地震・豪雨・台風など、災害が多発する現代において、「もしもの時にどう動けるか」は、地域の命運を分ける大きなポイントです。そして、いざというときに自分たちの地域を守るのは、行政だけではありません。近所の人たちとのつながり、日頃の備え、そして定期的な防災訓練や地域活動の積み重ねが、災害時に大きな力を発揮します。
そんな中で、意外と見落とされがちなのが「印刷物」の存在です。
チラシやポスター、案内図、チェックリスト、活動報告書――これらの印刷物は、情報を正確に、わかりやすく、多くの人に伝えるための「ツール」であり、地域の連携をスムーズにするための「橋渡し」でもあります。特に高齢者が多い地域では、スマホやアプリでは伝わりにくい情報も、「紙」であればしっかりと届く。誰でも手に取れる、見返せる、渡せるという点で、印刷物の役割は今も非常に大きいのです。
例えば、防災訓練のお知らせ。日付と時間を口頭で伝えただけでは、なかなか周知はされません。でも、自治会の回覧板に添えた一枚のチラシや、掲示板に貼ったカラーポスターがあるだけで、「あ、これあったな!」と思い出す人がぐっと増えます。
避難訓練当日には、参加者リストやタイムスケジュール、役割分担表があることで、混乱を防ぎ、スムーズな進行が可能になります。また、イベント後にアンケートを配布すれば、次回への改善にもつながります。
一方、防災だけでなく、町内清掃や交通安全パトロール、地域イベントなど日常的な地域活動でも、印刷物は欠かせません。見守り活動のネームカードや、啓発用のポスター、活動報告の広報紙など、印刷物があることで「伝わる」「残る」「共有できる」取り組みに変わります。
印刷会社として地域と関わる私たちも、そうした現場の声を多く聞いてきました。
「こんな印刷物があれば助かる」
「少部数でも作ってくれる?」
「急ぎで間に合う?」
「自治会の予算内でどうにかしたい」
そんなご要望に寄り添いながら、私たちは防災訓練や地域活動に役立つ印刷物を、ひとつひとつカタチにしてきました。
このブログでは、実際に多くの自治会や地域団体で使われている印刷物を「シーン別」にご紹介していきます。防災訓練の企画を担当する方、町内会の役員になったばかりの方、地域イベントを企画している方、ぜひ参考にしてください。
「こんな印刷物、あったら便利かも」
「これならうちの地域でも使えそう!」
そんな気づきが得られる内容になっています。
地域の安心・安全のために、そして人と人のつながりを育むために。
印刷物の力を、もう一度見直してみませんか?
1. 防災訓練で活用される印刷物
■ 参加者募集チラシ・ポスター
防災訓練の第一歩は「参加してもらうこと」です。自治会や町内会でどれだけ入念に準備をしても、地域の人にその存在が伝わらなければ意味がありません。そこで活躍するのが、参加を呼びかけるためのチラシやポスターです。回覧板と一緒に配布するA4サイズの案内チラシや、掲示板や集会所に貼るB4〜A3のカラーポスターなど、視認性の高いデザインが求められます。開催日時や集合場所、内容、参加対象者などをわかりやすく整理し、QRコードでWeb申し込みページへ誘導するパターンも増えています。「防災訓練ってなにをやるの?」と感じている方にこそ手に取ってもらえるよう、デザインと情報のバランスが大切です。
■ タイムスケジュール(プログラム)
防災訓練当日の流れを記したタイムスケジュールも、欠かせない印刷物の一つです。例えば「午前9時:地震発生想定→避難誘導」「10時:消火訓練」「11時:AED体験」といった時間割をしっかり明記することで、参加者は次に何が起こるのかを把握し、安心して行動できます。特に複数の班に分かれて行動する訓練や、参加者に子どもや高齢者が多い場合は、紙のプログラムを配布することで混乱を防ぐことができます。A4一枚に見やすくまとめる形が一般的で、裏面に注意事項や緊急連絡先などを載せるのもおすすめです。訓練が終わった後に振り返る資料としても活用でき、来年度以降の改善点を考えるヒントにもなります。
