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このブログはブログシリーズ「商用コンピュータとパソコンの進化」②です。
まとめはこちらから▶商用コンピュータとパソコンの進化|UNIVACからWindows95まで50年の歴史を総まとめ
前の記事はこちらから▶①UNIVAC Iとは?世界初の商用コンピュータが切り開いた“情報の時代”の始まり
第0章|UNIVACの夢を、IBMが現実に変えた日
💡 コンピュータが“売られる”時代は始まった。でも…
1951年、世界で初めて「買えるコンピュータ」として登場したのが**UNIVAC I(ユニバック・ワン)**でした。
それはとても画期的なことで、計算機は研究室の中だけのものではなく、**ビジネスや行政でも使える時代が来たぞ!**という希望に満ちていました。
でも、実際にはこうした声もたくさん出てきます。
「次に買い換えたら、またプログラム全部作り直し…」
「今使ってるソフトが、新しい機械では動かない…」
「会社が成長しても、コンピュータは最初から作り直し…」
つまりUNIVACはすごい発明だったけれど、“使い続けるには不便”だったのです。
🏗️ そんな中、IBMが見た未来
1964年、IBMはまったく新しいコンピュータの形を発表します。
その名は──System/360(システム・スリーシックスティ)。
このシリーズがすごかったのは、「どれを買っても、ソフトはそのまま使える」という仕組みを初めて実現したこと。
-
小さな会社が小型機で始めても、あとで大きな機械に移行できる
-
どの機種でも同じプログラムが動く
-
ハードを変えてもソフト資産を守れる
これまで「買い替えるたびにリセットされていた世界」に、**“引き継げる安心”**が生まれたのです。
🔄 「360」って何のこと?
System/360の名前の「360」は、360度=あらゆる方向に対応するという意味。
つまり、科学の計算でも、会社の経理でも、学校でも政府でも──**どんな場所にも、この1つの仕組みで対応できるようにする!**という思いが込められていたんです。
今でこそ「互換性」や「アップグレード対応」は当たり前ですが、当時はとても大胆な挑戦でした。
📱 いま私たちが使っているスマホやPCにもつながっている
たとえば、こんなことを考えたことはありますか?
-
スマホを新しくしても、LINEや写真はそのまま
-
パソコンを買い替えても、WordやExcelが動く
-
クラウドに保存すれば、どこでも同じ作業環境
これらはすべて、「前の環境をそのまま次に引き継ぐ」という**“標準化”と“互換性”の考え方**に支えられています。
そして、その考え方を最初に本格的に実現したのが、まさにIBMのSystem/360だったのです。
🔜 次は、「なぜIBMがここまでやろうとしたのか?」
System/360が成功するまでには、実はとんでもない苦労と賭けがありました。
なにせ「社運を賭けるプロジェクト」で、30~50億ドル(当時)の大投資。
次の章では、その舞台裏──System/360登場前夜の混乱と挑戦について、やさしく解説していきます。
第1章|System/360登場前夜──コンピュータ業界は“バラバラ”だった
🧩 機種が増えるほど、困ることも増えていた
1960年代初め、IBMはすでに多くのコンピュータを世に出していました。
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IBM 701:科学計算用
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IBM 650:事務処理向け
-
IBM 1401:中小企業向けの人気機種
-
他にも7000番台、1600番台などいろいろ…
これだけ見ると「ラインナップが豊富で便利そう」に思えますよね。
でも実際は、それぞれの機種が“別の世界”だったのです。
❌ 同じIBMなのに、ソフトが使い回せない!
