第1章|ゴム印とは?シャチハタとは違うの?
「ゴム印って、なんとなく事務作業で使う“はんこ”でしょ?」
そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。でも実はこのゴム印、**業務の効率を爆上げしてくれる“最強の便利ツール”**なんです。
■ ゴム印とは?
ゴム印とは、**ゴム製の印面(スタンプ面)を台木などに貼り付けた「押す道具」**のこと。
住所や社名、名前、日付、チェックマーク、金額、さらにはイラストやロゴまで――押したい内容を自由にデザインして、繰り返し使うことができます。
■ 法律上「必要なもの」ではない。でも現場では神!
実印のように「法的効力」を持つわけではないゴム印。
でも実際には、こんな場面で大活躍しています。
-
請求書や納品書への住所・社名の押印
-
書類や封筒の「確認済」「済」「重要」マーク
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商品パッケージや紙袋への店舗名の表示
-
社内回覧のチェック欄や担当者名印
毎回手書きするより圧倒的に早い!正確!見た目も整う!
だからこそ、ゴム印はあらゆる業種で「持ってて当たり前」のアイテムになっているんです。
■ シャチハタとの違いは?
ゴム印と混同されがちな「シャチハタ」――違いはズバリ、インクの仕組みと使い方です。
項目 | ゴム印 | シャチハタ(ネーム印など) |
---|---|---|
インク | 外部スタンプ台が必要 | 本体内にインク内蔵 |
印面素材 | ゴム・樹脂など | 浸透印タイプ |
書類の使用 | 公的書類や契約書にも使える場合あり | 役所・銀行では使用NGなことが多い |
カスタム性 | フルカスタム可能 | 名前や定型文などが多い |
シャチハタは手軽、でも正式な書類では避けるのが無難。
その点ゴム印は、インク台を選べば公的書類にも対応可能で、使い分けが大切です。
■ ゴム印と印鑑(実印・認印)の違いは?
これもよくある混乱ポイントですが、印鑑(印章)=法律的な証明印に対して、ゴム印はあくまで事務ツール。
「認印の代わりにゴム印で押しておく」という使い方はOKですが、正式な契約書類には実印を使用すべきです。
■ まとめ:ゴム印は“なくても困らない”、でも“あるとめっちゃ助かる”
法律で「必ず使え」とは言われていないゴム印。
でも、現場での作業効率・統一感・信頼感をグッと高めてくれるアイテムとして、今なお愛され続けています。
事務所・店舗・フリーランス…どんな人でも1つ持っておくと、仕事がちょっと楽になって、ちょっとプロっぽくなる。
それがゴム印の力です!
第2章|ゴム印の種類一覧|会社用・個人用・用途別に完全解説!
ゴム印とひとことで言っても、その種類は実にさまざま。
**住所印だけじゃない!**会社でもお店でも、自宅でも活躍するゴム印を、ここでまるっとご紹介します。
■ 会社・事業者でよく使うゴム印
● 住所印(社名・住所・電話番号などが1本に)
名刺の裏や封筒、領収書などに押す定番中の定番。
会社名、住所、電話番号、代表者名などを3〜4行でまとめたもの。
● 社判(社名のみのゴム印)
「株式会社〇〇〇〇」の1行だけのシンプルな社名印。
領収書や回覧など、場所を選ばずパッと押せて便利。
● 役職印(代表取締役 ○○○○など)
代表者や担当者の肩書・名前だけを記載した印。社判や住所印と組み合わせることも。
● 角印・丸印(認印用途で)
法人印として使われる「角印」は印鑑登録が必要ないものの、書類の押印ルール上は重要な役割。
見た目も「正式感」があり、書類の信頼度がアップ。
● 金額印/勘定科目印/仕訳スタンプ
経理業務で定番の「¥」「売上」「仕入」などの勘定科目印。
日々の帳票処理に欠かせない便利印です。
■ 個人・店舗・趣味で使われるゴム印
● 名前スタンプ(氏名印)
「山田太郎」など自分の名前をスタンプに。
書類の認印代わりや、学用品の名前つけにも使える。
● サンキューカード用スタンプ
「Thank you」「感謝」「ご購入ありがとうございます」などのメッセージ印は、ハンドメイド作家さんや個人店に人気!
