します。

※節気・候の日付は年により1日程度前後する場合があります。


🌸春|二十四節気と七十二候一覧


立春(りっしゅん)|2月4日ころ

意味:暦の上で春が始まる日。一年の始まりの基準点とされる節気。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 2月4日〜2月8日ころ 東風解凍 はるかぜこおりをとく 春風で氷が解け始める
次候 2月9日〜2月13日ころ 黄鶯睍睆 うぐいすなく 鶯が鳴き始める
末候 2月14日〜2月18日ころ 魚上氷 うおこおりをいずる 魚が氷の下から動き始める

雨水(うすい)|2月19日ころ

意味:雪が雨に変わり、積もった雪が解け始める節気。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 2月19日〜2月23日ころ 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる 土が潤い始める
次候 2月24日〜2月28日ころ 霞始靆 かすみはじめてたなびく 霞が現れ始める
末候 3月1日〜3月4日ころ 草木萌動 そうもくめばえいずる 草木が芽吹き始める

啓蟄(けいちつ)|3月5日ころ

意味:冬眠していた虫が地上へ出始める節気。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 3月5日〜3月9日ころ 蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく 虫が土から出る
次候 3月10日〜3月14日ころ 桃始笑 ももはじめてさく 桃の花が咲き始める
末候 3月15日〜3月19日ころ 菜虫化蝶 なむしちょうとなる 青虫が蝶になる

春分(しゅんぶん)|3月20日ころ

意味:昼と夜の長さがほぼ同じになる節気。春の中心点。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 3月20日〜3月24日ころ 雀始巣 すずめはじめてすくう 雀が巣作りを始める
次候 3月25日〜3月29日ころ 桜始開 さくらはじめてひらく 桜が咲き始める
末候 3月30日〜4月3日ころ 雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす 雷が鳴り始める

清明(せいめい)|4月4日ころ

意味:空気が澄み、草木が生き生きとする節気。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 4月4日〜4月8日ころ 玄鳥至 つばめきたる 燕が飛来する
次候 4月9日〜4月13日ころ 鴻雁北 こうがんかえる 雁が北へ帰る
末候 4月14日〜4月18日ころ 虹始見 にじはじめてあらわる 虹が見え始める

穀雨(こくう)|4月20日ころ

意味:穀物の成長を助ける雨が降る節気。春の最後。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 4月20日〜4月24日ころ 葭始生 あしはじめてしょうず 葦が伸び始める
次候 4月25日〜4月29日ころ 霜止出苗 しもやみてなえいずる 苗が成長する
末候 4月30日〜5月4日ころ 牡丹華 ぼたんはなさく 牡丹が咲く

🌞夏|二十四節気と七十二候一覧


立夏(りっか)|5月5日ころ

意味:暦の上で夏が始まる節気。気温とともに生命活動が一気に活発になる時期。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 5月5日〜5月9日ころ 蛙始鳴 かわずはじめてなく 蛙が鳴き始める
次候 5月10日〜5月14日ころ 蚯蚓出 みみずいずる ミミズが地上に出る
末候 5月15日〜5月20日ころ 竹笋生 たけのこしょうず 筍が伸びる

小満(しょうまん)|5月21日ころ

意味:草木や作物が成長し、万物が満ち始める節気。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 5月21日〜5月25日ころ 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ 蚕が桑を食べ始める
次候 5月26日〜5月30日ころ 紅花栄 べにばなさかう 紅花が咲く
末候 5月31日〜6月5日ころ 麦秋至 むぎのときいたる 麦の収穫期を迎える

芒種(ぼうしゅ)|6月6日ころ

意味:稲など「芒(のぎ)」のある穀物を植える時期。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 6月6日〜6月10日ころ 螳螂生 かまきりしょうず カマキリが生まれる
次候 6月11日〜6月15日ころ 腐草為蛍 くされたるくさほたるとなる 蛍が現れ始める
末候 6月16日〜6月20日ころ 梅子黄 うめのみきばむ 梅の実が熟す