■ 役割分担表
訓練の成功を左右するのは、地域のスタッフ・班長・役員の「動きやすさ」です。そのためには、自分が何をすればいいのかを明確に示す「役割分担表」が重要です。例えば「◯◯さん:避難所の誘導」「△△さん:初期消火器の使用説明」など、具体的な役目と担当者名を記載し、事前に配布・共有することで、当日の混乱を防ぐことができます。また、名前だけでなく班番号やエリアマップと連動させておくと、さらにわかりやすくなります。A3サイズで掲示用に印刷したものと、A4サイズで個別配布するものを併用するのがおすすめ。チームでの連携が求められる防災訓練だからこそ、「誰が・どこで・なにを」が一目でわかる仕組みが大切です。
■ 避難マップ・避難経路案内
防災訓練のなかでも、最も重要な印刷物の一つが「避難マップ・避難経路案内」です。災害が起きた瞬間、多くの人はパニックになります。スマホの電源が切れていたり、ネットがつながらなかったりする中で、自分がどこに避難すればいいのかを冷静に判断できる人は、実はほとんどいません。そんな“非常時”だからこそ、「手に取って、すぐに見られる」紙の地図の存在は、命を守る最後の砦になるのです。
避難マップには、その地域ならではの情報をできるだけ詳しく盛り込むことが重要です。例えば、自治体が公開している一般的なハザードマップは広域的で抽象的なケースが多く、具体的な避難行動に落とし込みにくいことがあります。そこで活きるのが、「町内会単位」「自治会エリア単位」でカスタマイズされたローカル版避難マップ。町名や丁目、通学路、橋、坂道、狭い路地、公園、避難所、小学校などを明記し、「どこからどこへ、どう逃げるか」がひと目でわかるように設計する必要があります。
また、高齢者や障がいのある方、小さな子ども連れの家庭など、避難に配慮が必要な方々の存在も忘れてはいけません。徒歩では避難が困難なエリア、階段や段差が多いルート、水没リスクの高い交差点などをマップ上で強調表示しておくことで、安全な避難行動をサポートできます。
避難経路案内には、「今いる場所からの動線」が明確であることが求められます。地図の北向きにとらわれず、見る人の視点に立って、「この場所からならどの道を通れば安全か」が直感的にわかるようなレイアウトにするのが理想です。ピクトグラム(避難所マーク、危険マークなど)を使った視認性の高いデザインも有効で、外国人の方にも理解しやすい工夫を入れるとなお良しです。
さらに、防災マップの印刷仕様も非常に重要です。雨風に耐える耐水紙を使用したり、折りたたんで持ち運びできるようA3→A6サイズに加工したり、防災リュックに常備できるようラミネート加工したりと、配布後の“実用性”を考えた作り込みが必要です。冷蔵庫や玄関に貼れるマグネットシートや、家族ごとに配布するシール版なども、工夫次第で使い勝手が大きく広がります。
印刷会社に依頼する際は、「地元の地理に詳しい」または「地域の実例に慣れている」業者を選ぶことが大切です。私たち新潟フレキソでは、自治体・学校・自治会との連携実績を活かし、実際の地域情報をベースにした避難マップの制作・印刷も承っています。地図の作成から相談に乗れる体制が整っており、「ゼロから作るのは難しい」という方にも安心してご依頼いただけます。
最後に、避難マップは「作って終わり」ではありません。配布すること、見返してもらうこと、そして定期的に更新することが本当の目的です。地元で工事があってルートが変わった、避難所の運用方針が変わった、高齢化が進んだ――こうした変化に柔軟に対応できるのも、印刷物の強みです。
「いつか必要」ではなく、「今すぐ使える」避難マップ。
それが、地域を守る第一歩になるのです。
■ アンケート用紙(意見収集)
