学校だよりの作り方・完全ガイド|新潟の印刷会社が広報・文例・配布・デザイン・印刷も徹底サポート!

【導入】学校だよりの作り方・完全ガイド


学校と家庭をつなぐ、大切な「架け橋」。
それが、学校だよりです。

新年度の始まりとともに、多くの学校で「学校だより」の発行準備がスタートします。
校長先生や教頭先生、担任の先生、また時にはPTA役員の方々が協力して作成するこの一冊には、
学校生活の喜びや成長、そして地域とのつながりを伝える、かけがえのない「想い」が込められています。

しかし──
「学校だよりって、どうやって作ればいいの?」
「何を書けばいいのか分からない!」
「いつもバタバタ、締切ギリギリになっちゃう…」
そんな声も、実はとても多いんです。

特に、はじめて学校だよりを担当することになった先生やPTA役員の皆さんにとって、
ゼロから何かを「形」にする作業は、想像以上に大きなプレッシャー。
どんな内容を、どんな順番で、どんな言葉で伝えたらいいのか…。
「正解がない」からこそ、不安になるのも当然です。

でも、安心してください。

この記事では、
学校だよりを作るすべての人を応援するために、
一からわかりやすく、しかもすぐ使える知識とコツを、たっぷりまとめました!

  • そもそも学校だよりって、どんな役割があるの?

  • どんな項目を入れればいいの?

  • デザインやレイアウトの基本ルールって?

  • 失敗しないためには、何に気をつけたらいいの?

  • 印刷や配布のコツってある?

  • さらに伝わる、ワンランク上のアイデアとは?

──ここまで全部、まるごと解説します!

しかも、**地域密着型の印刷会社「新潟フレキソ」**が、
新潟市を中心とした多くの学校・団体の広報サポートを手がけてきた中で得た、
リアルな現場ノウハウも盛り込んでお届け!

この記事を読み終えるころには、
「よし、学校だより、やってやろうじゃないか!」と、きっと前向きな気持ちになれるはずです。

さらに!
【すぐ使える!文例集】もご用意しました。
校長先生の挨拶、学年だより、行事予定案内、保護者向けの連絡事項──
実際の現場ですぐ役立つテンプレート形式なので、忙しい時にも時短できる優れもの!


■ 学校だよりとは?

学校だより。

それは単なる「お知らせ」や「行事予定のプリント」ではありません。

学校だよりは、
**学校と家庭、そして地域を結びつける“心の架け橋”**です。

教室で、体育館で、運動場で、
毎日子どもたちが汗を流し、笑い合い、学びあっている──
そんな「学校の今」を、言葉と写真でそっと伝える役割を持っています。

学校だよりを通して初めて知る、
子どもたちの頑張り。
先生たちの想い。
そして、学校全体で共有されている目標や願い。

保護者にとって、
そして地域に住む人たちにとって、
学校だよりは**「見えない学校生活」を身近に感じる、かけがえのない窓**なのです。

たとえば──
入学してまだ間もない1年生の保護者が、
学校だよりに載った子どもたちの笑顔の写真を見て、
「うちの子も、こんなふうに頑張っているんだな」とホッと胸をなでおろす。

運動会の練習風景の記事を読んだ祖父母が、
「本番、楽しみにしているよ」と孫に声をかける。

進路指導についての特集を読んだ中学生の保護者が、
家での進路相談のきっかけを得る。

──そんなふうに、
**学校だよりは、子どもたちを中心にした「コミュニケーションの種」**を、
そっとまき散らしてくれる存在です。

また、地域に開かれた学校づくりが求められる今、
学校だよりは単なる内部連絡ツールを超えて、
**地域社会への「信頼発信メディア」**としての役割も持っています。

地域の人々が学校だよりを通して、
子どもたちの活動を知り、学校行事に参加し、
一緒に子どもたちを支え育てる仲間になっていく──
そんな温かい流れをつくる第一歩にもなるのです。

つまり、学校だよりは──

  • 情報を伝えるだけでなく

  • 子どもたちの成長を共有し

  • 保護者と学校の絆を深め

  • 地域とのつながりを育て

  • 未来へと続く教育の土台をつくる

そんな、とても「大きな力」を持った小さな紙なのです。

そして、その「力」をどう引き出すかは、
まさに、これから学校だよりを手がけるあなたの工夫と想い次第。

難しく考えすぎる必要はありません。

大切なのは、
「読んだ人に、学校の温かさや頑張りがちゃんと伝わるか」
この一点だけ。

そのために、この記事では、
「具体的に、何をどうすればいいのか」
初心者の方にもわかりやすく、順番にガイドしていきます。

さあ、一緒に
子どもたちの笑顔があふれる、
世界にひとつだけの「学校だより」を作っていきましょう!


■ なぜ「学校だより」が今、ますます重要なのか?

現代は、SNSや学校アプリなど、保護者への情報発信ツールが多様化しています。
しかしその中でも、「学校だより」という紙媒体は、
まだまだ根強い支持を集めています。

なぜでしょう?

それは──
**「手に取れる安心感」「保存できる情報源」「温かみ」**があるからです。

忙しい日々の中でも、
冷蔵庫に貼ったり、机の隅に置いたりしながら、
ふとした時に目を通す。
家族みんなで共有する。

そんな、**”生活に溶け込む存在”**が、学校だよりなのです。

特に、小学校低学年のお子さんを持つご家庭や、
地域ぐるみで子どもたちを見守る文化が根付く新潟では、
こうした紙ベースの情報発信が、今なお大きな役割を果たしています。

だからこそ、
**「読む人の心に届く学校だより」**を作ることには、大きな価値があるのです。


■ この記事でできること

この記事を読むことで、

  • 学校だよりの「基本」がわかる

  • 実践で使える「文例」が手に入る

  • 読みやすく、伝わる「デザイン・レイアウト」のコツがつかめる

  • 印刷や配布での「失敗」を防げる

  • 困ったときに頼れるプロ(新潟フレキソ)を知る

こうした、実践力をしっかり身につけることができます!

学校生活のワクワクや子どもたちの頑張りを、
保護者や地域にしっかり届けるために──

一緒に、最高の「学校だより」づくり、始めましょう!

次の章から、具体的な作り方に入っていきます!


【2. 学校だよりの基本構成】


■ 学校だより、こんなふうに組み立てよう!

いざ「学校だよりを作ろう!」と思ったとき、
最初に悩むのが**「どんな内容を入れたらいいんだろう?」**ということ。

実は、学校だよりには**ある程度「王道の型」**があります。
この「型」を押さえておくだけで、
読む人にとってわかりやすく、
作る側にとってもスムーズな学校だよりになります!