夏至(げし)|6月21日ころ

意味:一年で最も昼が長くなる節気。太陽の力が最大になる。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 6月21日〜6月25日ころ 乃東枯 なつかれくさかるる 冬に芽吹いた草が枯れる
次候 6月26日〜6月30日ころ 菖蒲華 あやめはなさく 菖蒲が咲く
末候 7月1日〜7月6日ころ 半夏生 はんげしょうず 半夏が生える

小暑(しょうしょ)|7月7日ころ

意味:暑さが本格的に始まる節気。梅雨明けが近づく頃。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 7月7日〜7月11日ころ 温風至 あつかぜいたる 暖かい風が吹く
次候 7月12日〜7月16日ころ 蓮始開 はすはじめてひらく 蓮の花が咲く
末候 7月17日〜7月22日ころ 鷹乃学習 たかすなわちわざをならう 鷹の子が飛び方を学ぶ

大暑(たいしょ)|7月23日ころ

意味:一年で最も暑さが厳しくなる節気。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 7月23日〜7月27日ころ 桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ 桐が実を結ぶ
次候 7月28日〜8月1日ころ 土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし 蒸し暑さが増す
末候 8月2日〜8月6日ころ 大雨時行 たいうときどきにふる 激しい雨が降る

🍂秋|二十四節気と七十二候一覧


立秋(りっしゅう)|8月7日ころ

意味:暦の上で秋が始まる節気。実際にはまだ暑さが続くが、ここから秋へ向かう転換点とされる。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 8月7日〜8月11日ころ 涼風至 すずかぜいたる 涼しい風が吹き始める
次候 8月12日〜8月16日ころ 寒蝉鳴 ひぐらしなく ひぐらしが鳴く
末候 8月17日〜8月22日ころ 蒙霧升降 ふかききりまとう 深い霧が立ち込める

処暑(しょしょ)|8月23日ころ

意味:厳しい暑さが和らぎ始める節気。夏の終わりの入口。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 8月23日〜8月27日ころ 綿柎開 わたのはなしべひらく 綿の実が開く
次候 8月28日〜9月1日ころ 天地始粛 てんちはじめてさむし 空気が引き締まる
末候 9月2日〜9月7日ころ 禾乃登 こくものすなわちみのる 稲が実り始める

白露(はくろ)|9月8日ころ

意味:草木に白い露が見られるようになる節気。本格的な秋の始まり。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 9月8日〜9月12日ころ 草露白 くさのつゆしろし 草に白い露が付く
次候 9月13日〜9月17日ころ 鶺鴒鳴 せきれいなく 鶺鴒が鳴く
末候 9月18日〜9月22日ころ 玄鳥去 つばめさる 燕が南へ帰る

秋分(しゅうぶん)|9月23日ころ

意味:昼と夜の長さがほぼ等しくなる節気。秋の中心点。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 9月23日〜9月27日ころ 雷乃収声 かみなりすなわちこえをおさむ 雷が鳴らなくなる
次候 9月28日〜10月2日ころ 蟄虫坏戸 むしかくれてとをふさぐ 虫が土に隠れる
末候 10月3日〜10月7日ころ 水始涸 みずはじめてかる 水量が減り始める

寒露(かんろ)|10月8日ころ

意味:冷たい露が降り始める節気。秋が深まる。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 10月8日〜10月12日ころ 鴻雁来 こうがんきたる 雁が渡って来る
次候 10月13日〜10月17日ころ 菊花開 きくのはなひらく 菊が咲く
末候 10月18日〜10月22日ころ 蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり 虫が戸口に現れる

霜降(そうこう)|10月23日ころ

意味:霜が降り始める節気。秋の最後であり、冬への入口。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 10月23日〜10月27日ころ 霜始降 しもはじめてふる 初霜が降りる
次候 10月28日〜11月1日ころ 霎時施 こさめときどきふる 小雨が降る
末候 11月2日〜11月6日ころ 楓蔦黄 もみじつたきばむ 紅葉が進む