訓練が終わったあとの「振り返り」も、防災力を高めるためにはとても重要です。参加者にアンケート用紙を配布し、「内容はわかりやすかったか?」「改善してほしい点は?」「次回も参加したいか?」などを聞き取ることで、次年度の計画づくりに活かすことができます。回答がしやすいチェック形式と自由記述欄を組み合わせると、幅広い層から意見を集められます。特に高齢者の声を吸い上げるためには、紙ベースのアンケートが効果的です。さらに、記名式にして連絡先を記入してもらえば、後日フォローも可能に。印刷枚数は参加人数プラスαを想定し、記入用の筆記具や回収箱とセットでの準備がおすすめです。
■ 参加証・記録証
防災訓練に参加したことを「形に残す」ためのツールとして、参加証や記録証の印刷も有効です。特に子どもや学生が参加する訓練では、参加証を配布することで達成感やモチベーションが高まり、次回以降の参加にもつながります。また、企業や団体職員向けの訓練では「この日、防災訓練に参加した」という証明書としても活用できます。個人名入りで印刷する場合は、事前に名簿をもとにデータ処理することも可能です。A6サイズのカード型やA4の賞状風デザインなど、用途に合わせて加工できます。紙質やカラー、レイアウトによって「特別感」を演出できるため、地域の取り組みを見える形で残す意味でも非常に有効です。
2. 地域イベント・清掃活動・見守り活動などで使える印刷物
■ 回覧板用チラシ
地域イベントや清掃活動、町内会の会議など、さまざまな情報を地域住民に伝えるための手段として、今もなお根強く使われているのが「回覧板」。その中に添えるチラシは、地域での認知を高め、参加を促すうえで非常に重要な存在です。A4サイズのシンプルな1枚ものが主流で、行事の内容、日程、集合場所、持ち物、注意事項などを一目でわかるように整理して記載します。写真やイラストを使って親しみやすいデザインに仕上げると、特に高齢者やお子さんのいる家庭でも読みやすくなります。自治体の広報紙とは違い、「この地域専用の情報」が手元に届く安心感は、紙だからこそ実現できる価値です。地域住民との信頼をつなぐ小さな1枚、それが回覧板チラシです。
■ 名札・ビブス用ネームプレート
地域清掃や防犯パトロール、夏祭りの運営など、多くの地域活動では「誰がスタッフか」を明確にする必要があります。そんなときに活躍するのが、名札やビブス用のネームプレートです。パッと見て名前や役割が分かるようにすることで、住民からの信頼感や安心感につながります。例えば「町内会役員」「誘導担当」「受付係」など、役割ごとに色分けしたりフォントを大きくしたりすれば、視認性も高まります。防水加工を施した厚紙やラミネートカードにすれば、屋外の活動にも対応可能です。安全性の観点からも、誰が運営者なのか一目で分かることは非常に大切。地域での顔の見える関係づくりにもつながる、意外と重要な印刷アイテムです。
■ 注意喚起ポスター
地域の安全を守るために、掲示板や公園、ゴミ捨て場などでよく目にするのが「注意喚起ポスター」。不法投棄の防止、犬のフンの始末、通学路での徐行運転のお願いなど、伝えるべきメッセージを分かりやすく、かつ印象に残る形で届けるのが目的です。地元住民向けだからこそ、少し親しみのある言い回しやイラストを使った方が効果的な場合もあります。「みんなの町だから、みんなで守ろう」「この先、子どもたちが歩いています」など、温かみと警告のバランスが大事です。耐水紙やパウチ加工をしておけば、屋外でも長期間使用できます。自治会単位で独自に作れるのも、印刷の強み。必要な場所に、必要なメッセージを伝える一枚です。
■ スタンプラリーカード(地域イベント系)