● 推し活・オタ活系ゴム印
「推し名入り」「沼入り済」「参戦済」「好きが止まらん」など、推し活・ライブ参加の記念に使えるデザインも増加中。
● 年賀状じまい印・喪中用スタンプ
「年賀状じまいのお知らせ」「喪中につき…」など、ハガキでのご挨拶を手早く済ませたい方に重宝される印。
■ サイズ・形のバリエーションも豊富!
-
極小サイズ(5mm角〜):勘定科目や日付枠向け。
-
横長サイズ(60mm以上):住所印などに。
-
縦型/横型:書類レイアウトやスペースに合わせて。
-
2行/3行/多行タイプ:情報量と見やすさで選べる。
■ カスタムも自在!「こんなの作れるの?」という例
-
アイコン入り(電話マーク、メールマークなど)
-
ロゴ入り社判
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QRコード入りスタンプ(販促・EC導線に◎)
-
オリジナルキャラスタンプ
-
囲み枠付き「回覧済」「確認済」「必見」スタンプ
第3章|ゴム印の作り方・注文方法・即日対応もOK!
ゴム印が欲しいけど、「どうやって注文するの?」「自分でも作れる?」「急ぎでも間に合う?」など、初めての方は迷いがち。
ここでは、注文前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します!
■ ゴム印の作り方には2パターン
① オーダー制作(業者に頼む)
プロに任せれば、精度・耐久性・デザイン性はピカイチ!
おすすめはこんな人:-
会社で使う正式な社判・住所印を作りたい
-
たくさん使うので、しっかりしたものが欲しい
-
ロゴ・QRコードなど複雑なデザインを入れたい
② 自作(DIY・クラフト系)
最近では、消しゴムハンコ風に手作りで作れるゴム印キットも人気。
特にイラストやメッセージ系を気軽に作りたい人におすすめ。-
ホームセンターや100均で材料が手に入る
-
彫刻刀やカッターで好きな形に加工
-
台木は木片やアクリルブロックなどで代用可
■ 注文方法は?ネットと店舗どっちがいい?
方法 特徴 ネット注文 データ入稿可・全国対応・比較的安い 店舗注文 仕上がり確認しやすい・即日対応も可能 →「レイアウト確認したい」なら店舗へ。
→「ロゴ入り」「複数本まとめて作る」ならネットが便利。
■ サイズ指定は「号数」「ポイント」「mm」で考える
表記 文字の大きさ(目安) 用途例 初号 約15mm 看板や超目立つロゴ印 2号 約10mm 会社名・代表者名など 3号 約9mm 住所・電話番号など 5号 約5〜6mm 金額印・氏名印など pt表記 1pt=約0.35mm DTPデータ入稿時に便利 →「住所印に3行入れたい」「台木は60mm×20mmにしたい」など、全体のバランスに応じて調整するのがポイント。
■ 入稿するならどんなデータが必要?
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Illustrator(.ai)/PDFデータがベスト
-
画像データ(JPEG・PNG)もOK(※解像度300dpi以上推奨)
-
手描き原稿をスキャン→調整することも可能(店舗対応が多い)
→フォント指定・線の太さ・配置などは、注文前にレイアウト見本を確認するのがおすすめ!
第4章|会社用住所印のレイアウトと文字サイズの黄金バランス
会社の書類や封筒に押す「住所印(社名・住所・電話番号などが入ったゴム印)」は、企業の印象を左右する名刺代わりの存在。
見やすく、使いやすく、かつバランスよく仕上げるには、文字サイズ・行数・レイアウト設計がカギなんです!