ここでは、基本となる構成パターンを、たくさんの案を交えながら紹介します!


【1】表紙・タイトルページ

最初に目に入る「表紙」は、第一印象を決める大切なパーツ

【盛り込みたい要素】

  • 学校名

  • 発行月・号数(例:2025年5月号)

  • 校章やシンボルマーク

  • 季節に合わせたイラストや写真

  • キャッチコピー(例:「子どもたちの笑顔があふれる○○小学校」)

【こんな表紙もあり!】

  • 「今月の一枚」と題して、子どもたちの写真を大きく配置

  • 校庭の四季折々の風景を表紙に

  • 手書き風イラストで親しみ感を演出


【2】校長先生・教頭先生のご挨拶

やっぱり学校だよりの顔といえば、
校長先生の挨拶!

【よく使われるテーマ】

  • 新年度・新学期の抱負

  • 季節ごとの行事の振り返りと展望

  • 子どもたちへの励ましのメッセージ

  • 保護者・地域の方への感謝

【プラスできると良いこと】

  • 教育目標の再確認

  • 子どもたちの日常のエピソード紹介

  • コラム風に短めで親しみやすくする工夫


【3】学年・クラスだより

ここは、先生方の個性が光るコーナー

【定番の内容】

  • その月に取り組んだ学習・活動内容

  • 子どもたちの成長エピソード

  • 次月に向けた目標・お知らせ

【こんな工夫もオススメ!】

  • 「子どもたちの声」を載せる(作文・インタビュー)

  • 活動風景の写真を数点添える

  • 先生からの「ひとことメッセージ」


【4】行事予定・年間予定表

**「学校だよりはこれを見てチェックしてます!」**という保護者も多い、超重要ポイント!

【掲載したい情報】

  • 月間行事予定(運動会、授業参観、遠足、など)

  • 年間行事カレンダー(新年度号などに)

  • 大事な締切日(健康診断票提出、願書提出など)

【伝わる工夫】

  • イラスト付きカレンダー形式にする

  • 「参加・準備が必要な行事」には★マークをつける

  • 送迎・持ち物など注意事項も簡単に添える


【5】保健だより・給食だよりとの連携

学校だよりと一緒に出されることが多いこの2つ。
同じ号にまとめて情報発信できると親切!

【組み込み例】

  • 「今月の保健テーマ」(例:熱中症予防、インフルエンザ対策)

  • 「今月の給食目標」(例:好き嫌いせず食べよう!)

  • 給食だよりの中で子どもたちのリクエスト給食特集

【さらに!】

  • 保健室・栄養教諭の先生のコメントコーナー

  • 健康豆知識・食育コラムをミニコーナーに


【6】保護者向け連絡事項・お願い

最後にまとめて載せるとわかりやすい!

【例】

  • PTA行事の日程・ボランティア募集

  • 安全指導(交通安全・防犯情報)

  • 休校情報・緊急時の連絡体制

  • 制服・持ち物のお願い(例:冬制服への移行案内)

【プラスするとGood!】

  • Q&A形式でよくある問い合わせを紹介

  • 「お願いだけ」で終わらず、感謝の言葉も添える


【7】季節ごとの学校だよりネタ・特集アイデア


学校だよりは、毎月・毎学期発行するものだから、
季節感を意識した内容を盛り込むと、グッと読みごたえが増します!

ここでは、春・夏・秋・冬それぞれのオススメ特集ネタを紹介します!


■ 春(4月〜5月)

【おすすめテーマ】

  • 入学式・新学期のスタート

  • 新しいクラス・担任の紹介

  • 1年の教育目標・スローガン発表

  • 春の遠足・校外学習のレポート

  • ゴールデンウィーク明けの生活リズム注意喚起

【プチコーナー例】

  • 「○○小学校・新入生インタビュー」

  • 「先生に聞きました!新学期の目標」


■ 夏(6月〜8月)

【おすすめテーマ】

  • 運動会・スポーツ大会の報告

  • プール開き・水泳授業のお知らせ

  • 熱中症対策・夏の健康管理

  • 夏休みの宿題・生活指導

  • 終業式のメッセージ

【プチコーナー例】

  • 「夏休みの過ごし方クイズ」

  • 「先生たちの夏の思い出ベスト3」


■ 秋(9月〜11月)

【おすすめテーマ】

  • 2学期スタートの心構え

  • 修学旅行・校外学習の特集

  • 文化祭・学芸会の案内と感想

  • 秋の交通安全週間

  • インフルエンザ予防・体調管理

【プチコーナー例】

  • 「秋の味覚特集:好きな給食ランキング」

  • 「読書の秋!先生オススメの一冊」


■ 冬(12月〜3月)

【おすすめテーマ】

  • 2学期(または年度末)の振り返り

  • 冬休みの生活指導・防犯指導

  • クリスマス・新年の行事紹介

  • 卒業式・進級式の案内

  • 感謝を伝えるメッセージ特集

【プチコーナー例】

  • 「ありがとうを伝えよう大作戦」

  • 「6年生へ贈るメッセージ集」

 

「行事に合わせた内容」だけでなく、
こうした季節に寄り添った特集を盛り込むことで、
学校だよりはグッと親しみやすく、
読んだ人の心に温かく響くものになります。

  • 季節のあいさつ

  • 季節の話題にちなんだコラム

  • 季節感あふれるデザインやイラスト

これらも意識して、
「また次号も読みたい!」と思ってもらえる学校だよりを目指していきましょう!


【まとめ】

これらの基本構成をベースにして、
あとは学校の特色や年度ごとのテーマに合わせてアレンジしていけばOK!

学校だよりは、
「完璧にかっちりまとめなきゃ!」と思うよりも、
読む人に温かく伝わることを第一に考えると、ぐんと良いものになります。

次はこの基本構成を踏まえて、
【特別編:学校だよりで使える文例集】に進みます!

お楽しみに!