当時の悩みは、こんな感じでした。
-
「今使ってるプログラム、次の機種では使えません」
-
「せっかく教育した社員、別の機種ではやり直し」
-
「うちの業務にぴったりの機種が、もう販売終了…」
つまり、マシンを変える=ゼロからの再スタート。
せっかく積み上げたものが、機種ごとにリセットされるのです。
しかも、どれが将来も使えるのかがわからない。
ユーザーもメーカーも、なんとなく**“このままじゃ限界が来る”**と感じていました。
🧠 そこでIBMが出した答え:「ぜんぶ統一しよう」
この状況を見て、IBMの経営トップだった**トーマス・ワトソンJr.**は思い切った決断をします。
「これ以上、別々の機種を出し続けるのはやめよう」
「全ラインナップを“共通のしくみ”で再設計しよう」
「1つの設計思想で、どんな業種・規模にも対応できるようにしよう」
そう、これがのちにSystem/360と呼ばれるシリーズの原点です。
それはつまり──
-
小さな会社でも
-
大きな官公庁でも
-
科学の現場でも
みんなが同じ“共通言語”でコンピュータを使える時代をつくろうという挑戦でした。
💸 決断には“覚悟”が必要だった
このプロジェクトには、社内外から大反対もありました。
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「全部統一なんて無謀だ!」
-
「既存製品が売れなくなるぞ」
-
「今のままで十分儲かってるのに…」
それでもワトソンJr.は、将来を見てこう考えました。
「目先の利益より、“次の時代の標準”をつくるほうが価値がある」
そして開発費として用意された金額は、なんと30~50億ドル(当時)。
これはIBMにとって、社運を賭けるプロジェクトでした。
🔜 次は、その“新しい考え方”の正体──
次の章では、System/360がどうやって**「どれを選んでも同じソフトが動く」という革新を実現したのか、
そして、それがなぜコンピュータ史のターニングポイント**になったのかをわかりやすく解説していきます。
第2章|System/360の革新──“同じしくみ”でつながるコンピュータたち
🔧 「大きさが違っても、中身は同じ」
System/360は、それまでのコンピュータと大きく違う点がありました。
それは──
見た目も性能も違うのに、みんな“中身のルール”が同じということ。
-
小さな機械でも、大きな機械でも
-
処理が遅くても、速くても
-
安価でも、高価でも
使うプログラムや操作方法は同じだったのです。
これまでのコンピュータが「一台一台バラバラ」だったのに対して、System/360はまるで「兄弟機」のように、同じ設計思想でつながっていました。
🧠 共通の“命令セット”というアイデア
そのカギとなったのが、**共通命令セット(ISA:命令セットアーキテクチャ)**という仕組み。
簡単に言えば、コンピュータに「こう動いてね」と指示を出す言葉(命令)を、すべての機種で共通化したのです。
たとえば:
-
「足し算してね」=同じ命令
-
「データを保存してね」=同じ命令
だから、一度書いたプログラムはどのSystem/360でも使える。
これはユーザーにとって、とても大きな安心でした。
🧩 モジュール式で“あとから足せる・替えられる”
System/360は「部品の入れ替え」や「後からの拡張」も想定して作られていました。
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メモリをあとで増やせる
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入出力装置を自由に選べる
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必要に応じてプリンタや通信機能を追加できる
これにより企業は、**「とりあえず小さなモデルで始めて、会社の成長にあわせてパワーアップできる」**ようになったのです。
💻 OSも共通!「OS/360」という名の心臓部
さらにIBMは、System/360全体の動きを管理するための**共通の基本ソフト(OS)**も開発しました。
それが、**OS/360(オーエス・スリーシックスティ)**です。
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データの管理
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プログラムの実行
-
周辺機器とのやり取り
これらを一括で面倒見てくれるOSのおかげで、ユーザーは機械の細かい仕組みを知らなくても、業務に集中できるようになりました。
💡 コンピュータが“使える道具”になった瞬間
System/360のすごさは、単に性能が高かったからではありません。
「考え方」そのものが、これまでのコンピュータとは違っていたのです。
-
バラバラだった世界を、共通の仕組みでつないだ
-
すべての人に“同じ言葉”で使える道具を提供した
-
「買い替え」ではなく「つなげる未来」を見せてくれた
このようにSystem/360は、“プラットフォーム”という発想の原点になりました。
🔜 次は:その仕組みが、どれほど社会を変えたのか?
次の章では、System/360が登場したことで、ビジネス・行政・大学・メディアなどに**どれだけ大きな変化が起きたのか?**を紹介していきます。
第3章|System/360の社会的インパクト──“安心して使えるコンピュータ”という革命
🏢 コンピュータが“企業の味方”になった瞬間
System/360が登場するまでは、コンピュータは「すごいけど、使いにくい道具」でした。
-
性能はいいけど、すぐに古くなる
-
機種ごとにやり方が違って、慣れるのが大変
-
投資しても、何年後かに買い直し…
でもSystem/360は、こうした不安を一気に取り払ってくれました。
「一度導入すれば、長く使い続けられる」
「社内のソフト資産が、無駄にならない」
「成長に合わせてマシンだけスムーズに交換できる」
まるで**“将来まで見据えた安心パック”**のようなコンピュータだったのです。
💼 世界中の会社・役所・大学が次々と導入
System/360は、さまざまな現場で活躍しました。
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銀行 → 預金データの管理や振込処理
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保険会社 → 契約管理やリスク計算
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行政機関 → 税金・統計・戸籍などの情報処理
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大学 → 研究データや学生情報の管理
なかでも注目すべきは、「プログラムが使い回せる」という安心感。
たとえばある大学が作った教育用ソフトを、別の大学がそのまま利用できる。
この**“知識の共有”が現実になった**のは、System/360の大きな功績です。
📊 IT産業の“標準言語”が生まれた
System/360は、ただの製品ではなく、**共通言語を持った“産業の土台”**でした。
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ソフトウェア会社は、360向けにソフトを作ればどこでも売れる
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ハードウェア部品メーカーは、360対応で商品開発ができる
-
教育機関は、360準拠の教材で人材育成ができる
つまり、System/360を中心にして、ひとつの“コンピュータ経済圏”ができあがったのです。
🧱 この発想が、今のクラウドやスマホにも続いている
現代では、
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iOSアプリはiPhone・iPadで動く
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Androidアプリは多機種対応
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クラウドソフトは、パソコンでもスマホでも同じように使える
これってすべて、「共通のプラットフォーム上で動かす」というSystem/360の考え方と、まったく同じなんです。
System/360がなければ、今のように「機種を気にせず便利に使える社会」は、もっとずっと遅れていたかもしれません。
🔜 次は:「System/360」って、なぜ“360”なの?