地域のお祭り、夏休みの自由研究、ウォーキングイベントなどで人気なのが「スタンプラリー」。その際に使う専用のスタンプラリーカードも、イベントの盛り上がりを左右する大事なツールです。各チェックポイントに用意されたスタンプを集めながら地域を回ることで、子どもたちは楽しみながら地域のことを学ぶことができます。カードには地図やポイント一覧、ルール説明などを分かりやすく掲載し、スタンプ欄には押しやすいスペースを確保するのがポイント。A5やB6サイズで手に持ちやすく、厚めの用紙でしっかり感を出すのが人気です。完成後は景品交換につながる仕組みも用意すれば、地域の一体感がぐっと高まります。
■ ごみ袋配布用ラベル
地域で指定されたゴミ袋を配布する際に、どの世帯にどのような内容を配ったのかを明確にするための「ラベル」も、地味ながら重要な印刷物です。例えば「◯◯町内会 ごみ袋在中」「5月分配布済み」などのラベルを封筒や袋に貼ることで、配布ミスや二重配布の防止に役立ちます。ラベルには町内名、担当者名、日付などを記入できる欄を設けたり、手書き対応の仕様にしておくと実務的にも便利です。また、配布物の種類が多い場合には、ラベルを色分けすることで仕分けの効率も向上します。地域活動の効率化には、こうした「名もなき仕事」を支える印刷物が欠かせません。
■ 広報紙(A4〜A3の簡易新聞)
地域の情報を「見える化」し、住民とのつながりを育む役割を担っているのが、自治会や町内会が発行する「広報紙」です。月1回、季節ごと、イベント後の発行などスタイルはさまざまですが、地域活動の“記録”であり“案内”でもあるこの印刷物は、長年にわたって地域を支えてきた大切な存在です。
サイズはA4~A3程度、ページ数は1〜2枚に収めるのが主流。内容としては、イベントの開催報告や今後の予定、防災・防犯に関するお知らせ、ごみ収集日や資源回収の情報、会計報告、町内の困りごと共有など、暮らしに身近なテーマが中心です。特に写真付きでのイベント報告は、参加できなかった方にとっても地域の様子がよく伝わり、「今度は行ってみようかな」というきっかけづくりにもなります。
さらに、広報紙を“読む楽しみのある紙面”にする工夫として、「会長のひとこと」や「町内の○○さん紹介コーナー」「お子さんの絵や作文紹介」「昔の写真でふりかえる地域の歴史」などを取り入れている地域も多くあります。こうした「人」が見える記事が入ることで、紙面全体に温かみが出て、読み手の関心も高まります。
また、地域によっては「子育て情報」「高齢者支援の取り組み」「防災訓練への呼びかけ」など、テーマ別に特集を組んだり、QRコードを載せてホームページやSNSへ誘導したりと、デジタルとのハイブリッド運用を進めているところも。配布方法も、回覧板での回収形式だけでなく、ポスト投函や集会所への設置など、地域性に合わせたスタイルが選ばれています。
印刷に関しては、読みやすい文字サイズ・カラー印刷の有無・写真の画質・紙質など、ちょっとした工夫で仕上がりの印象が大きく変わります。特に高齢者の多い地域では、フォントサイズや紙の厚みなどにも配慮すると、より丁寧な広報物として評価されます。
「ちょっとしたことでも伝える手段がある」
「名前も顔も知らなかった人のことが分かる」
そんな日常の小さな発見を積み重ねてくれるのが、広報紙の力です。
紙だからこそ伝わること、つながる気持ち――それを地域で感じられる一枚を、丁寧に作っていきましょう。
3. 長期的な活動や組織運営に使える印刷物
■ 名簿・名刺
地域活動において「誰が誰なのか」が把握できることは、円滑なコミュニケーションの基本です。そのためのツールとして活躍するのが名簿や名刺です。名簿は、役員や班長、パトロールスタッフなどの連絡先をまとめたもの。紙ベースにして配布することで、スマホを使わない方にも共有できます。また、地域内のイベントや外部機関とのやりとりでは、自治会・町内会用のオリジナル名刺を持っていると非常に便利です。役職や担当内容、連絡先を明記した名刺は、「顔の見える関係性」をつくる手助けになります。特に新年度の役員交代時や、新規メンバーが加わった際の整理にも重宝されます。
■ 活動報告書