📝【保存版】学校だよりの基本構成一覧表

 

項目 内容 ポイント
① 表紙・タイトル 学校名・月号・日付・写真など 季節感のある写真やイラストを使うとGOOD
② 校長先生の挨拶 学期ごとの始まり・まとめのメッセージ 教育方針・学校の姿勢が伝わるように丁寧に
③ 学年・クラスだより 子どもたちの日常や成長の様子 写真やエピソードを添えると保護者の関心UP
④ 行事予定・カレンダー 月内の行事予定一覧+ポイント補足 カレンダー形式+簡単な解説でわかりやすく
⑤ 保健・給食だより 健康管理・栄養指導・献立など 季節の注意点や流行病の情報も盛り込む
⑥ 保護者向け連絡事項 PTA活動・提出物・お願いごとなど 締切日・連絡先・持ち物など明確に記載
⑦ 特集・写真コーナー 行事レポート・テーマ特集・地域交流など 写真+キャプションで温かみと臨場感UP
⑧ 編集後記・次号予告 編集担当のひとこと・発行予定など フレンドリーに締めくくると読後感◎

【特別編】学校だよりに使える文例集


■ 校長先生のご挨拶

【新年度(4月)】

春の陽光がやわらかく校庭を包み、希望にあふれる新年度がスタートしました。
本校では○○名の新入生を迎え、在校生もまたひとつ学年が上がり、それぞれ新たな気持ちで日々の学校生活をスタートさせています。

教育目標である「○○○○○」を胸に、子どもたち一人ひとりの個性と可能性を大切に育んでまいります。
子どもたちは、未来を切り拓く力を、日々の学びや仲間との関わりの中で少しずつ育てていきます。

私たち教職員は、子どもたちが安心して自分を表現できる環境を整え、挑戦する気持ちを支える存在でありたいと願っています。
そのためにも、保護者の皆様、地域の皆様との連携・協力は欠かせません。

新年度のスタートにあたり、皆様と力を合わせ、
「子どもたちの成長をみんなで喜び合える学校」を一緒に作り上げていきたいと思っております。

どうぞ、本年度も温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
未来に向かって羽ばたく子どもたちの輝きを、共に育んでいきましょう。


【2学期開始(9月)】

真夏の青空に負けないくらい、子どもたちの元気な笑顔と笑い声が、再び校舎に戻ってきました。
長い夏休みを終え、友達や先生との再会に胸を弾ませる様子を見て、学校に命が吹き込まれたように感じています。

2学期は、運動会、学芸会、修学旅行など、たくさんの行事が待っています。
どの行事も、子どもたちが「自分を試す場」であり、「仲間と協力する場」であり、何より「成長を実感できる場」です。
取り組む過程の中で、うまくいかないことや悩むこともあるかもしれません。
しかし、そうした壁に挑戦する中でこそ、子どもたちの心は大きく豊かに育っていきます。

私たちは、子どもたちが互いに支え合いながら挑戦できる環境を整え、日々の小さな努力を認め合う学校づくりを目指します。
保護者・地域の皆様におかれましても、引き続き、温かい励ましと応援をよろしくお願いいたします。


【年度末(3月)】

校庭に吹く風が少しずつ春の香りを運び、卒業と進級の季節が近づいてまいりました。
この一年間、子どもたちは学び舎の中でたくさんの経験を重ね、心も体も大きく成長しました。
日々の授業、友達とのふれあい、学校行事、クラブ活動──そのすべてが、子どもたちにとってかけがえのない財産となっています。

保護者の皆様、地域の皆様には、子どもたちの成長を温かく見守り、支えていただき、心より感謝申し上げます。

卒業生は新たなステージへ、在校生は次の学年へと進んでいきます。
それぞれの道で、学んだことを胸に、一歩一歩着実に歩んでいってほしいと願っています。

今後とも、○○小学校を支え、地域と共に未来を育むパートナーとして、変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
ありがとうございました。


■ 学年・クラスだより【文例】

【低学年向け(1〜2年生)】

4月、まだランドセルが背中で揺れていた1年生たちも、すっかり学校生活に慣れ、毎朝元気な挨拶で一日をスタートできるようになりました。

教室では、先生の話をしっかり聞き、手を挙げて発表する姿もたくさん見られるようになり、
給食の準備や片付けも、友達と声をかけあいながら進めています。

先日の校外学習では、公園までの道のりを、交通ルールを守りながら歩きました。
グループごとに手をつなぎ、周りに気を配りながら歩く様子から、成長を感じました。

授業では、音読や算数の数遊びに取り組み、笑顔と真剣な表情が交錯する毎日です。
一つひとつの「できた!」を大切に、これからも自信を積み重ねていきましょう。


【高学年向け(5〜6年生)】

6年生にとって、小学校生活最後の一年が本格的に始まりました。

最高学年として、登校班のリーダーや委員会活動でも活躍し、下級生のお手本となるべく、責任ある行動を心がけています。
運動会では、練習の段階から競技運営にも関わり、自分たちで考え、周囲を引っ張る姿が印象的でした。

また、修学旅行では、公共の場でのマナーや仲間との協力の大切さを体感し、行動力や判断力をさらに磨きました。
バスの中で自主的にマイクを持ち、ガイド役を務めた児童もおり、その成長ぶりに大きな拍手を送りたいと思います。

この一年が、卒業後の未来へつながる「土台作り」の時期であることを意識しながら、
毎日を大切に過ごしていきましょう。


■ 行事予定案内【文例】

【6月号】

【6月の主な行事予定】
5日(水)プール開き(対象:全校児童)
12日(水)避難訓練(火災想定:授業中)
18日(火)授業参観・懇談会(各教室にて実施)
21日(金)校内読書週間スタート(図書委員による読み聞かせも予定)
25日(火)校外学習(3年生:自然観察の森・現地集合解散)

【保護者の皆様へのお願い】

  • プール開き当日は水着・タオル・水泳帽子の準備をお願いいたします。

  • 校外学習では、動きやすい服装・帽子・水筒・雨具をご持参ください。

  • 暑さ対策(水分補給、帽子着用)を十分ご準備いただきますようお願いいたします。

子どもたちが安全に、充実した経験を積めるよう、引き続きご協力をお願いいたします!

【行事の見どころ】
プール開きでは、水の大切さ・安全指導を行います。
避難訓練は、実際の災害を想定した真剣な取り組みです。
それぞれのお子さんの学びや成長の機会となるよう、サポートをよろしくお願いいたします。


■ 保健だより・給食だより連携【文例】

【保健室から】

梅雨に入り、気温と湿度の高い日が続くようになりました。
汗をかきやすくなるこの時期、体温調節がうまくできずに体調を崩すお子さんも増えます。

体育や休み時間の外遊び時には、

  • 帽子の着用

  • こまめな水分補給

  • 早めの休憩
    を意識しながら活動するよう、学校でも指導を徹底しています。

また、感染症(特に手足口病やプール熱)も流行しやすくなります。
少しでも体調が優れない場合には、無理をせず休養をとるようご家庭でもご協力ください。

子どもたちの健康を、学校と家庭で一緒に守っていきましょう!