■ よくある住所印の構成例(3〜4行)
株式会社 新潟フレキソ
〒950-0000 新潟県新潟市中央区〇〇〇〇
TEL 025-123-4567 FAX 025-123-4568
代表取締役 〇〇 〇〇
■ 黄金バランスの文字サイズ設計
行の内容 推奨サイズ(号数目安) 備考 会社名 2号〜3号 視認性と印象重視で大きめに 住所・電話等 3号〜4号 情報量多いためやや控えめ 代表者名 2号〜3号 会社名と揃えるか、やや小さめ -
行間(上下の余白)もしっかりとると、詰まりすぎず上品に見える
-
長すぎる住所や電話番号は全角スペースや改行で調整が吉
■ 書体の選び方|フォントで印象は変わる!
書体 特徴 向いている用途 明朝体 上品で格調高い 士業・官公庁・学校関係など ゴシック体 視認性高く、カジュアルすぎない 一般企業・店舗全般 楷書体 手書き風で温かみがある 個人事業/代表者名に人気 丸ゴシック 柔らかく親しみやすい サロン・カフェ系など →会社名は「太ゴシック」でしっかり、住所や代表者名は「細ゴシック or 明朝」で整えるのが王道。
■ セパレートタイプの活用法|使い勝手最強!
セパレート住所印とは?
1行ずつ分かれた「分割タイプの住所印」。例えば…
-
① 社名印(株式会社〇〇)
-
② 住所・TEL印
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③ 代表者名印
メリット
-
必要な行だけ押せる!
→書類ごとに使い分け可能(封筒には代表名抜きなど) -
修正しやすい!
→住所変更や社長交代時も“その1本だけ”を作り直せばOK -
押し間違えても1行やり直せばOK!
注意点
-
押すたびに位置合わせが必要(ズレやすい)
→アクリルガイドや押印補助具を使うときれいに押せる!
■ 台木のサイズ感の目安(住所印)
本体サイズ(mm) 文字行数 備考例 60×20 2〜3行 社名+住所くらい 60×25 3〜4行 代表者名含む住所印 70×30 多行対応 TEL/FAX/URL入りにも対応 →文字数とレイアウトの見本を事前にチェックしてから注文するのが失敗しないコツ!
第5章|使い道いろいろ!ゴム印の活用アイデア集
「ゴム印=会社の住所印」だけじゃ、もったいない!
最近のゴム印は、実務にも、販促にも、趣味にも、めちゃくちゃ活躍してくれる万能ツールなんです。ここでは、ジャンル別に今すぐマネしたくなる活用術をご紹介します!
■ 1. ショップの紙袋に押して“オリジナルショップバッグ”に
無地のクラフト袋に、自店のロゴや店名のゴム印をポン!
それだけで世界にひとつのオリジナルショップバッグが完成!-
小ロットでも対応できて低コスト
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ハンドメイド作家さん、個人経営カフェに人気
-
エコバッグや包装紙にも応用可能!
■ 2. ギフトカードやサンキュータグに
「Thank you」や「ご購入ありがとうございます」などのメッセージスタンプは、販促と心づかいを両立できる神アイテム。
-
名刺サイズのカードに押して商品に同封
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季節の柄スタンプを組み合わせて演出力UP
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一言添えるだけでリピーター率も上がる!
■ 3. 商品パッケージの装飾に
箱やラッピング袋、クラフト封筒にショップロゴやイラスト入りスタンプを押せば、それだけで手づくり感あるブランド演出に。
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ステッカー印刷よりもコスパが良い
-
オーガニック商品や和雑貨にも好相性
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POP・価格表示との組み合わせも◎
■ 4. イベントやワークショップの“体験アイテム”に
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子ども向けイベントで「自分でスタンプ体験」
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地域のお祭りで「参加証スタンプラリー」
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企業ブースでロゴスタンプ → SNS投稿で拡散!
印刷だけじゃ味わえない“押す楽しさ”が体験価値になる!
■ 5. 推し活・オタ活にも大人気!
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「○○推し」「沼入り済」「神対応いただきました」など、オタ活特化スタンプも急増中!
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アクリルキーホルダーに押したり、手帳・日記に記録したり…
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SNS映え&自己表現ツールとして支持されてます!
■ 6. 封筒・書類の「見える化スタンプ」
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「回覧」「至急」「重要」「返信不要」などのチェック印
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回覧板の「確認済欄」に押すことで効率UP
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書類トレイ管理や提出物の仕分けにも便利!
