印刷用語「トンボ」とは?意味・使い方・必要な理由をサクッと解説【デザイン・印刷の基礎知識】

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第0章|導入:印刷データにある謎の十字線

デザインデータを入稿したときに、四隅や端にある小さな十字のマーク。それが**「トンボ」**です。初めてデザインをする人は「何の線?消したほうがいいの?」と疑問に思うはず。しかし、印刷現場では欠かせない大切な情報です。


第1章|トンボとは?意味と役割

トンボ(英語ではcrop marks)は、印刷物の仕上がり位置や断裁位置を示すための目印です。断裁や折加工など、印刷後の仕上げ作業で正確な位置を指定するために使われます。


第2章|なぜ「トンボ」と呼ぶのか

「トンボ」という呼び名は、仕上がり位置を示す細い線がトンボ(蜻蛉)の形に似ていることから来ています。印刷や製版の歴史の中で定着した日本独自の呼称です。


第3章|トンボの種類

印刷データにはいくつかのトンボが配置されています。

  • 仕上がりトンボ:断裁の仕上がり位置を示す線

  • センタートンボ:センター位置を合わせるための線

  • 折りトンボ:折加工やミシン入れなど位置合わせに使う線


第4章|デザイナーが知っておくべきポイント

  • トンボは削除しない:入稿データに必須

  • トリムマーク設定を確認:IllustratorやInDesignのプリセットを活用

  • 塗り足し(3mm)とのセット:断裁ズレを防ぐため必須の知識


第5章|まとめ:正確な印刷のための必須マーク

トンボは見た目のデザインには直接関係ないけれど、印刷物の精度を支える大切な設計図です。印刷会社とのやり取りをスムーズにするためにも、トンボの役割はしっかり押さえておきましょう。


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