【給食室から】

今月は「地場産食材を知ろう」キャンペーンを実施中です!
新潟県産のコシヒカリ、枝豆、アスパラガスなど、旬の食材を使った献立を提供しています。

毎日の献立表には、食材の生産地や栄養についての豆知識も掲載しています。

お子さんと一緒に献立表を見ながら、「今日のごはん、何が入っていたかな?」と話題にしていただけると、
食べる意欲にもつながります。

ご家庭でも、地場産の野菜や果物をぜひ取り入れてみてください!


■ 保護者向け連絡事項【文例】

【PTA活動案内】

【PTAバザー開催のお知らせ】
日時:○月○日(土)午前10時~午後2時
会場:体育館(雨天決行)

収益金は、図書の充実、校庭遊具の整備、児童活動支援費等に活用させていただきます。

物品提供のご協力、また当日のお手伝いが可能な方は、○月○日までに担任またはPTA本部までご連絡ください。

子どもたちの笑顔と地域の絆を深める機会となりますので、たくさんのご参加をお待ちしています!

【安全指導】

日が沈むのが早くなり、通学・下校時の安全対策がより重要な時期になりました。

  • 夕方5時以降の外出時には、反射材のついたバッグ・服装を推奨

  • 交通量の多い道を避け、なるべく明るい道を通る

  • ヘッドホンやスマートフォンを操作しながらの歩行禁止

こうした安全ルールを、学校でも引き続き指導してまいります。
ご家庭でも、ぜひ日々の声かけをお願いいたします!

■ 新任の先生のご挨拶(フォーマル版)

【新任のご挨拶】

このたびご縁をいただき、○○小学校に着任いたしました、○○ ○○と申します。

子どもたちの元気な笑顔に囲まれながら、日々充実した時間を過ごしております。
初めての環境に、戸惑いと期待が入り混じる毎日ではありますが、
一人ひとりの子どもたちの個性と向き合い、丁寧に、温かく、成長を支えていける教員でありたいと考えています。

「子どもたちの未来のためにできることは何か」を常に問い続けながら、
誠心誠意、教育活動に励んでまいります。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、これからどうぞ温かいご支援、ご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。


■ 新任の先生のご挨拶(カジュアル版)

【新任のご挨拶】

みなさん、こんにちは!
この春から○○小学校に仲間入りしました、○○ ○○(氏名)です!

子どもたちの明るい笑顔と元気な声に囲まれて、毎日が本当に楽しいです。
一緒に笑ったり、学んだり、時には一緒に悩んだりしながら、
子どもたちとともに成長していきたいと思っています。

新しい場所、新しい出会いにわくわくしています!
これから、たくさんの思い出を一緒に作っていきましょう!
保護者の皆様、地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


【プチ特集:季節の一言文例集】

■ 春(4月〜5月)

校庭の桜が満開となり、子どもたちの新しい門出を祝福してくれているかのようです。
友達との出会い、新しい学びとの出会い──そのすべてに胸を高鳴らせる春。
朝の校庭には、ランドセルを揺らして駆け寄る笑顔と、「おはよう!」の元気な声があふれています。

新しい環境に少し戸惑いながらも、一歩ずつ、確実に自分らしい歩みを進めている子どもたち。
私たち大人も、そんな彼らの小さなチャレンジに、毎日勇気をもらっています。


■ 夏(6月〜8月)

ぎらぎらと照りつける太陽の下、汗をぬぐいながら、子どもたちは元気いっぱいに活動しています。
プールからは歓声が響き、運動場には全力で駆け回る姿がきらめきます。

ひと夏の経験は、子どもたちにたくさんの思い出と、たくましさをもたらしてくれます。
水分補給をこまめに、体調を整えながら、元気に夏を乗り越えていきましょう!

そして、もうすぐ待っている夏休み。
「チャレンジしてみたいこと」を一つ決めて、この夏にしかできない成長の種を、ぜひ見つけてほしいと思います。


■ 秋(9月〜11月)

校庭のイチョウの葉が色づき始め、優しい秋の風が教室にそっと入り込んでくる頃。
子どもたちは、夏の疲れも吹き飛ばし、新たな目標に向かって力強く歩みを進めています。

読書の秋、スポーツの秋、文化の秋──それぞれの「得意」や「好き」に出会う絶好のシーズンです。
一生懸命に作品作りに取り組んだり、運動に汗を流したりする中で、
子どもたちはまた一段、心を豊かに育んでいます。

実りの秋にふさわしく、努力の成果をたくさん実らせることができるよう、支えていきましょう!


■ 冬(12月〜3月)

白い息をはずませながら登校する子どもたちの姿に、冬の訪れを感じます。
朝夕の冷え込みが厳しくなり、手袋やマフラーが活躍する季節となりました。

寒さに負けず、友達と手を取り合って、笑顔で乗り越える冬。
教室の窓には、子どもたちが描いた雪だるまのイラストが並び、ほっと心があたたかくなります。

そして、3月にはいよいよ卒業・進級。
今まで過ごしてきた日々を胸に、新しい一歩へと羽ばたく準備の時です。
子どもたちの未来が、希望に満ちたものでありますように──そんな想いを込めて、今日も笑顔で送り出していきたいですね。


【まとめ】

この文例集をうまく組み合わせながら、
あなたらしい言葉でアレンジを加えて、
**世界に一つだけの「学校だより」**を作ってください!

忙しいときには、
このテンプレートをそのまま使ってもOK

伝わる言葉は、心をつなぐ力になります。


【3章】誰に何を届ける?ターゲットを意識しよう

(ボリューム目標:2,500字以上)


■ 学校だよりは、”誰に向けて”書いていますか?

学校だよりを作るとき、つい忘れがちなのが「ターゲット」の意識。
でも、これが実はものすごく大事なポイントなんです。

たとえば──
保護者向けに書くのか、
地域の方々向けに書くのか、
子どもたち自身にも届けたいのか。

ターゲットによって、内容の選び方も、言葉づかいも、レイアウトの工夫も全く変わってきます。

「この学校だよりを読む人は、何を知りたがっているだろう?」
「どんな言葉なら、きちんと心に届くだろう?」

この視点を持つことが、
愛される学校だよりを作る第一歩です!