地域で取り組んだ活動をきちんと記録し、次年度以降につなげていくためには「活動報告書」が欠かせません。イベントの開催状況、参加人数、収支のまとめ、反省点などを1冊に整理することで、次の担当者がすぐに内容を引き継ぐことができます。また、外部補助金を利用している活動では、提出用の報告書が必要になることも多く、見やすく整った印刷物にしておくことは信頼性の面でも大切です。A4の簡易冊子としてまとめたり、PDF化して配布するなど、使いやすい形式で整えるのがおすすめ。写真やグラフを取り入れることで、読む人の理解も深まり、地域活動の“成果”をしっかり可視化することができます。
■ のぼり・横断幕
イベントや清掃活動、防犯パトロールなど、地域の活動を「見える化」するための代表的なツールが、のぼりや横断幕です。視認性が高く、遠くからでも活動内容が一目で伝わるため、地域内外へのアピール効果も抜群です。「地域防犯パトロール中」「ゴミゼロ運動 実施中」などのメッセージを載せたのぼり旗は、町の風景の中でも目を引きます。また、運動会やお祭りの会場入り口に掲げる横断幕は、イベントの盛り上げにもひと役買ってくれます。防炎素材や耐候性のあるインクを使うことで、屋外使用にも対応できます。保管して何度も使えるため、長期的な地域活動にぴったりのアイテムです。
■ 会則・ガイドラインの冊子
地域の活動を継続的に行っていくためには、共通のルールや理念を共有することが欠かせません。そのための基本となるのが「会則」や「活動ガイドライン」の冊子です。新しく町内会に参加した住民にも活動方針が伝わるよう、ルールを紙に落とし込むことで、無用なトラブルや誤解を未然に防ぐことができます。内容としては、会の目的、会員資格、役員構成、活動内容、決まりごと、連絡体制などを丁寧に整理。A5やB6サイズで小冊子にするのが一般的です。毎年更新される場合でも、小ロット印刷に対応すれば無駄なく運用できます。ルールの“見える化”は、円滑な地域運営の第一歩です。
■ 防災マニュアル印刷
地震や豪雨などの自然災害に備えた「防災マニュアル」は、地域全体で共有すべき最重要ドキュメントの一つです。非常時の連絡方法や避難所の情報、備蓄品リスト、安否確認の手順など、いざというときに慌てず行動できるよう、日頃からマニュアルを印刷して配布しておくことが重要です。特に高齢者世帯やスマホを使い慣れていない方にとっては、紙のマニュアルが命を守るツールになります。冊子形式にして保存性を高めたり、耐水紙で印刷して防災バッグに常備できるようにする工夫も有効です。また、自治会ごとにカスタマイズして、地域の状況に合わせたマニュアルにすることで、実効性のある防災対策が可能になります。
■ ファイル・バインダーの表紙
自治会や町内会では、さまざまな資料や名簿、議事録、活動記録などを長期的に保管・管理する必要があります。そんなときに便利なのが、印刷された表紙付きのファイルやバインダーです。シンプルなものでも「○○自治会 活動記録」や「防災関係書類」などタイトルが明記されていれば、書類の所在が一目で分かり、探す手間が大きく減ります。また、会議などで他の役員に配布する際も、表紙があるだけでグッと見やすく、印象も良くなります。デザイン性を持たせたオリジナル表紙にすれば、見た目も統一されて管理がしやすくなるため、地味ながらも「使える」印刷アイテムです。
■ オリジナルTシャツ・帽子・ジャンパー・ハッピ(地域ユニフォーム)
地域活動を行ううえで、見た目に統一感があり、かつ機能的な「ユニフォーム」は、チームワークと信頼感を高めるための大きな力になります。たとえば清掃活動、防犯パトロール、イベント運営などでよく見かけるのが、オリジナルTシャツや帽子、ジャンパー(上着)です。そこにさらに**地域の祭りや伝統行事に欠かせない「ハッピ」**が加わることで、地域活動の幅はぐっと広がります。
