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🌀 ポスターやカレンダーが丸まる理由とは?【なぜ筒状で届くのか】
届いたばかりのポスターやカレンダーがクルッと丸まっているのは、**「印刷物を守るため」**です。
大判サイズのポスターは平らなままだと折れやすく、輸送中に角がつぶれてしまうことがあります。
そのため、筒状に巻くことで以下のメリットがあります。
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折れやシワを防止できる
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配送時の衝撃を吸収できる
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コンパクトにして送料を節約できる
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在庫や保管がしやすい
つまり、丸めてあるのは**“丁寧な包装”の証拠**なんです。
印刷所や店舗でも、湿度管理や在庫保管のためにあえて巻いたまま保管しています。
📄 ポスターやカレンダーが“丸まりやすい原因”【紙の性質と繊維方向】
丸めた状態から戻したときにクルンと丸まるのは、紙の性質が関係しています。
主な原因は次の通りです。
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湿度や温度によって形が固定されている
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紙の繊維方向(紙目)が巻き方向と異なる
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厚手の紙やコート紙は反発力が強い
長期間丸めたままだと、紙の繊維がその形を“記憶”してしまうため、すぐには平らになりません。
これを直すには、紙の性質を逆に利用して「ゆっくり癖を戻す」ことが大切です。
🔄 ポスターやカレンダーの丸まりを直す方法①|逆方向に巻いて休ませる
最も手軽で安全な方法が「逆巻きして休ませる」方法です。
紙の繊維をリセットするように、反対方向に軽く巻いて数時間置くだけ。
✅ 手順
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平らな机にポスターを広げる
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丸まり方向と反対にゆるく巻く
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輪ゴムで軽く留める(強く縛らない)
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3〜6時間ほど放置する
短時間でも効果があり、印刷面を傷つけずに自然に平らに戻すことができます。
💧 ポスターの丸まりを直す方法②|湿度と温度を利用して伸ばす
紙は湿度によって柔らかくなり、形を変えやすくなります。
湿気をほんの少し含ませてから伸ばすと、より早くクセを取ることができます。
✅ コツ
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湿気の多い部屋(浴室など)に5〜10分置く
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その後、平らにして重しを置く
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1〜2時間ほど自然乾燥
ただし、水滴がつくとインクのにじみや紙の波打ちが起こるため、距離と時間を守りましょう。
📚 ポスターやカレンダーの丸まりを直す方法③|重しで押さえて自然に伸ばす
古典的ながら効果的なのが「重しで押さえる方法」。
平らな状態を長時間保つことで、紙が徐々にまっすぐに戻ります。
✅ 手順
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平らなテーブルに広げる
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四隅に分厚い本やカタログを置く
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1日ほど放置
印刷面に直接重しを乗せると傷つくため、コピー用紙や布を1枚挟むのがポイントです。
時間はかかりますが、確実にクセを取ることができます。
⚠️ 絶対NG!ポスターの丸まりを直すときの注意点【アイロン・スチームは危険】
「アイロンを当てれば早いのでは?」──これは絶対NGです。
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熱でインクやコーティングが変色する
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紙が縮む・波打つ
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表面がテカって修復不能になる
特に光沢紙やラミネート加工されたカレンダーは熱に非常に弱いため、要注意。
どうしても乾かす場合は、20cm以上離してドライヤーの温風を軽く当てる程度に留めましょう。
🧾 ポスターやカレンダーを丸まりにくく保管する方法【再発防止のコツ】
一度クセを取っても、保管方法が悪いと再び丸まってしまいます。
以下のポイントを意識して、長くきれいに飾りましょう。
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平置きまたは壁掛けで保管する
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丸めるときは“逆巻き”でゆるく
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湿気の少ない環境に置く
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ビニール袋に入れっぱなしにしない
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長期保管は「ポスターファイル」や「アクリルフレーム」がおすすめ
これだけで再発をかなり防げます。
特に湿度管理は、印刷物を守るうえで最も重要なポイントです。
🪶 まとめ|ポスターやカレンダーの丸まりは“焦らずゆっくり”直すのが正解
ポスターやカレンダーの巻きグセは、紙の性質による自然な反応です。
焦らず、逆巻き → 湿度調整 → 重しの3ステップを行えば、ほとんどの場合きれいに戻ります。
無理に熱を加えたり、力を入れて伸ばすと紙が傷むのでNG。
“時間をかけて自然に戻す”ことが、最も安全で確実な方法です。
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