■ 【ターゲット別】意識したいポイントまとめ


【保護者向け】

子どもたちの「学校での様子」を知りたい!
→ 日常の様子・成長エピソード・行事レポートをしっかり届ける。

押さえたいポイント

  • 子どもの頑張り・成長が伝わる内容

  • 行事予定や連絡事項は、わかりやすく明確に

  • 教育方針や取り組みへの理解を深める言葉

具体例

  • 運動会のがんばりだけでなく、練習中のエピソードも紹介

  • 学年だよりで「○○な姿勢が育っています」など具体的に成長を伝える


【地域の方々向け】

地域とともに歩む学校をアピールしたい!
→ 行事報告・地域活動・子どもたちの様子をオープンに伝える。

押さえたいポイント

  • 地域の行事・ボランティア活動との連携をしっかり紹介

  • 子どもたちの社会性・協調性が育っていることを伝える

  • 地域の方々への感謝を必ず盛り込む

具体例

  • 「○○地区防災訓練に6年生が参加しました!」

  • 「町内会の皆様に見守られ、登下校がより安全になっています」


【子どもたち自身向け】

子どもたちに「自分たちの成長を感じさせたい」!
→ わかりやすい言葉・親しみやすい文章・写真やイラストを多用。

押さえたいポイント

  • 難しい表現を避ける(小学生でも読めるように!)

  • 「あなたたちはすごい!」とポジティブに伝える

  • 友達の活躍・クラスの頑張りをたくさん紹介する

具体例

  • 「みんなの笑顔が、先生たちにとって最高のプレゼントです!」

  • 「この前の発表会では、○○くんが堂々とスピーチしていましたね!」


【追加】児童向け学校だよりを書くときの「漢字使用ルール」


■ 学年に応じた「読みやすさ」への配慮が必須!

子どもたち向けに学校だよりを書くとき、
絶対に意識したいのが──

**「学年別・習得漢字の範囲」**です。

【基本ルール】

  • 小学校低学年(1〜2年生)向け:ひらがな多め、漢字にはふりがなを振る!

  • 中学年(3〜4年生)向け:習った範囲内の漢字を中心に、難しい漢字にはふりがなを!

  • 高学年(5〜6年生)向け:通常の漢字使用OK、ただし専門用語には簡単な言い換えを。


■ たとえば、こんな意識が大事!

【1〜2年生向け】

  • 難しい熟語(例:「協力」「努力」など)はできるだけひらがなやさしい言い回しにする

  • どうしても漢字を使うなら、**(ふりがな)**を振る

例)

みんなで(きょうりょく)して、すてきな(うんどうかい)をつくりましょう!


【3〜4年生向け】

  • 既習漢字(3年生:習う漢字200字くらい/4年生:300字くらい)を超える難しい言葉にはふりがな

  • 難しい表現(例:「防災訓練」「地域交流」)は、具体例を添えて説明するとわかりやすい

例)

9月には(ぼうさいくんれん)があります。みんなで じしんのときに どう うごくかを まなびます。


【5〜6年生向け】

  • 通常の新聞やニュースレベルの文体でもOK

  • ただし、教育用語・専門用語(例:「主体的な学び」「探究活動」など)は簡単に言い換え+説明付き

例)

「主体的に学ぶ」とは、自分からすすんで考えたり、工夫したりすることです。


■ 【ふりがな振りのコツ】

  • 重要な単語だけふりがな(全体に振ると逆に読みづらい)

  • ふりがなは小さく、読みやすく

  • できれば自然な文章の中で、説明文を添えるとさらに親切!


■ 【まとめ】児童向け=「読める」「伝わる」が第一!

子どもたちに伝えたいメッセージがあっても、
読めなければ意味がありません。

だから、

  • 「読めるレベルか?」

  • 「理解できる表現か?」

この2つを意識して、
「子どもたちが自分の力で読めた!」「内容がわかった!」と思える学校だより
を目指していきましょう!

特に低学年向けでは、
「やさしいことばで、あたたかく」
これを心に刻んで書くことが、最高の学校だよりを作るコツです!


■ 【ターゲット別レイアウト・デザイン工夫例】


【保護者向け】

  • 写真+短いキャプションで、子どもの様子をビジュアルで伝える
    (例:「図工の時間に、○○を制作しました!」)

  • 行事予定はカレンダー形式にして一目でわかるように

  • PTA活動案内などは「締切」「連絡先」を明記


【地域向け】

  • 表紙や1面に「地域イベント参加」などを大きく取り上げる

  • 地域の方々からの応援メッセージを載せてもGOOD!

  • 学校開放イベント(バザー、作品展など)の案内をしっかり記載


【子どもたち向け】

  • イラストやキャラクター風のデザインを入れる

  • 先生の手書きコメント風メッセージコーナーを設置
    (例:「○○先生のプチコラム!」)

  • クラスごとの頑張りランキング、○○賞など「みんなが主役」感を演出


■ 【まとめ】ターゲット意識があるだけで、学校だよりは激変する!

学校だよりは、「一方通行のお知らせ」ではありません。
読み手と心をつなぐコミュニケーションツールです。

誰に届けたいかを意識し、
その人に「読んでよかった」「また楽しみにしたい」と思ってもらえる内容を目指しましょう!

  • 保護者へ:わが子の頑張りを伝える

  • 地域へ:学校と地域のつながりを伝える

  • 子どもたちへ:君たちの成長を自信に変える

この三本柱を意識することで、
世界にひとつだけの、心温まる学校だよりがきっと生まれます!


【4章】学校だよりのデザイン・レイアウトのコツ


■ 学校だよりは「読まれてこそ」意味がある!

せっかく心を込めて作った学校だよりも、
読みにくい・堅苦しい・見づらいでは、読んでもらえません。

デザインやレイアウトには、
「内容を伝える力」を引き出す役割があります!

  • 目でパッと見て内容が入ってくる

  • 読みたいところに自然に目が行く

  • 全体を読んだあとに、心にあたたかいものが残る

そんな「読まれる学校だより」を目指して、
ここからデザイン・レイアウトのコツを一緒に整理していこう!


■ 【基本編】レイアウト・デザインの鉄則5つ!


① 余白をたっぷり取る

文字をぎっしり詰めすぎると、読んでもらえない!

  • 文章と文章の間には十分な間隔(行間)を

  • セクションごとに「段落」をしっかり分ける

  • 写真やイラストの周りにも余白を確保

→ 余白は「読みやすさ」を生み出す魔法!


② 見出しと本文をしっかり区別する

どこがポイントか一目でわかるように!

  • 見出しは大きく・太く

  • 本文よりも2段階くらいフォントサイズを上げる

  • 色や飾り罫線(ライン)で軽くアクセントをつけてもOK!


