仕事とは?意味・語源・由来からわかる「仕える」ではない本当の意味【すること】

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0章|導入──「仕事」って、結局なにを指しているのか


仕事に行く。
仕事を探す。
仕事を任される。

私たちは毎日のように「仕事」という言葉を使っています。
ところが、「仕事とは何か?」と聞かれると、意外と説明に詰まります。

さらに漢字を見ると、少し引っかかります。

は「仕える」。
は「こと」。

まさか仕事とは、「誰かに仕える事」なのでしょうか。
現代の感覚からすると、少し違和感があります。

この違和感を手がかりに、
仕事という言葉を、意味・語源・歴史の順で整理していきます。


1章|仕事とは?現代における意味


現代日本語において、仕事は次のような意味で使われています。

  • 生計を立てるための業務や労働

  • 社会や家庭の中で引き受けている役割

  • やるべき用件や作業全般

ここで重要なのは、
仕事が「職業」だけを指す言葉ではない点です。

会社で行う業務だけでなく、
家事や地域活動、役割として任される作業も、同じく「仕事」と呼ばれます。

つまり仕事とは、
行為そのものだけでなく、立場や役割を含めて表す言葉です。


2章|語源から見る仕事──「仕える」ではなかった


「仕事」という漢字を見ると、
どうしても「仕える」という意味が目に入ります。

しかし、語源をたどると、
この理解は本来の姿そのものではないことが分かります。

仕事という言葉は、もともと

「すること」+「事(こと)」

という構造から生まれた言葉です。
つまり出発点は、
何かを為すこと、行うことでした。

あとから漢字を当てる際に、
音に合わせて「仕」が用いられたとされ、
当て字と説明されることもあります。

そのため、

仕事 = 誰かに服従する行為

と理解するのは、
漢字の印象による誤解と言えるでしょう。


3章|「事」という字が示す本質──仕事は「処理すべき事」だった


仕事の本質を考えるうえで、
より重要なのは「事」のほうです。

という字は、

  • 起こること

  • 行われること

  • 対応や処理が必要な用件

を表してきました。

ここには、
好き嫌いや感情といった要素は含まれていません。

「事」とは、
誰かが対応しなければならない出来事や用件を指します。

仕事の原型は、まさにここにあります。

仕事とは、
「やりたいこと」ではなく、
やらなければならない事を引き受ける行為から始まった言葉でした。


4章|歴史で見る仕事──生活行為から役割へ


古い時代において、
仕事は今ほど明確に区別された概念ではありませんでした。

農作業をする。
道具を作る。
家を直す。

これらはすべて、
生きるために必要な行為であり、
生活そのものでした。

当時は、

  • これは仕事

  • これは仕事ではない

と線を引く感覚自体が、ほとんどありません。

仕事とは、
生きるために日々行う「為すこと」そのものだったのです。


5章|近代以降の仕事観──職業・雇用という考え方


時代が進むにつれ、
仕事は徐々に「役割」として意識されるようになります。

分業が進み、
誰が何を担当するかが固定されていきました。

さらに近代になると、

  • 雇われる

  • 賃金を得る

  • 職業として選ぶ

という考え方が一般化します。

ここで仕事は、
生活の手段としての労働という側面を強く持つようになりました。

ただし、「仕事」という言葉自体は、
職業以外の行為にも使われ続けています。

この点が、仕事という言葉の特徴です。


6章|文化としての仕事──日本語の使われ方から見る特徴


日本語には、仕事に関する独特の言い回しがあります。

  • 仕事を引き受ける

  • 仕事を任される

  • 仕事を全うする

これらの表現が示しているのは、
成果や効率だけではありません。

むしろ重視されているのは、

  • 役割を引き受けたか

  • 責任を果たしたか

  • 場に応じた振る舞いができたか

という点です。

仕事は、
能力の評価だけで完結するものではない
という感覚が、言葉の使い方に表れています。


7章|仕事の使い方と例文──なぜ幅広く使えるのか


仕事という言葉は、非常に幅広く使われます。

  • 今日は仕事があります

  • それはあなたの仕事です

  • 家の仕事を手伝います

  • 良い仕事をしました

これらに共通しているのは、

やるべき事を、役割として担っている

という構造です。

職業かどうか、
報酬があるかどうかは、本質ではありません。

仕事とは、
引き受けて対応する「事」があるかどうかで決まります。


8章|まとめ──仕事とは何か


仕事とは、
誰かに仕えることを意味する言葉ではありません。

もともとは、

  • 為すべき事があり

  • それを引き受け

  • 行うこと

その行為全体を指す言葉でした。

現代では、
社会の中で役割として担う行為全般を、
私たちは「仕事」と呼んでいます。

仕事という言葉は、
生き方そのものと切り離せない形で、
今も使われ続けているのです。


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