Tシャツは、通気性の良い素材で夏場のイベントにぴったり。ロゴや地域名、役割(STAFFなど)をプリントすれば、誰が関係者か一目でわかります。カラーを班ごとに分けるという工夫もおすすめで、視認性が上がり連携も取りやすくなります。さらにUVカット素材を使えば、屋外活動でも快適さが持続します。
帽子は、日除け・熱中症対策に加え、名前や役職を入れることで“顔の見える活動”にもつながります。最近ではメッシュキャップやバケットハットなど、形も選べてファッション性と実用性を両立できます。「子ども用サイズで親子おそろいにしたい!」なんてご要望にも、小ロット印刷対応で柔軟に対応可能です。
**ジャンパー(上着)**は、春秋の肌寒い時期や、雨天時の活動に活躍します。防水加工や裏地付きのブルゾンなど、気候に応じた素材選びも重要です。「背中に大きく自治会名をプリント」「左胸に名札代わりの名入れ」など、用途に合わせたデザインも自由自在。折りたたんで持ち運べる軽量ジャンパーは、防災用としてもおすすめです。
そして忘れてはならないのが、地域の誇りを象徴する「ハッピ(法被)」。夏祭り・秋祭り、神輿の担ぎ手、屋台の運営スタッフなど、地域文化を支える場面で大活躍します。伝統的な柄を踏襲した本格的な染めタイプから、オリジナルロゴや地域キャラクターを入れた現代風のデザインまで、用途と予算に応じて幅広いスタイルが選べます。中には「自治会創立◯周年記念」として製作されるケースもあり、記念品としての価値も持ちます。
また、ユニフォームを揃えることで、住民からの安心感が高まり、活動中に声をかけやすくなるという利点も。とくにお年寄りや子どもたちにとって、「見た目で分かる安心感」はとても大きな意味を持ちます。加えて、メディアや広報用の写真に映えるという点でも、ユニフォームの役割は意外と見過ごせません。
新潟フレキソでは、こうした地域ユニフォームのデザイン・印刷にも対応。Tシャツ・帽子・ジャンパー・ハッピすべて、小ロット・短納期OKで、地域の実情に合わせた提案が可能です。「少人数だけど揃えたい」「予算に限りがあるけど形にしたい」そんなリアルな声に寄り添えるのが、地域密着の印刷会社の強みです。
「地域の顔」として誇りを持てるユニフォームは、ただの衣類ではありません。
それは、地域の心を一つにする“象徴”でもあるのです。
4. 印刷会社に頼むときのポイント
地域の防災訓練やイベント、日々の活動に必要な印刷物を用意する際、「印刷会社に何をどう頼めばいいか分からない…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?特に自治会や町内会の役員は毎年入れ替わることも多く、「前回どこに頼んでた?」「見積もりってどう出せばいいの?」と戸惑う声もよく耳にします。
ここでは、印刷をスムーズに依頼するためのポイントと、新潟フレキソが地域の皆さまから選ばれている理由をご紹介します。
■ 少部数・短納期に対応してくれるか?
自治会や地域団体では、「50部だけ」「100部あれば十分」といった少部数の注文がほとんどです。こうした小ロット印刷に柔軟に対応してくれるかどうかは、印刷会社選びの大きなポイントです。また、イベント直前や訓練直前に「やっぱり資料が必要!」と急遽決まることもよくあります。そんな時、迅速な納品に対応してくれる地元の印刷会社は本当に頼りになります。
■ 相談しながら進められるか?
印刷物の依頼は「こんな感じで…」というふんわりしたイメージからスタートすることがほとんど。だからこそ、ヒアリングをしっかりしてくれて、内容を一緒に整理しながら進めてくれる印刷会社が理想です。「何を載せたらいいか分からない」「前回のデータがないけど作れる?」といった不安にも、柔軟に対応できる体制があると安心です。印刷のプロが寄り添ってくれるかどうかは、仕上がりの満足度に直結します。
■ 地域の事情に理解があるか?