③ 写真・イラストを効果的に使う

ビジュアルは最強の説明ツール!

  • 子どもたちの笑顔・活動の写真はできるだけ大きく

  • 文章だけでは伝わりにくい雰囲気を、ビジュアルで伝える

  • 季節感のあるイラスト(桜、太陽、紅葉、雪など)もアクセントに!


④ 色づかいは「見やすさ第一」

カラフルにしたくても、見づらいと逆効果!

  • 基本はモノクロ+ワンポイントカラー程度がベスト

  • 大事な部分だけ、目立つ色(赤・青・緑)を使う

  • 色が多すぎると読みにくくなるので注意!


⑤ 情報量を整理する

一度にあれもこれも詰め込まない!

  • 1ページに2〜3テーマまで

  • 本当に伝えたいことを絞る

  • 詳しい説明は別紙で配布もOK!


■ 【応用編】より伝わる工夫アイデア集!


◎ 校長先生の挨拶は「囲み枠」で強調!

  • 特別感を出して、読んでもらいやすくする

  • 簡単な飾り罫(例えば季節モチーフ)を添えると親しみ感UP


◎ 子どもたちの写真は「できるだけ自然な笑顔」で!

  • カメラ目線だけでなく、活動中の自然な瞬間を選ぶ

  • 「笑顔」「一生懸命な顔」「友達と協力している姿」などを中心に


◎ 行事予定は「カレンダー形式」がおすすめ!

  • ひと目で「いつ・何があるか」わかる

  • 文字だけよりビジュアルで把握しやすい

  • 色分けするとさらにGOOD!(例:行事→赤、提出物→青)


◎ 季節感を演出する

  • 春→桜・新緑

  • 夏→太陽・ひまわり

  • 秋→紅葉・どんぐり

  • 冬→雪・クリスマスモチーフ

こうした「季節の飾り」をレイアウトに取り入れると、温かみがグッと増す!


◎ フォント選びも重要!

  • 文章本文は「明朝体」または「ゴシック体」で読みやすく

  • タイトル・見出しは少し太め・柔らかめのフォントに

  • 手書き風フォントを少量取り入れると、親しみ感UP

※ただし、フォントの種類を多用しすぎない!(せいぜい2〜3種類)


■ 【デザイン例:基本パターン案】


【表紙(1ページ目)】

  • 学校名+発行月号

  • 子どもたちの写真1枚(メインビジュアル)

  • 季節感あるタイトルデザイン(例:「4月号:桜咲く新学期」)

【2ページ目以降】

  • 校長先生の挨拶(囲み枠)

  • 各学年・クラスだより(写真付き)

  • 行事予定(カレンダー+ポイント解説)

  • 保健だより・給食だより

  • 保護者向け連絡コーナー


【まとめ】デザインは「伝えるため」の武器!

学校だよりのデザインは、
おしゃれにするためではなく、
**「大切な想いを、確実に届けるための工夫」**です。

  • 余白を大切に

  • 見出しを目立たせる

  • 写真やイラストで心を動かす

  • 読み手の気持ちになって考える

このポイントを押さえるだけで、
あなたの学校だよりは、きっともっと読まれ、もっと愛される一冊になります!


【5章】学校だよりの印刷・配布のコツ


■ 学校だよりは「届け方」まで考えてこそ完成!

学校だよりは、作って終わりではありません。
どうやって読者に届けるか、ここまで意識できて初めて、意味のある一冊になります!

  • 印刷の方法は?

  • 配布のタイミングは?

  • 配布ミスを防ぐには?

今回はそんな「仕上げ」の部分を、しっかりまとめていきます!


■ 【基本】学校だよりの印刷、どうする?


【1】学校内のプリンターで印刷する場合

メリット

  • すぐ出せる

  • 小ロットならコストが低い

デメリット

  • 印刷品質がやや劣る(写真が粗くなることも)

  • インク代・紙代がかさむ

  • 手間と時間がかかる(特に大量部数!)

こんなときにおすすめ

  • クラスだより、学年だよりなど部数が少ないもの

  • 緊急配布のお知らせ


【2】外部の印刷会社に依頼する場合

メリット

  • 写真やレイアウトが美しく仕上がる

  • 大量印刷が速い&手間いらず

  • 用紙の種類や仕上がりオプションを選べる(例:光沢紙・マット紙)

デメリット

  • 校正・納期管理が必要(余裕をもった準備が必須)

  • ある程度のロット数で依頼する方が割安

こんなときにおすすめ

  • 全校配布の学校だより(月1回発行など)

  • 入学式、卒業式、周年記念号など「特別な号」


■ 【印刷時のポイント】ここを押さえよう!


◎ 用紙選びは大事!

  • 通常の号 → A4サイズの普通紙(コスト重視)

  • 特別号(卒業・記念号など)→ A4またはA3の上質紙・光沢紙で高級感UP

裏移り防止発色重視で紙を選ぶと、完成度が違う!


◎ モノクロ印刷かカラー印刷か?

  • 基本:モノクロ

  • 重要な行事報告や子どもたちの表情を届けたいときはカラー

  • 「表紙だけカラー+中面モノクロ」もコストと品質のバランスGOOD!


◎ 校正は最低でも2回!

  • 文字の誤字脱字チェック

  • 日付・曜日・時間・場所の誤りチェック

  • 写真にプライバシー配慮(顔出しNG児童の確認)

※できれば、第三者に読んでもらうと、ミスに気づきやすい!


■ 【配布編】学校だよりを確実に届ける工夫


【1】紙で配布する場合

  • 子どもに持たせる際は、連絡袋・ファイルに入れて濡れ防止

  • 低学年は持ち帰り忘れや紛失が多いので、担任が口頭確認するとベター

  • 配布予定日を保護者に事前告知すると◎(「学校だより配布予定日:○月○日」)


【2】PDFデータで配信する場合

  • 学校ホームページや保護者連絡アプリにアップロード

  • メールやLINE連絡網で「配信のお知らせ」も忘れずに

注意点

  • 個人情報(写真・氏名など)に配慮する

  • PDFファイル名を「○月号_学校だより」とわかりやすくする


【3】紙+データのハイブリッド型もおすすめ!

特に新潟市など地域によっては、
まだまだ「紙派」「デジタル派」が混在している現実があります。

おすすめ配布スタイル

  • 紙で全員に配布+

  • データでも同時配信しておく(見逃し防止!)

これなら、
「読めなかった」「受け取れなかった」のリスクを減らせる!