次の章では、「360」という名前に込められた意味や、System/360に込められた“思想”について、さらに深掘りしていきます。
第4章|“360”の意味とコンセプト──あらゆる方向・用途に対応
🔄 「360」は、360度──つまり“全方位”
System/360という名前にある「360」は、360度=全方向に対応するという意味を込めて名づけられました。
会社の仕事も、科学の研究も、学校のデータも──
どんな場所でも、どんな使い方でも、このシリーズひとつで対応できるように。
そういう**「ぜんぶに対応するコンピュータ」**を目指してつくられたのが、System/360だったのです。
🛠️ 小型〜大型まで、すべて同じ設計思想
System/360には、いろんな大きさ・性能のモデルがありました。
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小規模な企業向けの小型モデル
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研究機関や軍用の超高性能モデル
-
銀行や役所など、24時間稼働前提の中型モデル
でもそのどれもが、同じ命令セット・同じOS・同じ接続規格で動いていたのです。
つまり、機種ごとの違いは“サイズ”や“処理速度”だけで、使い方はほぼ変わらないという仕組みでした。
🌱 成長に合わせて“ステップアップ”できる発想
System/360は、最初から**「会社の成長に合わせてアップグレードしていける」**ように設計されていました。
たとえば…
「今は小さな事務処理用のマシンを使ってるけど、数年後にもっと大きな業務にも対応したい」
→ プログラムはそのままで、大型モデルにスムーズに移行!
これは、今で言えば「はじめは安いノートPCから、あとでハイスペックPCに変える」ような感覚に近いです。
ソフトや操作方法を覚え直す必要がないというのは、当時の企業にとってとても大きな安心材料でした。
🧠 「標準化された未来」をつくるためのコンセプト
System/360は、コンピュータをただの“機械”ではなく、社会全体が共通で使える“道具”に変えるための挑戦でした。
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科学者も
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銀行員も
-
公務員も
-
学生も
みんなが同じしくみでコンピュータを使えるようにしようという、壮大な目標がそこにはあったのです。
💬 IBMの当時のスローガンは「Think(考えよ)」
System/360の設計思想には、まさにこの「Think」というキーワードが生きています。
ただ性能を上げるのではなく、“どんな人にも、長く、安心して使ってもらえること”を真剣に考えてつくられたコンピュータだったのです。
🔜 次は:System/360のその後と、現代につながるメインフレームの話
System/360の誕生はゴールではありませんでした。
ここから生まれたシリーズが、やがて世界中の重要なシステムを支え、今でも現役で使われています。
次の章では、その進化と継承の物語をお届けします。
第5章|System/360のその後──“標準の力”は、時代を超えて生き続けた
⏩ System/360は「一代限りの名機」じゃなかった
1964年に誕生したSystem/360は、それだけで終わりではありませんでした。
むしろそこから始まる**長い「標準の時代」**の幕開けだったのです。
IBMはこの成功をもとに、さらに改良を加えたシリーズを次々に発表していきます。
🧬 370 → 390 → zSeries…進化は止まらない
System/360から生まれた代表的な後継機シリーズ:
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System/370(1970年代):性能アップ&仮想化対応
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System/390(1990年代):ネットワークや大規模処理に強化
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zSeries(2000年代〜):クラウド時代にも対応した“現代のメインフレーム”へ進化
そして現在も、「IBM Z」という名前で世界中の大企業や官公庁で現役で使われています。
🏦 今でも“止められないシステム”の中心にある
たとえば次のような場所では、いまもIBMメインフレーム(360の直系の進化系)が活躍中です。
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銀行の取引データ管理
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航空会社の予約システム
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保険会社の契約データベース
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政府の社会保障や税金の管理システム
これらの業務は**「止めてはいけない」「ミスが許されない」**ことばかり。
その信頼性の高さから、いまだにSystem/360の設計思想がベースの仕組みが選ばれているのです。
🪴 「長く使える設計」は、未来への贈り物だった