「防災訓練は毎年◯月にある」「地域イベントはこの神社のお祭りにあわせて行われる」など、地域にはその土地ならではの事情があります。新潟の地域性を理解している印刷会社なら、そうした流れに即した提案やスケジュール調整もスムーズ。また、自治会の予算事情や決裁フローなどを把握していれば、見積もりや請求のやりとりも円滑に進みます。
■ デザインもまかせられる?
印刷物は「中身がしっかりしていても、見た目が読みづらい」と手に取ってもらえないことも。伝えたいことを正確に、しかも親しみやすくデザインしてくれる力も大切です。新潟フレキソでは、地域の高齢者にも読みやすい文字サイズやレイアウト、目にとまりやすい色使いなど、誰にでも伝わる“読みやすいデザイン”を大切にしています。もちろん、ロゴやイラストを使ったオリジナルデザインもOK!
■ 印刷以外のアイテムも相談できる?
「印刷物」だけでなく、Tシャツ・帽子・ハッピなどのウェア類、のぼり・横断幕などの備品まで一括で相談できるかどうかもポイントです。複数の業者に依頼すると手間もコストもかかりがちですが、一社でまるごと対応できれば負担も軽減されます。新潟フレキソでは、印刷+ウェア+グッズのセット提案も可能で、毎年のイベントをトータルでサポートしています。
■ 新潟フレキソの強みとは?
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地元新潟密着:地域の風習や事情を理解した対応力
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小ロット・短納期対応:自治会・町内会のニーズにぴったり
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相談型サービス:ふんわりしたご要望も形にします
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幅広い取扱商品:チラシからTシャツ、ハッピまで全部対応
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親切・ていねい・速い:何でも聞けて、安心して任せられる
まとめ|印刷物の力で、地域の安全とつながりを守ろう
地域の防災訓練や清掃活動、イベントや広報紙――
どれも地域の安心・安全・交流を支える大切な取り組みですが、そこに共通して欠かせないのが「印刷物の存在」です。スマホやネットの時代とはいえ、地域のあらゆる世代に“確実に伝える”ためには、紙という手段がいまだ最強です。
見える、残せる、配れる。しかもアナログだからこそ、気持ちや温かさも一緒に届けられる。印刷物は、単なるツールではなく「地域の心のインフラ」だと私たちは考えています。特に防災マップや避難案内は、命を守る情報です。活動を記録する広報紙は、地域の歴史です。
Tシャツやハッピは、仲間意識や誇りを目に見える形で表すシンボルでもあります。「こんなの必要かな?」
そう思った時こそ、ぜひ私たちに相談してください。
新潟フレキソは、地域に寄り添い、どんな小さな声にも耳を傾け、想いを形にするお手伝いをしています。地域活動に、もっと安心とつながりを。
その一歩を、印刷のチカラで――。皆さまの活動を「伝わる印刷」で支えます。お気軽にご相談ください!
📞 [025-385-4677]
✉ お問い合わせフォームはこちら -
防災訓練・地域活動で活用できる印刷物チェックリスト
▼防災訓練で使える印刷物
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参加者募集用チラシ・ポスター
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タイムスケジュール(当日のプログラム)
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役割分担表(担当者一覧)
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避難マップ・避難経路案内(命を守る!)
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アンケート用紙(意見回収・振り返りに)
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参加証・記録証(参加の証として)
▼地域イベント・清掃・見守り活動向け
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回覧板用チラシ(回覧でのお知らせ)
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名札・ビブス用ネームプレート(役割明示)
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注意喚起ポスター(マナー・防犯対策)
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スタンプラリーカード(イベント盛り上げ)
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ごみ袋配布用ラベル(仕分け管理に)
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広報紙(地域の情報を届ける簡易新聞)
▼組織運営・長期活動向け
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名簿・名刺(連絡体制の整備)
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活動報告書(次年度への引き継ぎ)
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のぼり・横断幕(活動の見える化)
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会則・ガイドライン冊子(ルール共有)
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防災マニュアル(いざという時の備え)
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ファイル・バインダー表紙(資料整理)
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オリジナルTシャツ・帽子・ジャンパー・ハッピ(団結と識別に)
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