■ 7. 教育現場・子ども関連でも!
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「がんばったね!」「花まる!」「よくできました」など、先生用スタンプ
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保育園・幼稚園・小学校で日常的に活用
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スタンプラリー、シール帳の代用にも人気
まとめ:印刷と組み合わせることで、紙媒体に“動き”と“温度”が宿る!
ゴム印は、ただ押すだけで「手間を減らす」だけでなく、「心を伝える」こともできる、まさにアナログの最前線ツールです。
第6章|ゴム印は文字だけじゃない!ロゴ・QR・イラストもOK!
「ゴム印=文字だけ」だと思ってませんか?
実は今、ゴム印はロゴ・イラスト・QRコードなどの“ビジュアル要素”も自由自在に押せる時代なんです!デザイン性と実用性を両立する、進化系ゴム印の世界をご紹介します。
■ ロゴ入りスタンプでブランド感アップ!
企業や店舗のロゴマークをそのまま印面にすれば、書類やパッケージに押すだけで統一感のあるブランディングが実現。
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封筒・紙袋・納品書・名刺裏などに最適
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ステッカー代わりにクラフト袋へワンポイント
-
印刷ではなく“手押し”にすることで温かみも演出できる
→とくにハンドメイド・飲食・美容サロン系には超人気!
■ イラスト・キャラクター入りで親しみUP!
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似顔絵スタンプ、ペットのシルエット、店のマスコット…
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手書き風のイラストを使って、**「覚えてもらえる印象」**を与えることができる
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教育現場では「花まる」「にっこりくん」など子ども受け抜群!
→「文字だけじゃ味気ない…」という場面にこそ威力を発揮!
■ QRコード入りスタンプで販促力強化!
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ECサイト・Instagram・LINE公式などのQRコードをそのまま印面に!
-
チラシや伝票、領収書などにポンと押すだけで手軽にデジタル誘導
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スタンプ1つで“紙×デジタル連携”が可能に
→ URLを載せるよりスキャン率が高く、スマホ時代に最適!
■ 枠・罫線・チェック欄付きカスタムも自由自在
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「チェックボックス+担当名」スタンプ
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「確認済」「要返信」「日時: 」などの事務効率UP系
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チェックリスト・提出物用・日報用などテンプレスタンプが好評!
→ 「毎回手書きしてた内容」こそゴム印にしよう!
■ デザイン入稿もOK!
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Illustrator(.ai)、PDFデータでフルカスタム可能
-
写真や画像データ(JPEG/PNG)からの変換も対応可(※要トレース)
-
「これ、スタンプにできますか?」という相談、意外とOKです!
■ 注意点:線の細さ・解像度に気をつけて!
-
細すぎる線(0.2mm未満)は潰れやすい
-
フォントも明朝など“極細系”は太めに調整するのがベター
-
QRコードは300dpi以上で入稿&実寸サイズに注意!
まとめ:押すたびに“印象を残せる”、それがゴム印の魅力!
ただの便利グッズじゃない、「伝える・つながる・楽しませる」を叶えるツールなんです。
第7章|ゴム印の素材と構造のヒミツ
見た目はシンプルなゴム印。でも、実はそこには**“素材の選定”と“職人技”が詰まった世界**があるんです。
この章では、ゴム印の「構造」や「ゴム部分」「台木」の秘密に迫ります!
■ 印面(スタンプ面)に使われる“ゴム”の種類
● 天然ゴム(ラバーゴム)
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昔ながらの定番素材。
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柔らかくインクのノリが良い。
-
手仕上げしやすく、温かみのある印影になる。
● 合成ゴム(EPDM・シリコン系など)
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耐久性や耐熱性が高く、業務用途に人気。
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細かい文字や繊細な線でも再現性が高い。
● 感光性樹脂(フォトポリマー)
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デジタル入稿データから、紫外線で硬化して作る最新タイプ。
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細密なデザイン、QRコード入りでもシャープに仕上がる。
-
現在はこの方式が主流。
■ 台木(持ち手部分)の素材も実はいろいろ!
