今日は何の日?6月4日は虫の日|由来と意味&記念Tシャツで祝ってみた!【新潟のTシャツ屋ORiJi!(オリジー)】

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第1章:6月4日は「虫の日」|虫たちに目を向ける記念日

語呂合わせから始まる、小さな命へのまなざし

6月4日。この日が「虫の日」として親しまれているのは、「む(6)し(4)」という語呂合わせによるものです。ただし、その裏にはもっと深い意味が込められています。

1988年、漫画家・手塚治虫氏らによって設立された「日本昆虫クラブ」が、この日を記念日として制定しました。目的は、昆虫に対する理解と自然環境への関心を広げること。当時から都市化が進み、人と虫との距離がどんどん離れていく中で、「虫が生きやすい環境を取り戻そう」という願いが込められていました。

虫と聞くと、「苦手」「駆除したい」といったイメージを抱く人も少なくありません。でも、よく観察してみると、自然の中で懸命に生きる姿、環境に与える影響の大きさ、どれも私たちの暮らしと無縁ではないのです。

虫の日は、そんな小さな命にふと立ち止まって目を向けるための日。自然とともに生きる感覚を思い出させてくれる、静かだけど大切な記念日です。


第2章:虫の日をつくった人たち|手塚治虫と“虫好き”の文化人たち

昆虫への愛が生んだ記念日

虫の日が制定された1988年当時、その中心にいたのは、漫画家・手塚治虫氏でした。彼の名前に「虫」がついているのは偶然ではなく、幼い頃から昆虫に強い関心を抱き、将来は昆虫博士になりたいと願っていたほど。実際、手塚氏の作品にはしばしば虫の視点や生態が描かれており、彼の自然観・生命観に深く根ざしていることがわかります。

この記念日は、「日本昆虫クラブ」という民間団体によって提唱されました。昆虫や環境保全に関心をもつ文化人・学者・愛好家たちが集まり、都市化や農薬によって減少していく虫たちに目を向けるきっかけとして、「虫の日」を発信したのです。

また、解剖学者の養老孟司氏もこの記念日に共鳴し、神奈川県の建長寺には、彼の主導で「虫塚」が建てられました。そこでは毎年、虫たちの魂を慰める法要が行われています。

虫の日は、単なる雑学ネタではなく、虫たちと共に生きることの大切さを文化的に発信してきた人々の“想い”が結晶した記念日なのです。


第3章:日本人と虫|季語・信仰・暮らしに息づく小さな共生者

虫は“ただの生き物”ではなかった

日本人にとって虫とは、単なる「小さな生き物」以上の存在でした。たとえば、俳句や和歌の世界では、虫は秋の季語としてたびたび詠まれます。鈴虫やこおろぎの鳴き声に耳を傾け、季節のうつろいを感じ取る――そんな風情ある感覚が、古くから私たちの文化に根づいています。

さらに、虫は神聖なものとしても扱われてきました。農耕社会では、稲に群がる害虫も「自然の一部」として捉え、無下に殺すのではなく供養する風習が各地に残されています。虫塚や虫送りといった行事は、その象徴です。

また、昔話や民話の中にも、虫が主役として登場する話は多くあります。小さくても誠実だったり、知恵を持っていたりと、人間の姿を重ねる対象でもありました。現代のアニメや絵本に登場する虫キャラクターも、こうした“虫への親しみ”の文化的背景を受け継いでいます。

「虫の日」は、こうした日本独特の虫観を思い出させてくれる記念日です。私たちが忘れかけている“自然への敬意”を、静かに問いかけてくれる存在かもしれません。


第4章:6月4日ってどんな日?虫の日以外にもある記念日と豆知識

「6月4日」は思ったより“意味のある日”

6月4日と聞いて「虫の日」だけが浮かぶ人も多いかもしれませんが、実はそれ以外にも、さまざまな記念日が制定されています。たとえば、「蒸し料理の日」や「むし歯予防デー」も同じ語呂合わせから来ており、健康や食生活に関する啓発活動と結びついています。

この日はまた、芸術や文学に縁のある人が生まれた日としても知られています。過去には映画監督、作家、アーティストなど、個性的な表現者がこの日に誕生日を迎えています。ブログやSNSに「今日は〇〇さんの誕生日」と話題にするのも、ささやかな注目の集め方かもしれません。

さらに、6月4日の誕生花は「カスミソウ」。その花言葉は「清らかな心」や「感謝」。小さくて控えめだけれど、人を引き立てるように咲くカスミソウは、どこか虫たちの存在と重なるような気もします。

星座でいえば、6月4日は「双子座」。好奇心が旺盛で、情報収集に長けたタイプと言われます。虫のように多様で柔軟に生きる姿は、まさに双子座的かもしれません。


第5章:オリジーは「虫の日Tシャツ」、作ってみました

6匹の虫と「6.4」の文字がさりげなく語る

6月4日、ORiJi!では「虫の日」にあわせたオリジナルTシャツを制作しました。中央に並ぶのは、カブトムシ・蝶・てんとう虫・バッタなど、カラフルな虫たち6匹。それぞれ色も形も異なるけれど、どこか調和のとれたデザインです。
下には「6.4 HAPPY INSECT DAY」の文字をシンプルに配置。着る人も、見る人も、「あ、今日は虫の日なんだ」とちょっとだけ話題にできる――そんなTシャツに仕上がりました。

虫の日Tシャツ【6月4日】

記念日を知ること、そして誰かに伝えること。その入口がTシャツであっても良いのかなと。


第6章:虫の日にふと立ち止まる|記念日は“着る”ことでもっと面白くなる

知って、話して、ちょっと着てみる

6月4日――ただの日常の中に、実は「虫の日」という名前のついた特別な意味がある。そんな小さな気づきがあるだけで、毎日が少しだけ豊かになるような気がします。

虫のこと、自然のこと、昔の人の感性。知るほどに、私たちはたくさんの命に囲まれて暮らしていると実感します。そしてその感覚を、Tシャツという身近なかたちで表現できたら…そんな思いで、オリジーは“〇〇の日Tシャツ”を作っています。

難しく考えすぎず、ちょっとだけ話のきっかけになるような。そんな記念日の楽しみ方が、もっと広がっていけば嬉しいです。


ORiJi!(オリジー)は株式会社新潟フレキソが運営する新潟県新潟市を拠点とするオリジナルTシャツ作成販売店です。

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