■ 【配布トラブル対策リスト】


◎ よくある配布トラブルと対策

 

トラブル例 予防策
配布ミス(入れ忘れ) 配布チェックリストを作成し、担任確認
読み忘れ・見落とし 配布時に「持ち帰り声かけ運動」を実施
紛失・破損 データ配信を併用し、ダウンロードできるように
プライバシー問題 顔写真掲載可否リストを事前に管理する

■ 【新潟フレキソならできること】(さりげなく)


地域密着型の印刷会社「新潟フレキソ」なら──

  • 小ロット・短納期もOK!

  • デザインやレイアウト相談もできる!

  • 学校・PTA向けの「安心価格プラン」あり!

  • データ支給のみでも、レイアウト修正もおまかせ!

「こんなことできるかな?」と思ったら、
まずは気軽に相談ください!


【まとめ】届け方までこだわって、学校だよりを完成させよう!

学校だよりは、作っただけでは完結しません。
「確実に、きちんと、読み手に届いてこそ」完成するものです。

  • 読みやすい印刷

  • ミスのない配布

  • 紛失・見落としリスクへの備え

ここまで意識して取り組めば、
あなたの学校だよりはもっと多くの人に届き、
もっと心に響くものになるはずです!


【6章】学校だよりでよくある失敗例と、その対策!


■ 完璧を目指すより「失敗しない」ことが大事!

学校だよりづくりは、
「毎月発行」「限られた時間」…とにかくバタバタしがち!

だからこそ、よくある失敗パターンを知っておいて、
あらかじめ防ぐことがすごく大切です!

ここではリアルな現場でありがちな「失敗あるある」と、
それに対する「具体的な対策」をまとめました!


■ 【失敗例①】文字が多すぎて、誰も読まない


【現象】

  • 長い文章がぎっしり詰まって、読む気が失せる

  • どこがポイントか分からず、流し読みされる

  • 親も子どもも「読むのがめんどう」と感じてしまう

【なぜ起きる?】

  • 伝えたいことを全部盛り込んでしまう

  • 見出しや段落整理をしていない

  • レイアウトに余白がない

【対策!】

  • 必要な情報を「要点」でまとめる

  • 長文は適度に区切る(1段落は4〜5行以内)

  • 見出しをしっかり付けて、視覚的に整理

  • 「ここだけ読めば大事なことがわかる」構成を目指す!


■ 【失敗例②】誤字脱字、日付ミスが目立つ


【現象】

  • 名前の漢字を間違える

  • 行事の日付・曜日を間違える

  • 校正ミスで恥ずかしい思いをする

【なぜ起きる?】

  • 作成者だけで校正している

  • 納期ギリギリで焦っている

  • 校正のチェックリストがない

【対策!】

  • 必ず第三者に読んでもらう

  • 「名前」「日付」「時間」「場所」は二重三重でチェック

  • 校正は最低でも2回!(できれば3回)

\超重要ポイント/ →「誰かの名前を間違える」は信頼失墜リスク大。絶対に注意!


■ 【失敗例③】写真の質が悪すぎる


【現象】

  • 暗い写真、ブレた写真、遠すぎる写真が掲載される

  • 誰が写っているかわからない

  • 見てワクワクしない

【なぜ起きる?】

  • 写真選びが雑

  • スマホの画質設定が低いまま

  • トリミング・明るさ補正をしていない

【対策!】

  • 明るくピントが合っている写真を選ぶ

  • 写真を掲載する前に「顔がわかるか」「表情が伝わるか」チェック

  • 必要なら、簡単な画像補正(明るさ調整・トリミング)をしてから使う!


■ 【失敗例④】情報量が偏りすぎる


【現象】

  • 1学年だけの情報ばかり

  • あるイベントだけ超詳しい、他はほぼスルー

  • 読む人によって「うちの子の情報ないじゃん」と不満が出る

【なぜ起きる?】

  • 原稿依頼先が偏っている

  • まとめる担当者が「得意なジャンル」に寄りがち

  • 時間がなくて拾いきれなかった

【対策!】

  • 「全学年・全学級からまんべんなく情報を集める」ルールを作る

  • 学年だよりとの連携も意識する

  • 担当者が違っても、バランスチェックする人を置く!


■ 【失敗例⑤】保護者への連絡事項が抜ける・わかりにくい


【現象】

  • 参観日のお知らせを載せ忘れた

  • PTAの申し込み締切が記載されていない

  • 緊急連絡の手段が分からない

【なぜ起きる?】

  • 教職員間での情報共有不足

  • だより制作スケジュールが遅れた

  • お知らせを「なんとなく載せた」だけ

【対策!】

  • 「学校だよりに必ず載せるチェックリスト」を作る(※後で作って提案できるよ!)

  • 緊急時・行事関係は特に太字や赤字で目立たせる

  • 配布前に、管理職(校長・教頭)にもダブルチェックしてもらう!


■ 【まとめ】失敗する前に「仕組み」で防ぐ!

学校だよりでの失敗は、
一度起きると信頼にも関わる大きな問題になります。

でも、怖がる必要はありません!

  • 情報整理をしっかりする

  • 校正を第三者に頼む

  • 写真・レイアウトにも丁寧にこだわる

  • 配布・お知らせミスを「仕組み」で防ぐ

この4つを徹底すれば、
あなたの学校だよりは確実にワンランクアップします!

そして、ミスなく、伝わるだよりを作れたとき──
子どもたち、保護者、地域の人たちから、
「毎月楽しみにしてます!」
そんな温かい言葉が届くかもしれません。

失敗を恐れず、でも油断せず。
最高の学校だよりを目指して、一緒に頑張りましょう!


【7章】もっと伝わる!学校だより+αアイデア集


■ 「伝える」だけじゃない!「楽しんでもらう」学校だよりへ!

学校だよりは、
単なるお知らせツールじゃない。

読み手の心に残り、
読んでいて楽しく、
「次号も楽しみだな」と思ってもらえるかどうか──
そこが、学校だよりの本当の勝負です!

ここでは、
「+α」でできる工夫・アイデアをたっぷり紹介していきます!


■ 【アイデア①】先生・子ども・保護者の「声」を載せる!


学校だよりは、
先生たちだけの発信ではありません。
子どもたち自身、保護者の声も載せることで、
ぐっと親しみが生まれます!

【実例】

  • 「今月の○○先生インタビュー」コーナー
    → 「最近ハマっていること」「学校生活で嬉しかったこと」など短文で!

  • 「子どもたちのひとこと紹介」
    → 各クラス代表2〜3人ずつ、最近楽しかったことを書いてもらう!