素材 特徴 向いている用途 木材(ヒノキ・ブナなど) 軽くて手触りが良く、和の雰囲気 昔ながらの社判や名前印 アクリル・透明樹脂 中が見えるので位置合わせしやすい DIY・クラフト・事務用 合成樹脂・プラスチック 軽くてコスパ良し。大量生産に向く 日付印・勘定科目印など業務用 →**「木=高級感」「アクリル=見た目おしゃれ」「プラ=軽量&安価」**で選び分け!
■ ゴムと台木はどうやってくっつけてる?
● 両面テープ式(高粘着)
-
一般的な貼り付け方法。ズレずにしっかり密着し、量産にも向く。
● ゴム用接着剤式
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ラバー素材と木をしっかり圧着できる業務用ボンドを使用。
-
経年劣化しにくい。手作業が多い高級仕様向き。
● 一体成型型(アクリルスタンプなど)
-
印面と台木が一体化しており、剥がれる心配がない。
-
フラットで美しい見た目になる。
■ 実は“貼る位置”が命!
-
ゴムを台木に貼るときは、水平・垂直・左右バランスがすべて命!
-
位置決めには「冶具(じぐ)」という道具を使い、±0.1mmの世界で合わせることも。
→位置ズレがあると、「印影が右寄りになる」「台木と印面の端が合わない」といった不格好な仕上がりに。
■ ゴム印の「寿命」はどれくらい?
-
使用頻度やインクの種類にもよりますが、数年〜10年以上持つものも。
-
直射日光・高温多湿は劣化を早めるので、保管は大事!
-
印面が欠けてきた/インクが乗らなくなったら作り替え時。
まとめ:ゴム印は“押せればOK”じゃない。素材・構造・貼り合わせ精度こそ、プロ品質の真髄!
だからこそ、「信頼できる業者に頼むこと」が大切なんです。
第8章|朱肉とスタンプ台の違い|印鑑とゴム印の“押し方の違い”
「朱肉とスタンプ台って何が違うの?」「どっちをゴム印に使えばいいの?」
そんな素朴な疑問、実はとても大事!
**印刷物と印影の品質に大きく関わる“インクの正しい使い方”**をここでわかりやすく整理しておきましょう。
■ 朱肉とは?(印鑑用インク)
-
赤くて濃厚な“油性の顔料系インク”
-
実印・認印・銀行印など、“印鑑”にのみ使うのが基本
-
にじみにくく、長期間色が変わらず「公文書に適した信頼性」あり
-
押し方は「軽くポンポン→紙に垂直に押す」が基本
→ 法的書類や契約書では朱肉が必須!(シャチハタやスタンプ台はNGな場合多し)
■ スタンプ台とは?(ゴム印用インク)
-
水性/油性/速乾タイプなど種類豊富
-
ゴム印にインクを付けて、伝票や封筒、日報などにポン!
-
速乾性があり、にじまず作業効率UP
-
押し方は「スタンプ台で軽くトントン→印面全体に均等につけて押す」
→ 公的効力はないけれど、業務では必須レベルの便利アイテム!
■ ゴム印に朱肉はNG!?逆もまた然り!
シーン 朱肉 スタンプ台 実印・契約書 ◎ 必須 × 使用不可 領収書・書類・伝票 △(認印なら可) ◎ 一般的に使用 ゴム印・住所印 × インク乗りすぎ ◎ 最適 浸透印(シャチハタ) × 内蔵式 不要(スタンプ台不要) → ゴム印に朱肉を使うとベタベタ&にじみ&乾かないトラブルの元!
→ 逆に印鑑にスタンプ台使うと、薄い・滲む・証明力ナシになりやすい。
■ 浸透印(シャチハタ)ってどう違うの?
-
インク内蔵式で押すだけ簡単!
-
でも、役所・金融機関・契約書ではNGなことが多い
-
ゴム印とはまったく別物で、スタンプ台不要=超便利派
→ ゴム印=“ちゃんとした印”、浸透印=“サッと押す系”と使い分けを!
