長3封筒とは?サイズ・切手・書き方・重さまで完全ガイド|新潟の印刷会社がやさしく解説

1. 長3封筒とは?読み方と用途

「長3封筒(ながさんふうとう)」は、日本中のオフィスや行政機関、学校、病院など、あらゆる場所で使用されている最もポピュラーなビジネス封筒です。名前は聞いたことがなくても、郵便物やお知らせ書類、請求書などを受け取ったことのある人なら、きっと一度は目にしているはず。

その最大の特徴は、A4サイズの用紙を三つ折りにするとジャストで収まる設計であること。つまり、特別な折り方をしなくても、紙を3つに折るだけでスッと封入できる手軽さ。事務処理や郵送作業の効率をグッと高めてくれる、まさに“できる封筒”なんです。

また、用途も幅広く、見積書・納品書・請求書などの帳票類の送付、顧客宛のDM(ダイレクトメール)、契約書や資料送付など、ビジネスだけでなく個人でも年賀状や手紙、学校行事の案内送付など多用途に使えます。


2. 長3封筒のサイズと規格

長3封筒の規格サイズは【120mm × 235mm】で、JIS(日本工業規格)において正式に「長形3号封筒」として定められています。この絶妙なサイズ設計こそが、多くの書類に対応できる万能性の理由です。

たとえば、A4用紙(210mm×297mm)を三つ折りにすると幅が約99mm、高さが約210mm程度になります。このサイズ感にちょうど良く収まるため、余計なスペースがなく、見た目もスマート。

さらに、郵便制度上も重要なポイントがあります。長3封筒は定型郵便物として認められており、郵送料金が安く済むという大きなメリットがあります。

ちなみに、封筒サイズのラインナップには他にも「角2封筒(A4が折らずに入る)」「洋2封筒(招待状などに)」などがありますが、「A4を三つ折りでちょうど」という長3封筒の便利さはやはり群を抜いています。


3. 長3封筒の書き方(縦書き・横書き)

ビジネス文書で送付する際に意外と気を使うのが「封筒の書き方」。長3封筒では、縦書きと横書きのどちらでも使用できますが、状況に応じた使い分けが大切です。

【縦書きの基本】

縦書きは主に正式な書類送付や目上の方への郵送、官公庁宛てなどフォーマルな印象を与えたい時に適しています。

  • 宛名:中央よりやや右に大きく、敬称「様」まで丁寧に書く

  • 差出人:左下隅に小さめに記載(会社名・住所・部署名など)

  • 切手:右上に縦方向で貼る(位置がズレないよう注意)

【横書きの基本】

横書きはカジュアルな文書や、企業間の定型業務で使用されることが多く、ラベル印刷や宛名スタンプとの相性も◎です。

  • 宛名:中央に大きめに横書き

  • 差出人:左上、または裏面の左下

  • 切手:左上に横向きで配置

宛名を手書きする場合は、宛先の部署名や役職名などを略さず丁寧に記すこともビジネスマナーの一つ。特に複数人で共有する封筒の場合、記載の明確さが信頼感に直結します。


4. 長3封筒の切手代と重さの目安

郵送時に気になるのが「いくらで送れるのか?」という点。長3封筒は日本郵便の「定型郵便」扱いになるため、非常にリーズナブルな料金で発送が可能です。

重さ 切手代
25g以内 84円
50g以内 94円

ここで気をつけたいのが「封筒+封入書類」の合計重量。たとえば:

  • 長3封筒(一般的なクラフト紙):約5g前後

  • A4用紙1枚:4.2g(標準的なコピー用紙)

  • A4×3枚(3つ折り):12.6g程度 → 合計:約17.6g → 84円切手でOK!

しかし、資料が5枚以上になる、厚紙やパンフレットなどが含まれる、返信用封筒を同封する、といったケースでは50gを超える可能性が高くなるため、94円を用意するのが無難です。

【裏ワザ】封入前にキッチンスケールなどで重さを確認しておくと安心!また、万が一の超過料金トラブルを防ぐには、郵便局で重さを測ってもらうのもおすすめ。


5. 長3封筒の定型・定形外の違い

郵便料金を大きく左右するのが、「定型」か「定形外」かという分類。長3封筒は定型郵便に含まれますが、注意点もあります。

【定型郵便の条件】

  • サイズ:長辺14〜23.5cm、短辺9〜12cm

  • 厚さ:1cm以内

  • 重さ:50g以内

このどれかでも超えると、「定形外郵便物」として扱われ、料金が倍以上になることも。封入物が多くなると厚みが出やすいため、まとめて送る際はサイズ・重さ・厚みの3点チェックを!

【窓付き封筒は定型?】

答えはYES。ただし、封入書類のズレで宛名が見えなくなると無効扱いになる可能性があるため、宛名位置の調整には注意が必要です。


6. 長3封筒の価格・印刷オプション

長3封筒は文具店やネット通販などで手軽に購入可能ですが、印刷入りで業務効率をアップさせたい方には、印刷会社でのオーダー制作がおすすめです。

【市販の封筒の種類と価格帯】

  • 無地クラフト封筒(100枚):約300円〜500円

  • 色付き封筒(パステルカラーなど):約500円〜800円

  • 窓付き封筒や地紋入り:機密性高く価格はやや上昇(1,000円前後)

【名入れ印刷のメリット】

  • 会社名・住所・ロゴ入りでブランディング強化

  • 送付物の信頼性・見た目の印象アップ

  • 大量に送る際、宛名ラベルと合わせて業務効率アップ!

【新潟フレキソでできること】

  • 1,000枚〜の大量ロット対応

  • 少量でもOK!名入れ、ロゴ印刷、カラー印刷も柔軟対応

  • ご相談の上で、こだわり派も納得のオーダーが可能!


7. 実際に使うときのポイント(コラム)

  • なぜ黒一色印刷が多いのか? → 視認性が高く、印刷コストも安価。業務用封筒に最適。

  • 地紋付き封筒って? → 封筒の中に透け防止パターン(地紋)を印刷。個人情報や契約書などの漏えい防止に有効。

  • 宛名の目印ガイドって便利? → 封入するA4用紙に「折り線ガイド」や「宛名位置の目安」があると作業効率UP!

封筒一つとっても、使い方次第で業務の効率や印象が大きく変わります。


8. 新潟で長3封筒の印刷をするなら?

新潟県内で長3封筒の印刷を考えているなら、「新潟フレキソ」にぜひご相談ください!

私たちが選ばれる理由:

  • 地元密着:相談しやすさと即対応が魅力

  • 小ロットからでもOK:名入れやロゴも対応

  • 封筒だけでなく、同封書類や印刷物全体もまるごとサポート!

長3封筒に関するお悩み、ご相談、どんな小さなことでもOKです。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください!


【まとめ】

長3封筒は、日本のビジネスや日常生活で欠かせない、万能で優秀な封筒です。サイズ・書き方・切手代・重さのことをしっかり理解しておくことで、郵送トラブルや手間をグッと減らすことができます。

「ただの封筒」と侮るなかれ。印刷や使い方にこだわることで、会社の印象・業務効率・信頼性を向上させる武器になるのです。


新潟市の印刷会社「新潟フレキソ」では、封筒印刷を承っております。

お急ぎのご入用の際でも、お気軽にお問い合わせください。

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