  • 「保護者のひとことコーナー」
    → 参観日・運動会などイベント後に、保護者の感想を募る!

\ポイント/
→ 全員載せようとせず、少数ピックアップでOK!
→ ひとことメッセージなら気軽に集められる!


■ 【アイデア②】クイズ・豆知識コーナーを作る!


読み手の「参加」を促す仕掛けは超効果的!

【クイズ例】

【学校だよりクイズ】
Q. 本校の創立記念日はいつでしょう?
A. ○月○日!

(次号で正解発表するスタイルも面白い!)

【豆知識例】

【今月の健康豆知識】

  • 手洗いで落とせるウイルスの数は、〇〇%も減らせる!

【給食コラム】

  • 枝豆って、実は○○の仲間なんです!

\ポイント/
→ ちょっとした話題提供で、読み手の記憶に残る!
→ 子どもたちが「ママに教えてあげよう!」となる仕掛けにも!


■ 【アイデア③】「○○月の写真ベストショット」を毎号決める!


写真をたくさん載せるのは難しくても、
**「今月のベストショット1枚」**なら手軽!

  • 行事のワンシーン

  • クラスの活動風景

  • 運動会・遠足・授業風景など

\ポイント/ → 写真の下に、短いキャプション(説明)を必ず添える!
→ できれば「だれが」「なにを」しているか一言書くと親近感アップ!


■ 【アイデア④】ミニランキング・ベスト3を紹介!


子どもも大人も「ランキング」ってワクワクする!

【例】

  • 【給食人気メニューBEST3】

  • 【読書週間 人気の本ランキング】

  • 【遠足で楽しかったスポットTOP3】

\ポイント/
→ 投票はシンプルなアンケート形式でも、クラス代表集計でもOK!
→ みんなで作った感が出るので愛着アップ!


■ 【アイデア⑤】「手書き風コメント」を取り入れる!


デジタルできれいに作るのもいいけど、
ときには**「手書き感」**を入れると、ぐっと温かみが出る!

【例】

  • 校長先生のひとこと(手書き風フォント)

  • 先生直筆の簡単なメッセージ(写真に添えるなど)

\ポイント/
→ すべて手書きにしなくてもいい!
→ 1カ所だけ手書き風にすると、「人が書いている感」が伝わる!


■ 【アイデア⑥】特集テーマを作る!


毎月1つ、「特集テーマ」を決めて深掘りすると、
だよりの読まれ方が変わる!

【特集例】

  • 【特集】遠足の裏側大公開!(先生たちの準備の様子)

  • 【特集】学校のひみつ探検隊!(校内の知られざる場所紹介)

  • 【特集】○○先生の部活紹介(クラブ活動の魅力)

\ポイント/
→ 連載シリーズ化してもOK!(「○○探検隊シリーズ第2弾!」みたいに)


■ 【アイデア⑦】シーズンイベントに合わせた特別号を出す!


行事が多い季節には、
通常号とは別に**「特別版」**を作るのもおすすめ!

【例】

  • 「運動会スペシャル号」

  • 「学芸会スペシャル号」

  • 「卒業生を送る会記念号」

→ 写真・エピソード多め、全ページフルカラーなど、ちょっと特別感を演出!


■ 【まとめ】ちょっとした+αで、学校だよりは生まれ変わる!

学校だよりに、
ほんの少しだけ「遊び心」や「親しみ感」を加えるだけで──

  • 読まれる率がUP

  • 読み手との距離がぐっと縮まる

  • 次号を楽しみにしてもらえる

こんな素敵な効果が得られます!

大事なのは、「楽しく読んでもらいたい」という気持ち。

ぜひ、あなたらしい+αの工夫で、
世界にひとつだけの、ワクワクする学校だよりを作ってください!


【8章】新潟フレキソが学校だよりづくりをサポートします!


■ 学校だよりを「もっとスムーズに、もっと素敵に」

ここまで読んでくださったあなたは、
学校だよりの作り方について、たくさんのポイントを知ることができたはずです!

でも──
実際に作るとなると、
やっぱり時間が足りなかったり、
レイアウトや印刷に悩んだり、
想像以上に手間がかかることもありますよね。

そんなとき、ぜひ頼っていただきたいのが、
**地域密着型の印刷会社「新潟フレキソ」**です!


■ 新潟フレキソでできること


◎ データ支給での印刷だけでもOK!

  • WordやPowerPointで作ったデータ、そのまま印刷に!

  • 校正・レイアウト調整もサポート可能!

  • A4サイズ/カラー・モノクロどちらも対応!


◎ デザイン相談もできる!

  • 「見出しが目立つようにしたい」

  • 「写真をもっと生かしたレイアウトにしたい」

  • 「子どもたち向けにもっと読みやすく」
    など、プロの目線でアドバイスします!


◎ 小ロット・短納期もご相談ください!

  • 「クラスだより」「学年だより」など、小部数も対応OK

  • 緊急対応も、できる限り柔軟に調整!


◎ 予算に合わせた提案もバッチリ!

  • 「表紙だけカラー、中面モノクロでコストを抑えたい」

  • 「両面印刷でコンパクトにまとめたい」

  • 「安くても、紙質はちょっといいものを使いたい」

などなど、
学校・PTA・地域団体様向けに、
親身になって最適プランをご提案します!


■ 地域密着だからできる、細かいサポート

新潟市を中心に、
地域の学校・団体・イベント運営をサポートしてきた新潟フレキソは、
**「顔の見える対応」「スピーディーなフォロー」**が自慢です!

  • 急な相談も、できる限りスピード対応

  • 地元密着だからできる、細かい気遣いと提案

  • 印刷以外のちょっとしたお困りごとにもアドバイスOK

あなたの学校だより作りを、
全力でサポートします!!


【まとめ】あなたの想いを、届けるお手伝いをさせてください!

学校だよりは、
子どもたちの成長を伝え、
保護者と学校をつなぎ、
地域との絆を深める、かけがえのない「架け橋」です。

そして、それを形にする作業には、
たくさんの愛情と、たくさんの工夫が込められています。

もし、
「もっと素敵に仕上げたい」
「もっとスムーズに進めたい」
そう思ったときには、ぜひ私たち新潟フレキソにご相談ください!

あなたの想いを、確かなカタチに。

地域とともに歩むパートナーとして、
心を込めてお手伝いいたします!


株式会社新潟フレキソは新潟市の印刷会社です。

まずは、どんな些細なことでも構いません。
お気軽にご相談ください!

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