■ じゃあ、何にどれを使えばいいの?
押したいもの 使う印 インク 契約書、申込書など 実印・認印 朱肉 領収書、伝票、封筒 ゴム印 スタンプ台 書類のチェック印 ゴム印・浸透印 スタンプ台 or 内蔵 名前記入、書類承認 浸透印(シャチハタ) 内蔵型インク
まとめ:インクは印面の“相棒”!正しい組み合わせで、キレイに、速く、長持ち!
「とりあえず押せればいいや」は、失敗のもと。用途と目的に応じて、朱肉とスタンプ台を正しく使い分けることが大切です。
【コラム】えっ、シャチハタって商品名だったの?本当の名前は“浸透印”!
「シャチハタ、持ってきて!」
「ここ、シャチハタでいいよね?」…職場で当たり前のように飛び交うこの言葉。
でも実は――
“シャチハタ”って、商品名なんです。
■ シャチハタ=会社名 & ブランド名
「シャチハタ株式会社」は、愛知県に本社を置く老舗文具メーカー。
1949年にインクが内蔵されたネーム印を開発し、その名前が広まりすぎた結果、今では“商品名=カテゴリ名”として定着してしまいました。-
本来の商品名 → 「ネーム9」など
-
一般名称としては → **「浸透印(しんとういん)」**が正解!
→ シャチハタ=“浸透印界の代名詞的存在”なんです。
■ 他にもある「商品名=通称」パターン
実はシャチハタと同じように、商品名が一般名称として誤解されている例は他にもたくさんあります:
通称名 正しい名称 備考例 シャチハタ 浸透印 他メーカーも多数あり セロテープ セロハンテープ 「ニチバン」の登録商標 ホッチキス ステープラー 「E.H.ホッチキス社」が由来 サランラップ ラップフィルム 商品名(旭化成) → どれも**「商標が名詞化した例」**で、知らないうちに使っているケースが多い!
■ 浸透印とゴム印はまったく別モノ!
-
シャチハタ(浸透印):インク内蔵・ゴム印とは違う構造
-
ゴム印:インク台で押す・カスタム性が高い・公的書類にも使える
→ 「どこまでOK?」「正式書類でも使える?」という場面では、“浸透印”か“ゴム印”かを区別することが大切です!
まとめ:シャチハタは便利。でも“何に押していいか”は正しく知って使おう!
知ってるようで知らない“本当の名前”――ちょっと話したくなるネタですよね。
第9章|注文時にチェックすべきポイントまとめ【失敗しないコツ】
ゴム印は簡単に見えて、ちょっとしたミスが「使えない仕上がり」に直結します。
ここでは、注文前に知っておきたいチェックポイントを「あるある失敗例」とともにご紹介!
■ 1. サイズは「mm」「号数」「行数」で伝える!
失敗例:
「60mmくらいで適当にお願いします」→ 押す場所に合わない!
チェックポイント:
-
台木のサイズ(例:60×25mm)を決める
-
行数(2行・3行・4行)と文字量のバランスも意識
-
文字サイズは号数(初号・2号・3号など)またはポイント(pt)指定が◎
■ 2. 書体(フォント)は印象を左右する!
失敗例:
「明朝体で作ったら、細くてかすれる…」
チェックポイント:
-
ゴム印に向いているフォント:太めのゴシック体や楷書体
-
明朝体・筆記体は潰れやすいこともあるので、太さ調整が必要
-
レイアウト見本が出せるなら事前に確認するのがベスト!
■ 3. 入稿データの形式に注意!
失敗例:
「JPEGで送ったらぼやけてた…」「フォントが勝手に変わってた…」
チェックポイント:
-
ベストはIllustrator(.ai)またはPDF形式(文字アウトライン化推奨)
-
画像入稿なら300dpi以上の高解像度で!
-
不安なら手描きラフを送ってレイアウト調整してもらうのもOK!
■ 4. 仕上がりイメージの確認は必須!