⛄冬|二十四節気と七十二候一覧


立冬(りっとう)|11月7日ころ

意味:暦の上で冬が始まる節気。空気が冷え、冬の気配が明確になる時期。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 11月7日〜11月11日ころ 山茶始開 つばきはじめてひらく 椿が咲き始める
次候 11月12日〜11月16日ころ 地始凍 ちはじめてこおる 地面が凍り始める
末候 11月17日〜11月21日ころ 金盞香 きんせんかさく 水仙が咲き始める

小雪(しょうせつ)|11月22日ころ

意味:雪が降り始める節気。ただし本格的な積雪ではない段階。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 11月22日〜11月26日ころ 虹蔵不見 にじかくれてみえず 虹が見られなくなる
次候 11月27日〜12月1日ころ 朔風払葉 きたかぜこのはをはらう 北風が木の葉を散らす
末候 12月2日〜12月6日ころ 橘始黄 たちばなはじめてきばむ 橘の実が黄色くなる

大雪(たいせつ)|12月7日ころ

意味:雪が本格的に降り始める節気。冬の厳しさが強まる。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 12月7日〜12月11日ころ 閉塞成冬 そらさむくふゆとなる 空が閉ざされ冬となる
次候 12月12日〜12月16日ころ 熊蟄穴 くまあなにこもる 熊が冬眠に入る
末候 12月17日〜12月21日ころ 鱖魚群 さけのうおむらがる 鮭が群れをなす

冬至(とうじ)|12月22日ころ

意味:一年で最も昼が短く、夜が長くなる節気。ここから再び日が長くなる。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 12月22日〜12月26日ころ 乃東生 なつかれくさしょうず 夏に枯れた草が芽を出す
次候 12月27日〜12月31日ころ 麋角解 おおしかのつのおつる 鹿の角が落ちる
末候 1月1日〜1月4日ころ 雪下出麦 ゆきわたりてむぎのびる 雪の下で麦が芽を出す

小寒(しょうかん)|1月5日ころ

意味:寒さが本格化する節気。「寒の入り」とも呼ばれる。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 1月5日〜1月9日ころ 芹乃栄 せりすなわちさかう 芹が成長する
次候 1月10日〜1月14日ころ 水泉動 しみずあたたかをふくむ 地下水が動き始める
末候 1月15日〜1月19日ころ 雉始雊 きじはじめてなく 雉が鳴き始める

大寒(だいかん)|1月20日ころ

意味:一年で最も寒さが厳しい節気。冬の最終段階。

区分 時期(目安) 候名 読み 意味
初候 1月20日〜1月24日ころ 款冬華 ふきのはなさく 蕗の薹が咲く
次候 1月25日〜1月29日ころ 水沢腹堅 さわみずこおりつめる 水が厚く凍る
末候 1月30日〜2月3日ころ 鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく 鶏が卵を産み始める

まとめ|二十四節気と七十二候でわかる、季節の現在地


二十四節気は、太陽の動きを基準に一年を24に分けた、天文学に基づく季節区分です。
そして七十二候は、それをさらに三つに分け、約5日ごとの自然の変化を言葉として表したものです。

二十四節気が示すのは、季節の大きな流れです。
七十二候は、その中で起きている草木や生き物、空気や水の変化を、より具体的に示しています。

一覧として並べて見ると、氷が解け、芽が生まれ、花が咲き、実り、やがて静まり、再び春へ向かう――
季節は途切れることなく、連続して移り変わっていることがわかります。

私たちが日常で使う「春・夏・秋・冬」は大きな区分ですが、
二十四節気と七十二候は、その内側で進んでいる自然の変化を、より正確に示した暦です。

現在の日付と照らし合わせることで、
いま一年のどの段階にいるのか、そして自然がどの位置にあるのかを知ることができます。

暦として一覧を見ることは、単に知識を知るだけでなく、
目の前の風や空、草木の変化を、よりはっきりと感じる手がかりになるはずです。


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