技術の世界は、新しいものがどんどん生まれて、すぐに古くなると思われがちです。
でも、System/360はその真逆を行きました。
-
はじめから「長く使うこと」を前提に設計された
-
だからこそ、改良しながら“生き続ける”ことができた
-
その思想が、いまも銀行・官公庁・大企業の中核にある
まさに、**時間に耐える“標準の設計”**だったのです。
🔜 次は:なぜSystem/360がここまでの影響力を持てたのか?最後に振り返ろう
いよいよ次は最終章。
System/360が果たした役割と、その後のパソコンやスマートフォンにもどうつながっていったのか──
これまでの流れを一気にまとめて、未来へのヒントにしてみましょう。
第6章|まとめ:標準化が“未来の共通言語”を生んだ
🔄 UNIVACが開けた扉、その先をIBMが整えた
1951年に登場したUNIVAC Iが、商用コンピュータの時代を切り拓いたパイオニアなら、
1964年のSystem/360は、その先にある道をしっかりと舗装して整えた存在でした。
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UNIVACは「初めて売られたコンピュータ」
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System/360は「初めて“長く使える”コンピュータ」
そしてこのSystem/360の登場によって、コンピュータは**“買い替える道具”から、“成長と共に育てる基盤”へと変わった**のです。
🧠 「互換性」や「プラットフォーム」という考え方の出発点
System/360が持ち込んだ革新的な考え方は、今やあたりまえになっています。
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ソフトがどの機種でも動く
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ハードを入れ替えても、学び直し不要
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機種ごとにバラバラではなく、“共通のルール”でつながっている
これはまさに、今のスマホ・パソコン・クラウドに通じる考え方そのもの。
「ユーザーを置き去りにしない」
「未来につなげるための設計をする」
その優しさと賢さが、System/360の本当のすごさだったのです。
🌍 世界中の“ITの言語”をつくったマシン
System/360がなければ──
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ソフト会社は、機種ごとに別製品を開発していたかもしれません
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銀行や役所は、毎回ゼロから学び直しだったかもしれません
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世界のIT産業は、今よりずっと細分化された混乱状態だったかもしれません
つまりSystem/360は、「世界中が共通で使えるITの“言語”」をつくったマシンだったのです。
📱 そして今、私たちの手の中にもその思想がある
iPhoneも、Windowsも、クラウドも──
いま当たり前に使っている便利なデジタル技術は、すべて**「標準化」と「共通設計」の恩恵**で成り立っています。
知らず知らずのうちに、私たちはSystem/360の延長線上に生きている。
その“目に見えない影響力”こそが、このマシンの偉大なところなのです。
🔜 次回は:1971年、ついに「1チップの時代」へ!
次回は1971年。
コンピュータは大型機から一気に「マイクロ化」へ向かいます。
登場するのは──
Intel 4004|世界初の商用マイクロプロセッサ。
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コンピュータがポケットに入るようになる最初の一歩
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小型化、個人化、そしてパソコン時代の幕開けへ…
System/360が整えた“共通の道”を、今度はもっと身近な世界へと引き寄せていく物語が始まります。
▶次に読みたい記事 「商用コンピュータとパソコンの進化」③Intel 4004とは?世界初のマイクロプロセッサと小型コンピュータ時代のはじまり
▶地元企業様や個人事業主様をサポートし、シール・名刺・チラシ・封筒・冊子・伝票からTシャツプリントまで、幅広く承っています。
↑オリジーではTシャツやグッズを作成してます!インスタで作品公開してます!
🖊ブログシリーズ「商用コンピュータとパソコンの進化」はこちらから
まとめ記事▶商用コンピュータとパソコンの進化|UNIVACからWindows95まで50年の歴史を総まとめ
①UNIVAC Iとは?世界初の商用コンピュータが切り開いた“情報の時代”の始まり
②当記事
③Intel 4004とは?世界初のマイクロプロセッサと小型コンピュータ時代のはじまり
④Xerox Altoとは?GUIとマウス操作が生まれた伝説のコンピュータをやさしく解説
⑤Altair BASICとは?ビル・ゲイツが作った“最初のパソコン言語”をやさしく解説
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