失敗例:
「思ってたより文字が小さかった…」「代表名が抜けてた…」
チェックポイント:
-
オーダー前にレイアウト確認(校正)を出してもらう
-
気になるポイント(文字サイズ・配置・線の太さ)を明記する
-
社名や代表者名など、間違えると困る部分は2重チェック!
■ 5. 急ぎの時は「納期」「対応範囲」を確認!
失敗例:
「ネットで頼んだら納期が5日後だった…」
チェックポイント:
-
即日対応可能かどうか(特に店舗系 or 地元業者は早い)
-
土日祝の対応、配送エリアも確認
-
当社「新潟フレキソ」ではスピード対応+地元サポートOK!
■ 6. 修正・変更がありそうなら「セパレート型」がおすすめ
-
社名・住所・代表者を別々に作っておけば、どれか変わってもその1本だけ交換で済む
-
コストも管理も効率的!
まとめ:注文前のひと手間が、長く使える“満足ゴム印”を生みます!
「まあ大丈夫でしょ」は禁物。
用途・サイズ・フォント・入稿データ・確認フローをしっかり見直してから発注しましょう!
第10章|Q&A|ゴム印に関するよくある質問集
Q1. ゴム印の寿命はどのくらい?
A. 通常の使用なら3〜10年程度です。
印面のゴムが劣化したり、台木の接着が弱まったりすると交換時期。
保管方法(直射日光・高温多湿を避ける)によって大きく差が出ます。
Q2. ゴム印の印影がかすれる・薄いのはなぜ?
A. インクの乾燥や印面の汚れが主な原因です。
-
スタンプ台にインクを補充する
-
印面をやわらかい布で軽くふく
-
インクの種類を紙質に合ったものに替える などで改善します!
Q3. シャチハタ(浸透印)とゴム印って何が違うの?
A. 構造も用途も全く別!
シャチハタ=インク内蔵で押すだけ簡単、でも公的書類には不向き。
ゴム印=インク台が必要だけど、用途が広く、見栄えも信頼感も◎。
Q4. ゴム印って個人でも作れる?
A. 作れます!が、細かい部分はプロに任せるのが安心。
消しゴムハンコ感覚でDIYもできますが、会社名やQRコード入りなどは業者対応がベター。
Q5. いらなくなったゴム印、どう捨てる?
A. 情報を隠してから可燃ごみへ。
-
カッターで印面を削る
-
油性ペンで塗りつぶす
-
気になる場合はお焚き上げもあり(寺社で対応していることも)
Q6. ゴム印って法的効力あるの?
A. ゴム印自体に法的効力はありません。
契約書や公的書類では実印や認印(朱肉)が求められるケースが多いです。
→ ゴム印は事務作業や日常業務の効率化ツールと考えましょう!
第11章|新潟でゴム印を作るなら?地元密着・安心対応のハンコ屋へ!
ネット注文も便利ですが、
-
実物を確認したい
-
細かいデザイン相談をしたい
-
急ぎで欲しい
そんなときは地元のプロに相談するのが一番安心!
■ 新潟フレキソなら、こんなご相談にお応えできます!
-
ゴム印のデザインから作成・納品まで一括対応
-
Illustrator/PDF/手書きメモからでもOK!
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即日対応・当日仕上げもご相談可能!
-
社名・代表者名・QRコード入り・ロゴ入りも大歓迎
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名刺・封筒・伝票・ショップカードとの同時発注でコスト&時間削減!
■ 新潟で愛される“印刷屋+スタンプ屋”として
「どこに頼んでいいかわからない…」
「ネットだと細かいこと相談しづらい…」
そんなときこそ、新潟のハンコ屋・印刷会社 新潟フレキソにご相談ください!-
店舗を構える地域密着型だからこそ、直接会って話せる安心感
-
データの調整・修正対応も柔軟にOK
-
印刷+ゴム印の“まとめて発注”で、開業・事業運営をフルサポートします!
\法人も個人も大歓迎!/
新潟でゴム印を作るなら、新潟フレキソへ。 -
新潟市の印刷会社「新潟フレキソ」では、ハンコ作成も承っております。
お急ぎのご入用の際でも、お気軽にお問い合わせください。
▶ 会社概要はこちら
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